【おすすめの復習方法】※2023/4/4更新
復習は勉強の中で最も大切だと言われています。
どんなに問題を解いても復習をしなければ成績を上げるチャンスを逃してしまいます。
人間は本来「忘れる」性質を持っています。
復習をすることで、忘れるはずの記憶を定着させることができます。
人間の脳は「生きる上で必要な情報だ、記憶する必要がある」と判断された時のみ長期記憶として、定着します。
では、勉強した内容を定着させるためにはどのようにすれば良いのでしょうか?
それは、繰り返し何度も復習することが唯一の方法です。
そこで今日は、おすすめの復習法をお伝えします。
まず復習において一番大切なのが、
”解けるようになるまで復習する”
という事です。
何度も繰り返し挑戦して、失敗して、また挑戦しての繰り返しが記憶定着に繋がるのです。
では、どのような問題に時間を割けばよいのでしょう?
問題は分類する事が出来ます。
①解けた問題の中でも自信をもって答えられたもの
→復習しなくてOK!
②解けたけど、なんとなくできたもの
→解き方をきちんと確認して、類題で定着を確認する。
③解けなかったけど、もう一度時間をかけて解いたら出来たもの
→知識はあるので、どの部分に時間が掛かってしまったのか確認して、時間短縮法を考える
④解けなかったけど、解き方を見たら納得出来たもの
→あとは解き方を覚えるだけなので、解き方を見なくてもその問題を解けるようにした後、類題で定着させる
⑤解き方を見ても全く分からないもの
→身近な塾の先生や学校の先生に解き方を解説してもらい、挑戦しましょう。それでも分からない場合は、スルーでOK。正答率が極端に低い問題もあるので気にし過ぎない。
また、時間をおいて復習することも大切です。
一気に行う集中型学習よりも、感覚を置く分散型学習の方が記憶の定着率が上がります。
忘れかけているタイミングで復習を行うことで記憶が定着しやすいのです。
それから、間隔をあけて復習するとその間に覚えた内容が脳内で整理されるそうです。
では具体的にどのくらいの間隔を置いて復習すれば良いのでしょうか?
1回目……1〜2日後
2回目……7日後
3回目……16日後
4回目……35日後
5回目……62日後
に行うと良いという説があります。
これは、人間の記憶が薄れていく時間の平均値を参考に組み立てられたものです。
いかがでしたか?
記憶力定着に必要なのは、インプットよりもアウトプットです。解き方を理解できたら、類題などで何度も挑戦し定着させましょう。