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「学校行きたくない」と言われたら?親の対応と4つの学びの選択肢

2026.02.26

「学校行きたくない」と言われたら?親の対応と4つの学びの選択肢

朝の支度をしながら突然言われた「学校行きたくない」という一言に、胸がぎゅっと苦しくなった経験はありませんか。

この記事では、お子さんが「学校行きたくない」と言ったときの正しい対応法から、フリースクール・オンライン学習・家庭教師といった学びの選択肢、さらには出席扱い制度や助成金情報まで、必要な情報をまとめてご紹介します。

「学校に行けない=終わり」ではありません。お子さんと一緒に前を向くヒントがきっと見つかるはずです。

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目次

「学校行きたくない」は甘えじゃない|まず知っておきたい今の現状

「学校行きたくない」は甘えじゃない|まず知っておきたい今の現状

  • 不登校の子どもは約35万4千人、中学生では15人に1人という現状
  • 教育機会確保法に基づく基本指針で「不登校というだけで問題行動と受け取られないよう配慮」と明確化
  • 「学校復帰」だけを目標にしない新しい支援の考え方が主流に

お子さんから「学校行きたくない」と言われたとき、「甘えているだけでは?」と不安になる方は多いかもしれません。

しかし今の日本では不登校の子どもの数が過去最多を更新し続けており、社会全体の課題として認識が大きく変わってきました

ここでは最新の統計データや法律上の位置づけ、そして「学校復帰」にこだわらない新しい考え方についてお伝えします。

不登校の子どもは約35万4千人|中学生は15人に1人

  • 令和6年度の不登校児童生徒数は約353,970人で過去最多を更新
  • 中学生の約6.8%(15人に1人)が不登校の状態にある
  • 不登校の約4割が専門的な相談・指導等を受けられていない

文部科学省の調査によると、小・中学校における不登校児童生徒数は約353,970人(令和6年度)です。

この数字は過去最多を更新し続けています

特に中学生では全体の約6.8%、つまり約15人に1人が不登校の状態にあります。1クラスに2〜3人いてもおかしくない計算ですね。

「うちの子だけ」と感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、同じ悩みを抱えるご家庭は想像以上に多いのが現実です。さらに不登校のお子さんのうち約4割が専門的な支援につながっていないというデータもあり、早めに情報を得ておくことが大切になります。

教育機会確保法に基づく基本指針で「不登校というだけで問題行動と受け取られないよう配慮」と明確になった

  • 2017年施行の教育機会確保法で不登校への見方が大きく変化
  • 基本指針で「休養の必要性」にも留意すると示されている
  • フリースクールやICT教材での学習も方針として後押しされている

2017年に施行された「教育機会確保法」は、不登校に対する社会の見方を大きく変えた法律です。

基本指針では、不登校というだけで問題行動であると受け取られないよう配慮すると明確に示されています

「学校行きたくない」という気持ちは、怠けでも甘えでもなく、一人ひとりが抱える事情として尊重されるべきもの。基本指針で「休養の必要性」にも留意すると示されたことは、親御さんにとっても大きな安心材料ではないでしょうか。

さらに、フリースクールやICT教材を使った自宅学習など、学校以外の多様な学びの形も方針として後押しされるようになりました。

「学校に行かない=学びを放棄した」ということでは決してありません。

「学校復帰」だけがゴールじゃない時代に変わってきている

  • 文科省のCOCOLOプランで「学校復帰のみを目標にしない」方針が明確化
  • 現在の支援目標は「社会的自立」に変わっている
  • 学校以外で学び続ける子どもたちが年々増加している

かつての不登校支援は「いかに学校に戻すか」が中心でした。

しかし文部科学省が2023年に発表したCOCOLOプランでは、「学校復帰のみを目標にしない」という方針が明確に打ち出されています

現在の支援の目標は「社会的自立」です。お子さんが自分らしく生きていける力を身につけることが最も大切であり、その手段は学校だけに限りません。

フリースクールやオンライン学習など、学校以外で学び続ける子どもたちは年々増えています。大切なのは、お子さん自身が「ここなら安心できる」と思える場所を見つけること。視野を広げて選択肢を探していくことが、結果的にお子さんの回復につながりますよ。

不登校は甘えという誤解について、より詳しく知りたい方は「不登校は甘えという誤解」の記事も参考にしてみてください。

学校に行きたくない理由って?子どもが抱えている本当の気持ち

学校に行きたくない理由って?子どもが抱えている本当の気持ち

  • 人間関係のストレスが不登校のきっかけになるケースが多い
  • 勉強の遅れが自己肯定感の低下につながることも
  • 朝の身体症状は心と体のSOSである可能性がある
  • 理由がはっきりしないケースも意外と多い

「学校行きたくない」の裏には、子どもなりの切実な理由が隠れています。

ただし、その理由をお子さん自身がうまく言葉にできないことも多いものです。

ここでは代表的な理由を4つに分けてご紹介します。お子さんの気持ちを理解するヒントとして参考にしてみてください。

友達や先生との人間関係がつらい

  • 人間関係のトラブルやストレスが不登校のきっかけになりやすい
  • SNS上のやりとりも子どものストレス要因になっている
  • 先生との関係が合わないケースも見過ごせない

不登校のきっかけとして多いのが、人間関係のトラブルやストレスです。

友達とのすれ違い、グループからの疎外感、SNS上でのやりとりなど、大人が想像する以上に子どもたちは心を砕いています。

特に中学生になると人間関係が複雑になり、「空気を読む」ことに疲弊するお子さんも少なくありません。いじめとまではいかなくても、教室にいること自体がストレスになるケースは非常に多いですね。

また、先生との関係がうまくいかないことも見過ごせない要因です。お子さんが学校の話を避けるようになったら、何か抱えているサインかもしれません。

勉強についていけない不安|「わからない」が積み重なる

  • 一度つまずくと「わからない」が雪だるま式に膨らむ
  • テストの低得点が自己肯定感の低下につながる
  • つまずきを解消する体験が学ぶ意欲の回復につながる

授業の内容が理解できないまま先に進んでしまう経験は、想像以上に子どもの心を追い詰めます。

一度つまずくとそこから先の内容も分からなくなり、「わからない」が雪だるま式に膨らんでいくのです。

特に算数・数学や英語のように積み上げ型の教科では、基礎でつまずくと授業を受けること自体が苦痛になります。テストのたびに低い点数を突きつけられることで、「自分はダメだ」という思い込みが強くなることもあるでしょう。

逆に言えば、つまずいたポイントまで戻って「わかった!」という体験ができれば、学ぶ意欲を取り戻すお子さんは多いです。

不登校のお子さんの勉強について気になる方は「不登校の子が勉強しないときの対応」も参考にしてみてください。

朝起きられない・お腹が痛い|それは心と体のSOS

  • 身体症状は仮病ではなく心と体が発するSOS
  • 起立性調節障害(OD)という病気の可能性もある
  • 身体症状が続く場合はまず小児科を受診することが大切

「朝になるとお腹が痛い」「頭痛がして起き上がれない」。

これらの身体症状は、仮病ではなく心と体が発するSOSである可能性が高いです。

ストレスが強くなると自律神経のバランスが乱れ、身体に不調が出ることは医学的にも認められています。起立性調節障害(OD)と診断がつくケースもあり、朝起きられないこと自体が病気の症状であることも珍しくありません。

学校がない日や夕方には改善することが多いため「ずる休みでは」と誤解されがちですが、本人は本当に苦しんでいます。

身体症状が続く場合は、まず小児科を受診して身体的な原因を確認しましょう。

理由がはっきりしないケースも実は多い

  • お子さん自身が本当に理由が分からないケースは意外と多い
  • 複数の小さなストレスが複合的に絡み合っていることがある
  • 理由の追及よりも気持ちを受け止めることが最優先

「なぜ学校に行きたくないの?」と聞いても、お子さん自身が「わからない」と答えることがあります。

これは嘘でも隠しているわけでもありません。本当に理由が分からないケースは意外と多いのです。

人間関係の微妙な緊張、勉強へのプレッシャー、環境の変化など、複数の小さなストレスが積み重なって限界を超えた場合、どれか一つを「原因」として特定するのは難しくなります。

理由がはっきりしない場合でも、「行きたくない」という気持ちそのものを受け止めることが最優先です。

小学生の不登校について詳しく知りたい方は「小学生の不登校の原因と対応」もあわせてご覧ください。

「学校行きたくない」と言われたとき親がやるべきこと・やってはいけないこと

  • まずは「休んでいいよ」と伝え、無理に理由を聞き出さない
  • 「行きなさい」「みんな行ってるよ」は逆効果になることが多い
  • ゲームやスマホの取り上げは慎重に判断する
  • 一人で抱え込まず、スクールカウンセラーや支援センターに相談を

お子さんから「学校行きたくない」と言われたとき、焦りや不安から思わず強い言葉を返してしまうこともあるでしょう。

しかし、最初の対応がその後の回復を大きく左右します。ここでは「やるべきこと」と「やってはいけないこと」を整理してご紹介します。

まずは「休んでいいよ」の一言から|理由を無理に聞き出さない

  • 「休んでいいよ」の一言が回復への第一歩になる
  • 理由を問い詰めると心を閉ざしてしまうリスクがある
  • 心に余裕が戻れば自然と話してくれることが多い

お子さんが「学校行きたくない」と訴えたとき、最も大切なのは「休んでいいよ」と伝えることです。

子どもにとって「学校に行きたくない」と親に言うこと自体が、大きな勇気を必要とする行動です。そこで理由を問い詰められると、心を閉ざしてしまったり、本音を隠すようになってしまいます。

まずは「つらかったね」「言ってくれてありがとう」と受け止める姿勢を見せましょう。お子さんが安心して過ごせる時間を確保することが、回復への第一歩になります。

理由は、お子さん自身の心に余裕が戻ってきたタイミングで自然と話してくれることが多いですよ。焦らず待つことが、信頼関係を守る最善の方法です。

「行きなさい」「みんな行ってるよ」は逆効果になる理由

  • 登校の強要はお子さんの状態を悪化させるリスクがある
  • 他の子との比較は自己肯定感をさらに低下させる
  • 「休ませること=甘やかすこと」ではないと理解することが大切

「今日だけでも行ってみなさい」「みんな頑張ってるのに」。親としてつい口にしたくなる言葉ですが、登校の強要や他の子との比較は、お子さんの状態を悪化させるリスクがあります

無理に登校させた結果、教室で体調を崩したり、パニックを起こしたりするケースも報告されています。一時的に登校できたとしても根本的な解決にはならず、かえって回復を遅らせてしまうことが多いですね。

お子さん自身も「みんなは行けているのに自分だけ行けない」という事実を誰よりも痛感しています。そこに追い打ちをかける言葉は、自己肯定感をさらに低下させ、「自分はダメな人間だ」という思い込みを強めてしまうのです。

比較の言葉の代わりに、「今日は朝ごはん食べられたね」「自分から本を手に取ったね」など、お子さん自身の小さな変化や努力に目を向けてみてください。

「休ませること=甘やかすこと」ではありません。必要な休養を与えることは、お子さんの心を守るための積極的な行動です。

ゲームやスマホの取り上げは慎重に|心の避難場所を奪わない

  • ゲームやスマホは心の安定を保つ「避難場所」として機能していることがある
  • いきなり取り上げるのではなく段階的にルールを決めるのが効果的
  • 心に余裕が戻れば自然と他の活動にも興味を示すようになる

学校に行かず一日中ゲームやスマホを触っているお子さんを見ると、「取り上げたほうがいいのでは」と考えるかもしれません。

しかし、これは逆効果になることが多いのです。

不登校のお子さんにとって、ゲームやスマホは心の安定を保つための「避難場所」として機能していることがあります。学校で感じていたストレスや不安から一時的に距離を取り、自分を守る手段になっているケースが少なくありません。

昼夜逆転や依存的な使用が続く場合は対応が必要ですが、いきなり取り上げるのではなく、お子さんと話し合いながら段階的にルールを決めていくのが効果的です。

心に余裕が戻ってくると、自然とゲーム以外の活動にも興味を示すようになりますよ。

一人で抱え込まないで!第三者に相談しよう

  • スクールカウンセラーは親だけでの相談も可能で無料
  • 自治体の不登校支援センターでは学習支援や居場所の提供もある

お子さんの不登校に直面すると、親御さん自身も大きなストレスを抱えます。

「自分の育て方が悪かったのでは」と自分を責めてしまう方も少なくありません。

だからこそ、一人で抱え込まず第三者に相談することがとても重要です。専門家に相談することで、お子さんの状態を客観的に把握でき、具体的な対処法を教えてもらえます。

スクールカウンセラーや教育相談窓口を活用してみよう

多くの学校にはスクールカウンセラーが配置されており、無料で相談できます。

お子さんだけでなく、親御さんだけでの相談も可能です。

学校に直接相談しにくい場合は、各自治体の教育委員会が設置している教育相談窓口を利用する方法もあります。電話やメールで気軽に相談できる窓口も増えていますので、まずは問い合わせてみてください。

自治体の不登校支援センターに相談する方法

全国の自治体には、不登校の子どもと家庭を支援する専門機関が設置されています。

「教育支援センター(適応指導教室)」や「子ども家庭支援センター」などがその代表です。

学習支援や居場所の提供、親御さん向けの相談会なども実施しています。お住まいの自治体のホームページで「不登校 相談」と検索すると、最寄りの窓口が見つかりますよ。

学校に行かなくても学べる!知っておきたい4つの選択肢

  • フリースクールは学びの場と安心できる居場所の両方の役割がある
  • オンライン学習(ICT教材)なら自宅で自分のペースで学習できる
  • 家庭教師は一対一指導で不登校の子どもとの相性が良い
  • 教育支援センター(適応指導教室)は無料で通える公的な居場所

学校に行けなくなったとしても、お子さんの学びが止まるわけではありません。

現在は学校以外にもさまざまな学びの場が用意されており、お子さんの状態や性格に合った選択肢を見つけることができます

ここでは代表的な4つの学びの選択肢について、それぞれの特徴をご紹介します。

フリースクール|学びの場と安心できる居場所の両方

  • 一人ひとりの興味やペースに合わせた学びが特徴
  • 「安心できる居場所」として自己肯定感の回復に役立つ
  • 費用は月額3〜5万円程度が相場で助成制度もある

フリースクールとは、不登校の子どもたちが通える民間の教育施設です。

学校のような画一的なカリキュラムではなく、一人ひとりの興味やペースに合わせた学びを大切にしています。

フリースクールの大きな役割は「安心できる居場所」としての機能です。家でも学校でもない第三の場所で、同じ経験を持つ仲間と過ごすことで、自己肯定感の回復につながるケースが多く報告されています。

費用は施設によって異なりますが、月額で約3〜5万円程度が相場です。東京都など一部の自治体では助成制度も設けられていますので、後ほど詳しくご紹介しますね。

オンライン学習(ICT教材)|自宅で自分のペースで進められる

  • 自宅で取り組めるため外出が難しいお子さんに最適
  • AI搭載の無学年方式で苦手なところまで自動的に戻れる
  • 一定の要件を満たせば学校の出席扱いになる場合もある

外出が難しいお子さんにとって、自宅で取り組めるオンライン学習やICT教材は心強い味方です。

最近のICT教材は、AIが理解度を分析してつまずいた単元まで自動的に戻ってくれる「無学年方式」を採用しているものが増えています。学年に関係なく苦手なところから始められるため、「わからない」が解消されやすいですね。

対人ストレスがないことも大きなメリットです。さらに、一定の要件を満たせば学校の出席扱いになる場合もあります。詳しくはこの記事の後半で解説しますね。

家庭教師|一対一で安心、学校行きたくない子にこそおすすめ

  • マンツーマン指導でお子さんのペースに合わせた学びが可能
  • 先生との信頼関係が勉強以外の心の支えにもなる
  • 家庭教師を活用した学習が出席扱いの対象になるケースもある

家庭教師は、不登校のお子さんにとって非常に相性の良い学習手段の一つです。

完全な一対一指導なので、お子さんのペースに合わせて丁寧に教えてもらうことができます

集団の中で学ぶことに抵抗があるお子さんでも、マンツーマンなら安心して質問できます。先生との信頼関係が築けると、勉強だけでなく日々の悩みを話せる存在になることも多いのです。

訪問型だけでなくオンラインで指導を受けられるサービスも増えており、不登校の子どもに特化したコースやカウンセラーが在籍するセンターもあります。出席扱いの対象になるケースもあるため、学力の維持と出席日数の確保を同時に目指せる点も見逃せません。

ランナーの不登校サポートについて詳しくは「不登校サポートコース」をご覧ください。

教育支援センター(適応指導教室)|無料の公的な居場所

  • 教育委員会が運営する公的施設で費用が無料または安価
  • 通所が学校の出席扱いとなるケースが多い
  • 全国に1,743カ所設置されている

教育支援センター(旧称:適応指導教室)は、各自治体の教育委員会が運営する公的な不登校支援施設です。

公的機関が運営しているため費用が無料、または非常に安価という大きなメリットがあります。

通所することで学校の出席扱いとなるケースも多く、在籍校と連携しながら支援を受けられます。全国に1,743カ所設置されていますが、認知度が低いためにその存在を知らないご家庭も多いのが現状です。

費用面のハードルが低いため、学校の代わりとなる学びの場を探している方は、まずこちらの施設を検討してみることをおすすめします。

お住まいの地域の教育委員会に問い合わせれば、最寄りのセンターを案内してもらえますよ。

【4つの選択肢を比較】費用・特徴・出席扱い対応が一目でわかる

項目 フリースクール オンライン学習(ICT教材) 家庭教師 教育支援センター
月額費用の目安 3〜5万円 1,000〜10,000円程度 1コマ900円〜(週1回60分で月約12,000〜15,000円) 無料または安価
対象年齢 小〜高 小〜高 小〜高 主に小〜中
通学/自宅 通学 自宅 自宅(訪問またはオンライン) 通学
出席扱い対応 学校との連携で可能な場合あり 一定要件で可能 一定要件で可能 多くの場合可能
人との関わり あり(少人数の仲間) 少ない 先生と一対一 あり(少人数)
こんな子におすすめ 居場所がほしい・仲間と過ごしたい 外出が難しい・自分のペースで学びたい 個別の学力サポートが必要・人間関係が苦手 費用を抑えたい・公的な支援を受けたい
  • 4つの学びの選択肢を費用・特徴・出席扱い対応で比較
  • お子さんの状態や家庭の状況に合わせて選ぶことが大切
  • 複数の選択肢を組み合わせるのも一つの方法

ここまでご紹介した4つの学びの選択肢を、一覧表で比較してみましょう。

お子さんの状態やご家庭の状況に合わせて、最適な選択肢を見つけるための参考にしてください。

どの選択肢が正解ということはなく、お子さんの状態に合わせて柔軟に選ぶことが大切です。複数の選択肢を組み合わせるのも一つの方法ですね。

不登校のお子さんの勉強の遅れが気になる方は、「不登校の勉強の遅れを取り戻す方法」も参考にしてみてください。

出席扱い制度って知ってる?学校に行かなくても出席になる仕組み

  • 文科省が示した7つの要件を満たせば自宅学習で出席扱いになる場合がある
  • 出席扱いの可否は校長が最終判断するため連携がカギ
  • ICT教材や家庭教師を活用した出席扱いの実例がある

「学校に行っていないと出席日数が足りなくなるのでは」という心配を持つ親御さんは非常に多いです。

しかし、一定の要件を満たせば、自宅での学習活動も学校の出席として認められる制度があることをご存じでしょうか。

この「出席扱い制度」について、要件や実際の活用方法を詳しく解説します。

文科省が示した「自宅学習で出席扱い」の7つの要件とは

  • 保護者と学校の連携・協力関係が前提条件
  • ICT教材の活用や対面指導が適切に行われていることが必要
  • 校長が要件を総合的に判断して出席扱いの可否を決定する

文部科学省は、不登校の児童生徒がICT等を活用して自宅で学習した場合に出席扱いとすることを認めています。

そのための要件は主に以下の7つです。

①保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていること
②ICT等や郵送、FAXなどを活用して提供される学習活動であること
③学習活動を行う場所において、訪問等による対面指導が定期的かつ継続的に行われること
④当該学習活動が、児童生徒の理解の程度を踏まえた計画的な学習プログラムであること
⑤校長が対面指導や学習活動の状況等について十分に把握していること
⑥病気その他やむを得ない事情により、学校外の公的機関や民間施設等で相談・指導等を受けられない場合に行われる学習活動であること
⑦学習活動の成果を評価に反映する場合には、学習活動の実施計画や内容が学校の教育課程に照らして適切であると判断されること

校長がこれらの要件を総合的に判断して出席扱いの可否を決定する仕組みです。

お子さんの努力が正当に報われる道が開かれていますので、具体的に検討する際は担任の先生や教育委員会に相談してみてください。

出席扱いを認めてもらうには校長との連携がカギ

  • 最終判断は校長に委ねられているため関係構築が重要
  • 学習内容や学習量を具体的に示せると説得力が増す
  • 文科省の通知文を持参するなど情報提供の姿勢も大切

出席扱い制度で最も重要なのは、最終的な判断が校長に委ねられているという点です。

校長先生との良好な関係構築と丁寧なコミュニケーションがカギになります。

まずは担任の先生に出席扱い制度を利用したい旨を伝え、校長先生との面談の機会を設けてもらいましょう。お子さんがどのような教材で、どれくらいの学習量をこなしているかを具体的に示せると説得力が増します。

ICT教材の場合は学習履歴が自動的に記録されるものが多く、根拠資料として提出できます。家庭教師を利用している場合は、指導報告書を学校に提出する形で連携が可能です。

制度の認知度が低い学校もまだ存在しますので、文部科学省の通知文を持参するなど、こちらから情報提供する姿勢も大切ですね。

ICT教材や家庭教師を活用した出席扱いの実例を紹介

  • ICT教材で学習履歴を提出し出席扱いを認められた実例がある
  • 家庭教師の指導報告書を活用して出席扱いとなったケースも
  • 学習の記録を目に見える形で残すことが承認のポイント

出席扱い制度を実際に活用しているご家庭の事例をご紹介します。

たとえば、ICT教材「すらら」を使って自宅学習を続け、学習履歴を定期的に学校に提出することで出席扱いを認められたケースがあります。学習の進捗がデータで「見える化」されるため、学校側も判断しやすいのがポイントです。

また、家庭教師を活用したケースでは、指導報告書を学校に提出し、校長の承認を得て出席扱いとなった事例もあります。

家庭教師の先生が学校と直接連絡を取り合ってくれるサービスを選ぶと、保護者の負担が軽減されます

重要なのは、学校側に「この学習は教育的に意義がある」と認めてもらうこと。学習の記録を目に見える形で残しておくことをおすすめします。

出席扱いが認められると、お子さん自身も「自分の頑張りが認められた」と感じ、学習へのモチベーション向上につながるケースが多いですよ。

  • 不登校対応の実績やコースがあるかを最優先で確認
  • 先生との相性が最も重要なので無料体験は必ず受ける
  • 高額教材の有無と料金体系の透明性を事前にチェック
  • オンラインと訪問はお子さんの状態に合わせて選ぶ

学校行きたくないお子さんの学習手段として、家庭教師は非常に有力な選択肢です。ただし家庭教師センターは数多く存在し、特徴や料金体系もさまざまです。

ここでは不登校のお子さんに合った家庭教師の選び方と、おすすめのサービスをご紹介します。

不登校対応の実績やコースがあるかチェックしよう

  • 不登校専門コースや発達障害への理解があるかを確認
  • 専門カウンセラーが在籍するセンターなら心理面もサポート可能
  • 出席扱い制度への対応実績も判断材料になる

家庭教師センターを選ぶ際に最も重視したいのが、不登校のお子さんへの対応実績です。

不登校の子どもへの指導は学力を上げることだけが目的ではなく、心のケアやコミュニケーションの取り方にも配慮が必要です。

具体的には、不登校専門のコースが用意されているか、発達障害や学習障害への理解があるスタッフが在籍しているかを確認しましょう。出席扱い制度への対応実績がある会社を選ぶと、学校との連携もスムーズに進みやすくなります。

先生との相性が大事!無料体験は必ず受けてみて

  • お子さんと先生の相性が家庭教師選びで最も重要
  • 体験授業の担当がそのまま正式担当になるか必ず確認を
  • 相性が合わない場合に無料で交代できるかもチェック

家庭教師選びで最も大切なのは、お子さんと先生の相性です。

どんなに評判の良いセンターでも、担当の先生との相性が合わなければお子さんの心を開くことはできません。

ほとんどの家庭教師センターでは無料の体験授業を用意しています。先生の教え方だけでなく、お子さんとの会話のテンポや雰囲気が合うかどうかを見てみてください。

お子さんが体験後に笑顔を見せたり、「またやりたい」と言ってくれたりしたら良いサインです。

体験授業を担当した先生がそのまま正式な担当になるかどうかも確認しておきましょう。相性が合わない場合に無料で先生を交代できるかも重要なチェックポイントですね。

料金体系は明確?高額教材の有無を事前に確認しよう

  • 高額教材の販売による料金トラブルが多い
  • 入会金・管理費・教材費・交通費・解約違約金を必ず確認
  • 月謝制でいつでも解約できるシステムかどうかが重要

家庭教師センターの料金トラブルで多いのが、高額な教材の販売です。

「月々の指導料は安いけれど、入会時に数十万円分の教材を購入させられた」というケースは残念ながら今も存在します

料金体系が明確で、指導料以外に何がかかるのかを事前にしっかり説明してくれるセンターを選びましょう。入会金、管理費、教材費、交通費、解約時の違約金の有無は必ず確認してください。

手持ちの教科書や市販の参考書で指導してくれるセンターであれば、教材費の心配はありません。月謝制で、いつでも解約できるシステムかどうかも重要なポイントです。

不明な点があれば契約前に必ず質問し、書面で費用の内訳を確認してから申し込むようにしましょう。

オンラインと訪問どっちがいい?子どもの状態に合わせて選ぼう

  • 訪問型は対面ならではの温かみある指導が魅力
  • オンライン型は人と顔を合わせることに抵抗がある場合に最適
  • 最初はオンラインから始めて慣れたら訪問に切り替えるのもおすすめ

家庭教師の指導形態は「訪問型」と「オンライン型」の2種類があります。

どちらが良いかはお子さんの状態によって異なります。

訪問型は先生が自宅に来てくれるため、対面ならではの温かみのある指導を受けられます。一方、オンライン型は人と顔を合わせることに強い抵抗がある場合や外出が難しい場合に安心です。全国どこからでも受講でき、交通費もかかりません。

多くの家庭教師センターでは訪問とオンラインの両方に対応していますので、最初はオンラインから始めて慣れてきたら訪問に切り替えるという方法もおすすめです。

ランナーの「オンライン指導コース」なら、全国どこからでも受講できますよ。

家庭教師のランナー|不登校・発達障害の専門カウンセラーが在籍で安心

家庭教師のランナー

  • 創業21年・累計指導3万人超、講師14万人の国内最大級の実績
  • 不登校・発達障害の専門カウンセラーと発達障がいコミュニケーション指導者が在籍
  • 小・中学生1コマ30分900円の良心的な料金体系
  • 兄弟・友達の2人同時指導で2人目以降の料金が半額以下

学校行きたくないお子さんの家庭教師選びで、選択肢の一つとしてご紹介したいのが「家庭教師のランナー」です。

創業21年、累計30,034人の指導実績を持ち、「勉強が苦手な子専門」を掲げる家庭教師グループです。

ランナーの最大の強みは、不登校や発達障害のお子さんに特化した専門カウンセラーが在籍している点です。発達障がいコミュニケーション指導者の資格を持つスタッフも在籍しており、お子さん一人ひとりの特性に合わせた丁寧な対応が期待できます。

料金面も非常に良心的で、小・中学生は1コマ30分あたり900円(高校生は1,000円)。週1回60分であれば月約12,000〜15,000円程度から利用できます。

講師数は約14万人と国内最大級で、お子さんに合った先生を見つけやすいのも魅力です。2024年の第一志望合格率は97.5%という実績もあります。

オンライン指導にも対応しており、全国どこからでも受講可能です。

無料体験レッスンでは、お子さんに合った勉強のやり方を提案します。無理な勧誘を控えているので、「まずは話を聞いてみたい」という方も気軽に試してみてはいかがでしょうか。

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学校行きたくない子の親が使える支援制度・相談窓口まとめ

  • 東京都はフリースクール利用料を月額最大2万円助成
  • 大阪市は小学5年生〜中学3年生対象に月1万円の塾代助成カードを交付
  • 文部科学省が案内している相談窓口や消費者ホットライン(188)が利用可能

不登校のお子さんを支えるために、国や自治体はさまざまな支援制度や相談窓口を設けています。

費用面の負担を軽減する助成制度から、困ったときにすぐ相談できる窓口まで、知っておくと心強い情報をまとめました。

自治体の補助金・助成制度を活用しよう

  • 東京都のフリースクール等利用料助成は月額上限2万円
  • 大阪市の塾代助成カードは月1万円で家庭教師にも使える
  • お住まいの自治体でも同様の制度がないか調べてみよう

フリースクールや学校外の学習サービスを利用する際、費用が大きなハードルになることがあります。

しかし近年は、不登校の子どもの学び支援を目的とした助成制度を設ける自治体が増えてきています。

東京都のフリースクール等利用料助成(月額上限2万円)

東京都では、不登校の児童生徒がフリースクール等の民間施設を利用する際に、利用料の一部を助成する制度があります。

助成額は月額上限2万円で、フリースクールの費用負担を大幅に軽減できます。

対象となる施設やお子さんの条件がありますので、詳細は東京都教育委員会のホームページで最新情報を確認してください。

大阪市の塾代助成カード(月1万円)

大阪市では、小学5年生〜中学3年生の保護者を対象に月額1万円分の塾代助成カードを交付する制度があります。

学習塾だけでなく、家庭教師や文化・スポーツ教室など幅広い用途で利用できるのが特徴です。

お住まいの自治体でも同様の制度がないか、一度調べてみることをおすすめします。

困ったときの相談先はここ!

  • 文部科学省が案内している相談窓口で不登校について相談できる
  • 消費者ホットライン(188)で教育サービスの契約トラブルにも対応

不登校に関する悩みは一人で抱え込まず、専門の相談窓口を積極的に活用しましょう。

無料で相談できる公的な窓口は全国に用意されています

文部科学省が案内している相談窓口に問い合わせる方法

文部科学省では、不登校を含む教育に関する相談窓口を案内しています。

「どこに相談すればいいか分からない」という場合は、まずお住まいの自治体の教育委員会に電話してみてください。適切な相談先を案内してもらえます。

消費者ホットライン(188)でトラブル相談もできる

教育サービスの契約トラブルや高額教材の購入で困った場合は、消費者ホットライン「188」(いやや)に電話しましょう。

最寄りの消費生活センターにつながり、専門の相談員が対応してくれます。契約後に不安を感じたら、早めに相談することが大切です。

「学校行きたくない」に関するよくある質問

  • 不登校でも高校受験は可能で通信制や定時制も選べる
  • フリースクールへの通学は法的に認められた教育の形
  • 復帰のタイミングはお子さん自身が動き出すサインを待つことが大切

学校行きたくないお子さんを持つ親御さんから寄せられることの多い質問をまとめました。気になるポイントについてお答えします。

不登校でも高校受験はできるの?進学への影響を解説

  • 不登校でも高校受験は可能で進学の道は閉ざされない
  • 不登校生徒向けの特別な入試枠がある都道府県もある
  • 通信制高校は自宅学習中心で不登校経験者の受け入れに積極的

結論から言うと、不登校でも高校受験は可能です。

高校の種類や受験方式によって対応はさまざまですが、進学の道が閉ざされることはありません。

全日制高校の場合、内申点が不足するケースがありますが、学力試験の結果を重視する高校や、不登校生徒向けの特別な入試枠を設けている都道府県もあります。

通信制高校や定時制高校は入学のハードルが比較的低く、不登校経験者を多く受け入れています。

進学について不安がある場合は、早い段階から情報を集めておくことで選択肢が広がります。不登校の中学生の進路について詳しくは「不登校中学生の進路の選択肢」をご覧ください。

フリースクールに通うのは甘え?法的な位置づけを確認しよう

  • フリースクールへの通学は法的に認められた教育の形
  • フリースクール通学で出席扱いとなるケースも増えている
  • フリースクールは「多様な学びを保障する場」

フリースクールへの通学は甘えではありません

教育機会確保法において、学校以外の場での学習活動は正式に認められた教育の形です。

文部科学省もフリースクールと学校の連携を推進しており、出席扱いとなるケースも増えています。法的に見ても「怠けている子どもの逃げ場所」ではなく「多様な学びを保障する場」です。

お子さんにとって安心できる環境で学べることが最も大切ではないでしょうか。フリースクールで自己肯定感を取り戻し、その後の進学や社会参加につなげているお子さんは数多くいますよ。

いつまで休ませればいいの?復帰のタイミングの考え方

  • 回復のペースはお子さんによって大きく異なる
  • 本人が動き出すサインを見逃さないことが大切
  • 復帰を急がせると「揺り戻し」が起きやすい

「いつまで休ませればいいのか」は、多くの親御さんが最も悩むポイントです。

残念ながら「○日休めば回復する」という明確な基準はありません。

大切なのは、「本人が動き出すサインを見逃さない」ことです。学校の話題を自分から口にするようになった、外出への抵抗が減ってきた、「ちょっと行ってみようかな」と言い始めた。

こうした小さな変化がサインになります。

焦って復帰を急がせると、一時的に登校できてもすぐに再び行けなくなる「揺り戻し」が起きやすくなります。学校復帰だけにこだわらず、フリースクールや家庭教師といった別の学びの場に少しずつ慣れていくことも立派な前進です。

お子さんのペースを信じて、小さな一歩を一緒に喜んであげてくださいね。

「学校行きたくない」と言われても大丈夫|親子で前に進むためにまとめ

  • ・不登校の子どもは約35万4千人。教育機会確保法に基づく基本指針で「不登校というだけで問題行動と受け取られないよう配慮」と明確化されている
  • ・まず「休んでいいよ」と伝え、理由を問い詰めず安心できる環境をつくることが最優先
  • ・フリースクール・オンライン学習・家庭教師・教育支援センターなど学校以外の選択肢が豊富にある
  • ・出席扱い制度を活用すれば学校に行かなくても出席として認められる場合がある
  • ・親も一人で抱え込まず、支援制度や相談窓口を積極的に活用しよう

「学校行きたくない」というお子さんの言葉は、多くの親御さんにとって不安なものです。

しかし、今の時代は不登校を取り巻く環境が大きく変わっています。

教育機会確保法に基づく基本指針によって「不登校というだけで問題行動と受け取られないよう配慮」と明確に示され、学校復帰だけを目標にするのではなく、お子さん一人ひとりの社会的自立を目指す考え方が主流になりました。

お子さんが「行きたくない」と言ったときは、まず「休んでいいよ」と伝え、無理に理由を聞き出さないことが大切です。一人で抱え込まず、スクールカウンセラーや自治体の相談窓口に早めにつながりましょう。

学びの選択肢も豊富です。フリースクール、オンライン学習、家庭教師、教育支援センターなど、お子さんの状態に合った方法を選ぶことができます。

出席扱い制度や自治体の助成制度を活用すれば、費用面の心配も軽減できるかもしれません。

大切なのは、お子さんのペースを信じて焦らず見守ること。そして、親御さん自身も一人で頑張りすぎないこと。お子さんと一緒に、少しずつ前を向いて歩んでいきましょう。

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