mamome(ママのモヤッとメディア)

  • 不登校向けの家庭教師
  • 勉強法

不登校の小学生はどうする?原因・親の対応・学び方ガイド【2026年】

2026.02.26

不登校の小学生はどうする?原因・親の対応・学び方ガイド【2026年】

「うちの子が学校に行きたがらない…」「このまま不登校が続いたら、将来どうなるんだろう…」そんな不安を抱えている保護者の方は、決してあなただけではありません。

文部科学省の最新調査(令和6年度)によると、不登校の小中学生は35万3,970人にのぼり、12年連続で過去最多を更新しました。小学生だけでも13万7,704人と、10年前の約5.3倍です。

でも、希望もあります。増加率は前年度の15.9%から2.2%に大幅低下し、国の支援策が効果を見せ始めているとも考えられます。大切なのは、原因を正しく理解し、お子さんに合った対応を見つけていくこと。

この記事では最新データに基づく現状分析から、親の対応法、出席扱いになるICT制度、学びの選択肢の比較、助成金まで必要な情報をすべてまとめました。

ぜひ最後まで読んで、お子さんに合った一歩を見つけてくださいね。

ランナーの無料体験はこちら!

目次

不登校の小学生が増えているって本当?最新データで現状を知ろう

不登校の小学生が増えているって本当?最新データで現状を知ろう

  • 不登校の小中学生は35万3,970人で過去最多、12年連続で増加中
  • 最大の要因は「学校生活に対してやる気が出ない」で全体の30.1%
  • 専門的な支援につながれていない家庭が約4割もいる

不登校の小学生は年々増加しており、もはや「うちには関係ない」と言える状況ではありません。

まずは文部科学省の最新データをもとに、今どんな状況にあるのかを把握しておきましょう。

不登校の小中学生は過去最多の35万人超!12年連続で増えている

  • 令和6年度の不登校児童生徒数は小・中学校合わせて35万3,970人
  • 小学生だけで13万7,704人、10年前の約5.3倍に増加
  • 1,000人あたり38.6人、ひとクラスに1人以上の計算になる

文部科学省が2025年10月に公表した「令和6年度 児童生徒の問題行動・不登校等生徒指導上の諸課題に関する調査」によると、小・中学校における不登校児童生徒数は35万3,970人でした。

前年度の34万6,482人から7,488人増加し、12年連続で過去最多を更新しています。

内訳を見ると、小学生の不登校は13万7,704人(前年度比+7,334人)、中学生は21万6,266人(前年度比+154人)。特に小学生の増加が目立っており、10年前と比較すると約5.3倍にまで膨らんでいます。

1,000人あたりの不登校人数は38.6人で、ひとクラスに1人以上は不登校の児童がいる計算です。

一方で増加率は2.2%と前年度の15.9%から大きく低下しており、国のCOCOLOプランなどの支援策が徐々に効果を見せ始めているとも考えられます。ただし数の増加自体は続いており、不登校は構造的な課題として捉える必要がありますね。

最大の原因は「学校生活に対してやる気が出ない」って知ってた?

  • 不登校要因の第1位は「学校生活に対してやる気が出ない」で30.1%
  • 「生活リズムの不調」25.0%、「不安・抑うつ」24.3%が続く
  • お子さん自身も理由がわからないケースが多い

「いじめ」が主な原因と思われがちですが、実際のデータは少し異なります。

令和6年度調査で最も多かった要因は「学校生活に対してやる気が出ない」で30.1%でした。

次いで「生活リズムの不調」が25.0%、「不安・抑うつ」が24.3%と続いています。小学生に限ると「親子の関わり方」が16.9%、「学業の不振」が15.4%という結果も出ています。

つまり、不登校の背景には特定の出来事だけでなく、心のエネルギーが低下している状態や漠然とした不安が大きく関わっているんです。お子さん自身も「なぜ学校に行けないのかわからない」と感じていることが多く、原因を特定しにくいのが現実です。

保護者としてはまず、原因を探ることよりもお子さんの心の状態に目を向けることが回復への第一歩になります。

専門的な支援につながれていない家庭が約4割もいるのが現実

  • 専門的な相談・指導を受けている児童生徒は全体の約61.7%にとどまる
  • 欠席日数90日以上で学校内外の機関等で専門的な相談・指導等を受けていない児童生徒が66,615人
  • 情報不足が不登校の長期化の一因になっている

不登校の児童生徒のうち、専門的な相談・指導を受けている人数は21万8,246人で、全体の約61.7%にとどまっています。

つまり、約4割の家庭は専門的な支援につながれていないということなんです。

さらに深刻なのは、90日以上の長期欠席をしていながら学校内外の機関等で専門的な相談・指導等を受けていない児童生徒が66,615人いるという現実です。「どこに相談すればいいかわからない」という情報不足が長期化の一因になっていると考えられます。

この記事では、利用できる支援制度や相談窓口についても後半で詳しくご紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね。

小学生が不登校になる原因って何?よくあるきっかけを解説

小学生が不登校になる原因って何?よくあるきっかけを解説

  • 友達関係や先生との相性がきっかけになるケースが多い
  • 勉強のつまずきが自己否定につながり不登校に発展することがある
  • 生活リズムの乱れや家庭環境の変化も大きく影響する
  • 発達特性が背景にあるケースもあり、まず理解することが大切

不登校のきっかけはお子さんによってさまざまですが、小学生特有のパターンがいくつかあります。

ここでは代表的な4つの原因を見ていきましょう。

友達関係や先生との相性がきっかけになるケース

  • 小学3〜4年生からグループが固定化し人間関係のトラブルが起きやすい
  • 担任の先生の指導スタイルが合わないことも不登校のきっかけに
  • 学年が変わると自然に登校できるケースもある

小学生の不登校で多いきっかけのひとつが、友達関係のトラブルや担任の先生との相性です。

特に小学3〜4年生ごろからグループが固定化しはじめ、仲間はずれや些細なすれ違いが起きやすくなります。大人から見れば小さな出来事でも、お子さんにとっては大きなダメージになることがあるんです。

また、担任の先生の指導スタイルが合わず教室にいることが苦痛になるケースも少なくありません。

厳しい指導に萎縮する子、自由すぎる環境で不安を感じる子など、お子さんの性格によって合う・合わないは異なります。学年が変わって担任が替わると自然に登校できるようになる場合もあり、環境の影響がいかに大きいかがわかりますね。

勉強のつまずきから自信をなくしてしまうパターン

  • 小学校中学年以降に算数や国語で急につまずく子が増える
  • 「自分はダメだ」という自己否定が学校全体への拒否感に発展する
  • 早い段階でつまずきに気づき学び直せる環境を整えることが重要

小学校中学年以降は学習内容が急に難しくなり、算数の割り算や分数、国語の長文読解などでつまずく子が増えます。

授業についていけない経験が「自分はダメなんだ」という自己否定につながり、学校全体への拒否感に発展するケースがあるんです。

学業不振が直接的な要因として報告される割合は約15%ですが、「やる気が出ない」「不安」の背景に学習の遅れが隠れていることも多くあります。

テストの点数が下がる→授業がわからなくなる→発言できなくなる→教室に居づらくなる、という負のサイクルに入ると自力での回復が難しくなります。早い段階でつまずきに気づき、お子さんのペースで学び直せる環境を整えることが大切です。

勉強に対する苦手意識が強くなる前に、対策を考えたい方は「不登校の子が勉強しない理由と対処法」もあわせてご覧ください。

生活リズムの乱れや家庭環境の変化も影響するって本当?

  • 「生活リズムの不調」は不登校要因の25.0%を占める大きな要因
  • ゲームや動画視聴による夜更かしが朝の登校困難につながる
  • 家庭環境の変化もお子さんの心に大きな影響を与える

令和6年度の調査では「生活リズムの不調」が不登校要因の25.0%を占めており、非常に大きな影響を持っています。

ゲームや動画視聴で夜更かしが習慣化すると、朝起きられなくなり登校のタイミングを逃してしまうことが増えるんです。一度「今日は休もう」となると翌日はさらに行きにくくなる、という悪循環に陥りやすくなります。

また、保護者の離婚や転居、きょうだいの誕生、家族の病気といった家庭環境の変化も影響します。

お子さんは言葉でうまく表現できないぶん、頭痛や腹痛など体の不調として現れることが多いです。朝になると「お腹が痛い」と訴える場合、心因性の症状である可能性も考えてみてくださいね。

発達特性が関わっていることもある|まずは理解が大切

  • ADHD・ASD・学習障害などの発達特性が不登校の背景にあるケースがある
  • 感覚過敏や暗黙のルール理解の難しさが教室でのストレスに
  • 発達支援センターや小児科への相談で適切な環境調整が可能になる

ADHD(注意欠如・多動症)やASD(自閉スペクトラム症)、学習障害(LD)といった発達特性が、不登校の背景にあるケースも一定数あります。

たとえば、教室のざわめきや蛍光灯の光が苦手で集中できない、暗黙のルールが理解しにくく友達とうまく関われない、といった困りごとが積み重なるパターンです。

発達特性があるかもしれないと感じたら、まずは地域の発達支援センターや小児科で相談してみることをおすすめします。適切な理解と環境調整があれば、お子さんが自分のペースで学べる道が開けてきますよ。

母子分離不安と発達障害の関係について詳しく知りたい方は「母子分離不安と発達障害の関連と対処法」もご参考ください。

小学生の不登校の原因については「小学生の不登校の原因と親の対応法」でもさらに詳しく解説しています。

不登校の小学生に親ができることは?焦らず進める対応法

  • まずは「休んでいいよ」と安心させ心のエネルギー回復を優先する
  • 子どもの気持ちを否定せず受け止めることが回復の第一歩
  • 焦って学校復帰を急かすとかえって回復が遅れるリスクがある
  • スクールカウンセラーや教育相談窓口を早めに頼ることが大切

お子さんが不登校になったとき、保護者としてどう対応すればいいのか悩むのは当然のことです。

ここでは、専門家が推奨する対応法を4つのステップでご紹介しますね。

まずは「休んでいいよ」と安心させてあげよう

  • 心のエネルギーが枯渇した状態で無理な登校は回復を遅らせる
  • 文部科学省も「不登校は問題行動ではない」と明示している
  • 保護者自身が「休んでいい」と思えることがお子さんの安心につながる

不登校の初期段階でもっとも大切なのは、お子さんに「休んでもいいんだよ」という安心感を与えることです。

心のエネルギーが枯渇している状態で無理に登校させようとすると、かえって回復が遅れてしまいます。「学校に行かなくてもあなたの価値は変わらないよ」と伝えるだけで、お子さんの表情が変わることがあるんです。

文部科学省も「不登校は問題行動ではない」と明確に示しており、まずは休養を確保することの重要性を強調しています。

保護者自身が「休んでいい」と心から思えることが、お子さんの安心につながりますよ。

子どもの気持ちを否定せずに受け止めるのが第一歩

  • 「なんで行けないの?」は子どもを追い詰める言葉になりうる
  • 「そうなんだね」と共感するだけで安心感につながる
  • 理由を無理に聞き出さず日常の会話を大切にする

「なんで行けないの?」「みんな行ってるでしょ」といった言葉は、お子さんを追い詰めてしまうかもしれません。

「そうなんだね、行きたくないんだね」と共感する姿勢を見せるだけで、お子さんは「自分の気持ちをわかってもらえた」と感じます。

この安心感が「少しだけ話してみようかな」という気持ちにつながっていくんです。

お子さんが理由を話してくれないこともありますが、「わからない」のが本当の場合も多いです。無理に聞き出そうとせず、日常の会話を大切にしながらお子さんのペースに合わせて待ってあげましょう。

焦って学校復帰を急かすのはNG!かえって回復が遅れることも

  • 回復が不十分な段階での無理な復帰は二次的な不適応を招く
  • ゴールは「元の教室」だけでなく多様な選択肢から探す
  • 「完全休息→活動再開→学習意欲回復→外部との接点」の段階を踏む

「早く学校に戻さなきゃ」という焦りから、つい登校を促してしまう保護者の方は多いです。

しかし、心のエネルギーが十分に回復していない段階で無理な復帰を試みると、さらに深い引きこもりや心身症状の悪化など、二次的な不適応を引き起こすリスクがあります

回復のゴールは元の教室に戻ることだけではありません。フリースクールやICT学習など、学校以外の選択肢も含めてお子さんに合った道を一緒に探していく姿勢が大切です。

回復には段階があり、「完全休息→少しずつ活動再開→学習への意欲回復→外部との接点づくり」というプロセスを経ることが一般的です。

数週間で解決することもあれば、数ヶ月以上かかることもあります。お子さんの状態をよく見ながら、焦らず進めていきましょう。

スクールカウンセラーや教育相談窓口を頼ってみよう

  • スクールカウンセラー(SC)は心理面、スクールソーシャルワーカー(SSW)は家庭環境を含めた支援を担当
  • 24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)など無料の相談先がある
  • 早めにつながっておくことで選択肢が広がる

不登校の対応を家庭だけで抱え込む必要はありません。

学校に配置されているスクールカウンセラー(SC)はお子さんの心理面を、スクールソーシャルワーカー(SSW)は家庭環境を含めた包括的な支援を行ってくれます。

「まだ相談するほどではないかも」と思っていても、早めにつながっておくことで選択肢が広がるんです。

学校以外にも、各自治体の教育相談窓口や教育支援センター、文部科学省の「24時間子供SOSダイヤル(0120-0-78310)」など、無料で利用できる相談先があります。保護者自身の不安を聞いてもらえる場としても、ぜひ活用してみてくださいね。

不登校でも出席扱いになるって本当?ICT学習の活用法を解説

  • 文科省「COCOLOプラン」でICT在宅学習の出席扱いが拡大
  • 出席扱いには文科省が定めた7つの要件を満たす必要がある
  • 学校に「前例がない」と断られても再交渉の手段がある

「学校に行けなくても出席日数を確保できるの?」という疑問を持つ保護者の方はとても多いです。

実は文部科学省の制度を活用すれば、自宅でのICT学習が出席扱いとして認められるケースがあるんです。ここではその仕組みと具体的な活用法を解説します。

文科省の「COCOLOプラン」で出席扱いの道が広がった!

  • COCOLOプランは2023年3月に文部科学省が策定した不登校対策
  • 学校復帰だけでなく多様な学びの場を社会全体で保障する方針
  • 自宅でのICT学習が出席扱い・成績評価に反映可能に

2023年3月、文部科学省は「誰一人取り残されない学びの保障に向けた不登校対策(COCOLOプラン)」を策定しました。

このプランでは、学校復帰だけを目標にするのではなく、一人ひとりの状況に応じた多様な学びの場を社会全体で保障することが掲げられています。

特に注目すべきは「教室以外の学習成果の適切な評価」という項目です。自宅でICT等を活用した学習を行い、一定の要件を満たせば出席扱いとなり、成績評価にも反映できるとしています。

これにより、不登校でも学びを継続し進学に向けた準備を進める道が広がりました。

出席扱いに必要な7つの要件ってどんなもの?

  • 保護者と学校の連携・協力関係の構築、対面指導が前提になる
  • ICTを活用した計画的な学習プログラムであること
  • 校長が学習活動を十分に把握し最終的に出席扱いを判断する

ICTを活用した在宅学習を出席扱いにするためには、文部科学省が定めた7つの要件を満たす必要があります。

大きく「学校との連携」と「ICT活用・学習計画」の2つに分けて見ていきましょう。

学校との連携や対面指導に関する要件

まず必要なのは、保護者と学校との間に十分な連携・協力関係が保たれていることです。

担任の先生やスクールカウンセラーと定期的に情報を共有し、お子さんの状況を学校側が把握できる体制を整えます。

さらに、訪問等による対面指導が適切に行われることも条件です。家庭訪問や保健室登校での面談などがこれにあたります。校長がお子さんの学習状況を十分に把握していることも求められます。

ICT活用・学習計画・状況把握に関する要件

学習方法としては、コンピュータやインターネットを活用した学習活動であることが必要です。

また、お子さんの理解度を踏まえた計画的な学習プログラムであること、学校外の機関で相談・指導を受けられない状況であること、学習内容が教育課程に照らして適切であることが条件になります。

すべての要件を満たしたうえで、最終的に校長の判断で出席扱いが認定される仕組みです。

学校に「前例がない」と断られたときの対処法

  • 文科省の通知文を印刷して管理職に持参し再相談する
  • 学校で対応が進まない場合は教育委員会に相談する手段もある

出席扱い制度はまだ広く知られていないため、学校に相談しても「前例がない」「うちの学校ではできない」と断られるケースが残念ながらあります。

しかし、諦める必要はありません。

文科省の通知文を持参して管理職に再相談しよう

まず試していただきたいのが、文部科学省の通知文(令和元年10月25日付「不登校児童生徒への支援の在り方について」)を印刷して学校に持参する方法です。

担任ではなく校長や教頭に直接相談することで、話が前に進むことがあります。通知文には出席扱いの要件が明記されており、全国の学校に適用される国の方針です。

「このような制度があるのですが」と穏やかに切り出してみてください。

教育委員会への確認という手段もある

学校との交渉がうまくいかない場合は、お住まいの地域の教育委員会に相談する方法もあります。

教育委員会から学校に対して制度の周知や対応を促してもらえる可能性があるんです。「子どもの学びの機会を確保したい」という保護者の思いを、遠慮せずに伝えてみてくださいね。

ICT教材を使った在宅学習の具体的な進め方

  • 無学年式AI教材ならつまずいた単元まで戻って自分のペースで学べる
  • 学習ログの自動記録が出席扱い認定の根拠資料になる

出席扱い制度を活用するには、具体的にどんな教材でどのように学習を進めればよいのでしょうか。

実践的な進め方をご紹介します。

無学年式AI教材なら自分のペースで戻れる

不登校のお子さんには、学年に関係なくつまずいた単元まで戻れる「無学年式」のICT教材がおすすめです。

AIが一人ひとりの理解度を分析し、最適な問題を出題してくれるため、わからないまま先に進んでしまうことがありません。「すらら」のように学校への提出用レポートを作れるICT教材もあり、お子さんのペースで1日15分からでも始められます。

学習ログで出席扱いの記録を残せるのがポイント

ICT教材の大きな利点は、学習日時・内容・理解度・所要時間などの学習ログが自動的に記録されることです。

このデータは、出席扱い認定に必要な「校長が学習状況を把握するための資料」として活用できます。

月に1回程度、学習ログを学校と共有し、対面指導の際に進捗を確認してもらう流れが一般的です。記録が残ることで学校側も出席扱いの判断がしやすくなりますよ。

勉強の遅れが心配な方は「不登校の勉強の遅れを取り戻す方法」もあわせてご覧ください。

不登校の小学生の学び方を比較してみた|フリースクール・ICT・家庭教師

  • フリースクールは居場所と学びの両方が手に入るが月額約3.3万円かかる
  • ICT在宅学習は自宅で自分のペースで進められるが生活リズム管理が課題
  • 家庭教師はマンツーマンで学習面・心理面の両方をサポートできる

不登校のお子さんの学びの場は学校だけではありません。

フリースクール、ICT在宅学習、家庭教師と、それぞれ特徴が異なる選択肢があります。お子さんの状態や家庭の状況に合った方法を選ぶことが大切です。

フリースクールは居場所と学びの両方が手に入る

  • 居場所型・復帰支援型・専門特化型・オンライン型など種類が豊富
  • 月額費用の相場は約3.3万円、東京都では月最大2万円の助成あり

フリースクールは、学校以外の場所でお子さんが安心して過ごしながら学べる民間の施設です。

学習面だけでなく、人とのつながりや自己肯定感の回復を大切にしているのが特徴です。

フリースクールにはどんな種類があるの?

居場所型(自由に過ごせる環境を重視)、復帰支援型(段階的に登校を目指す)、専門特化型(アートやプログラミングなど特定分野を学べる)、オンライン型(自宅から参加できる)など、方針や運営形態はさまざまです。

お子さんの性格や状態に合わせて選ぶことが重要で、複数の施設の体験入学を利用して相性を確かめるのがおすすめです。

費用の相場は月額約3.3万円!助成金も要チェック

フリースクールの費用は、入学金が平均約5万3,000円、月額費用が平均約3万3,000円程度です。

公立学校と比べると負担は大きいですが、近年は自治体による助成制度が広がっています。

たとえば東京都ではフリースクール利用費に月額最大2万円の助成があり、保護者の負担が軽減されています。助成金の詳細は後半の「助成金・支援制度」セクションで詳しくご紹介しますね。

ICT在宅学習なら自宅で自分のペースで進められる

  • AI教材がリアルタイムで理解度を分析し最適な学習を提供
  • 手軽で低コストだが学習の継続と生活リズム管理が課題

ICT在宅学習は、パソコンやタブレットを使って自宅で進める学習方法です。

外出が難しいお子さんや集団環境が苦手なお子さんに特に適しています。

AI教材ってどんな仕組みで勉強するの?

AI教材は、お子さんの解答データをリアルタイムで分析し、理解度に応じて最適な問題や解説を自動提供する仕組みです。

間違えた問題の類題が出題されたり、理解度が低い単元に自動的に戻ったりするため、「わからないまま放置」になりにくいのが特徴です。

アニメーション解説やゲーム要素を取り入れた教材も多く、勉強が苦手なお子さんでも取り組みやすい工夫がされています。

手軽で始めやすいけど生活リズムの管理がカギ

ICT在宅学習のメリットは、場所を選ばず低コストで始められること。

一方で、自宅では誘惑が多く学習の継続が難しいというデメリットもあります。「毎日決まった時間に15分だけ」など小さな目標から始めて、徐々に習慣化していくのがコツです。

家庭教師ならマンツーマンで寄り添ってもらえる

  • マンツーマンの安心感で質問しやすく学習のつまずきを丁寧に解消できる
  • オンライン対応なら外出が難しいお子さんでも全国から講師を選べる

家庭教師は、お子さん一人ひとりに合わせた完全個別の指導を受けられる学習方法です。

不登校のお子さんにとって、信頼できる大人と1対1で過ごせる時間は学習面だけでなく心の回復にも大きな効果をもたらします。

不登校の子に家庭教師が向いている理由とは?

集団が苦手なお子さんにとって、マンツーマンの環境は圧倒的に安心感があります。

わからないところをすぐ質問でき、つまずきを丁寧に解消できるんです。

また、雑談や趣味の話を通じて信頼関係を築くことで自己肯定感が回復していくケースも多く、「この先生と話すのが楽しい」という気持ちが学びへの意欲につながります。

オンライン対応なら外出が難しい子でも安心

最近は多くの家庭教師サービスが「オンライン指導」に対応しており、外出が難しいお子さんでも自宅から受講できます。

画面越しでも1対1なので、対面に近い距離感で学べるのが魅力です。全国どこに住んでいても質の高い講師を選べるため、地方にお住まいの方にも大きなメリットがありますよ。

不登校の小学生に家庭教師ってどうなの?選び方とおすすめを紹介

  • 不登校対応の実績・オンライン対応・料金の透明性の3点をチェック
  • 無料体験授業で先生との相性を必ず確認する
  • ランナーは勉強が苦手な小中高生専門・不登校対応に強い家庭教師サービス

家庭教師サービスは数多くありますが、不登校のお子さんに合ったサービスを選ぶにはいくつかのポイントがあります。

ここでは選び方のコツと、不登校対応に実績のある家庭教師サービスをご紹介します。

ランナーの「不登校サポートコース」のように、不登校に特化したコースがあるサービスを選ぶと安心です。

家庭教師を選ぶときの3つのチェックポイント

  • 不登校対応の実績があり心のケアと学習の両方をサポートしてくれるか
  • オンラインと訪問を柔軟に切り替えられるか
  • 料金体系が明確で高額な教材購入や解約時の違約金がないか

不登校のお子さんに合った家庭教師サービスを見極めるために、以下の3つのポイントを確認しましょう。

1不登校対応の実績やコースがあるか

不登校のお子さんへの指導は、一般的な学習指導とは異なるノウハウが必要です。

心のケアを含めた対応ができる講師がいるか、発達特性への理解があるか、お子さんのペースに合わせた柔軟なカリキュラムを組めるかを確認してください。

不登校専門のカウンセラーが在籍しているサービスであれば、より安心です。

2オンラインと訪問を切り替えられるか

人と会うこと自体にハードルがある段階ならオンラインから始め、慣れてきたら訪問型に切り替えるのが無理のない進め方です。

多くのサービスでは柔軟に切り替えられるので、お子さんの状態に合わせて選べるか確認しておきましょう。

3料金体系が透明かどうか

家庭教師サービスの料金は、指導料だけでなく入会金・管理費・教材費・交通費が含まれる場合があります。

高額な教材の一括購入が必要だったというケースも報告されていますので、「月々の総費用」「教材は手持ちで対応可能か」「解約時の違約金の有無」を事前に必ず確認しましょう。

無料体験授業で先生との相性を必ずチェック!

  • 家庭教師選びで最も大切なのは先生との相性
  • 体験授業でお子さんの表情・反応を観察する
  • 相性が合わない場合に無料で講師交代できるかも確認

家庭教師選びで最も大切なのは、先生とお子さんの相性です。

どれだけ実績のあるサービスでも、相性が合わなければ効果は期待できません。

ほとんどの家庭教師サービスでは無料の体験授業を実施しています。実際に担当予定の先生による指導を受けてみて、お子さんがリラックスして楽しめているかをよく観察してください。

相性が合わなかった場合に無料で講師交代できるかも、事前にチェックしておきたいポイントです。

家庭教師のランナー|勉強が苦手な子の「わかる楽しさ」を引き出してくれる

家庭教師のランナー

  • 2004年創業・講師14万人在籍の「勉強が苦手な子専門」家庭教師
  • 不登校・発達障がい対応の専門スタッフが在籍
  • 1コマ30分900円〜とリーズナブル、兄弟2人目以降は半額以下
  • オンライン指導対応で全国どこからでも受講可能

家庭教師のランナーは、2004年創業の「勉強が苦手な小中高生専門」の家庭教師グループです。

全国に約14万人の講師が在籍しており、お子さんの性格や学力に合った先生をマッチングしてくれます。

不登校のお子さんに対しては、発達障がいコミュニケーション指導者も在籍しており、学習面と心理面の両方からサポートする体制が整っています。

累計指導3万人超の指導実績を持ち、「わかる楽しさ」を体感させることで勉強が苦手なお子さんのやる気を引き出す指導に定評があるんです。

料金は1コマ30分あたり900円(小・中学生)と非常にリーズナブルで、週1回60分なら月約12,000〜15,000円程度から利用できます。兄弟や友達と2人同時指導なら、2人目以降の月々の料金が半額以下になるのもうれしいポイントです。

オンライン指導にも対応しているので、全国どこからでも受講できます。まずは無料体験レッスンで、お子さんとの相性を確かめてみてください。

ランナーの無料体験はこちら!

発達障害のあるお子さんへの指導については「発達障害の子に合った家庭教師の選び方」で詳しくまとめています。「小学生コース」の詳細もあわせてチェックしてみてくださいね。

不登校の小学生に使える助成金・支援制度をチェックしよう

  • 東京都はフリースクール費用を月最大2万円まで助成
  • 自治体独自の支援制度(ICT教材貸出・カウンセリング補助など)も増加中
  • 教育支援センター(適応指導教室)は無料で利用できる公的サービス

不登校の支援にはさまざまな費用がかかりますが、利用できる助成金や公的制度も増えてきています。

知らないと損をしてしまうこともあるので、必ずチェックしておきましょう。

東京都はフリースクール費用を月最大2万円まで助成してくれる

  • 東京都在住の保護者が対象で月額最大2万円の助成
  • フリースクール月額平均3.3万円の自己負担が大幅に軽減される
  • 申請方法や対象施設は東京都の公式サイトで確認

東京都では、不登校のお子さんがフリースクールを利用する費用に対して月額最大2万円の助成を行っています。

月額平均約3万3,000円の自己負担が大幅に軽減される制度です。

都内在住の児童生徒の保護者が対象で、一定の条件を満たすフリースクールに通っている場合に申請できます。詳細は東京都の公式サイトでご確認ください。

お住まいの自治体にも独自の支援制度があるかも?必ず確認を

  • フリースクール費用助成やICT教材の無料貸出を行う自治体が増加
  • お住まいの教育委員会や子育て支援課に直接問い合わせるのがおすすめ
  • 制度は毎年更新されるため最新情報の確認が必須

東京都以外でも、フリースクール費用の助成やICT教材の無料貸出、カウンセリング費用の補助など、独自の支援制度を設けている自治体が増えています。

お住まいの市区町村の教育委員会や子育て支援課に直接問い合わせてみることをおすすめします。

「不登校 支援 ○○市」で検索すると自治体の情報ページが見つかることも多いです。制度は毎年更新されるので、最新情報の確認を忘れずに。

教育支援センター(適応指導教室)は無料で利用できる公的サービス

  • 各自治体が設置する不登校児童生徒のための公的な学びの場
  • 利用料は基本無料で通所日数が出席扱いとして認められる場合もある
  • 全国約1,740ヶ所に設置されている

教育支援センター(旧・適応指導教室)は、各自治体が設置している不登校のお子さんのための公的な学びの場です。

利用料は基本的に無料で、専門スタッフによる学習支援やカウンセリング、体験活動を受けられます。

通所日数は学校の出席扱いとして認められる場合もあり、経済的な負担なく学びの場を確保できる貴重な選択肢です。全国に約1,740ヶ所設置されていますが、認知度が低く利用していない家庭も多いのが現状です。

まずは教育委員会に問い合わせてみてくださいね。

不登校の小学生について親がよく抱える疑問に答えます

  • 不登校でも義務教育段階の進学は可能で将来の道は閉ざされない
  • フリースクール通学が必ずしも学校復帰につながるわけではない
  • 不登校は「学びの形が変わるだけ」で将来不利になるとは限らない

不登校に関する疑問や不安は尽きないものです。

保護者の方からよく寄せられる質問に、具体的にお答えしますね。

不登校でも進学はできるの?将来は大丈夫?

  • 義務教育段階では欠席が多くても卒業できるケースがほとんど
  • 通信制高校や定時制高校など不登校経験者を受け入れる高校も多い
  • 不登校の期間に何を学びどう成長したかが重要

結論から言うと、不登校でも進学は可能です。

義務教育段階では、欠席が多くても卒業できるケースがほとんどです。

高校進学についても、通信制高校や定時制高校など、不登校経験のあるお子さんを積極的に受け入れている学校が数多くあります。ICT学習で出席扱いを確保しておくと、進路の選択肢がさらに広がりますよ。

大切なのは「学校に行かなかった」という事実よりも、その期間に何を学び、どう成長したかということです。

フリースクールに通えば学校に自然と戻れるもの?

  • フリースクールの本質は「安心できる居場所で自分らしく成長する」こと
  • 復帰する子もいれば通信制や高卒認定で別の進路を選ぶ子もいる
  • 「復帰」をゴールにせずお子さんの笑顔を取り戻すことを大切に

フリースクールに通うことで学校復帰につながるケースはありますが、必ずしも復帰が目的ではありません。

フリースクールの本質は「安心できる居場所で自分らしく過ごしながら成長する」ことにあります。

自己肯定感を取り戻した結果として自然に学校に戻るお子さんもいれば、通信制高校に進学したり高卒認定試験を経て大学に進んだりする方もいるんです。

お子さんが笑顔を取り戻し、自分の意志で次の一歩を踏み出せるようになることこそ、目指すべき姿ではないでしょうか。

不登校だと将来不利になる?実は学びの形が変わるだけ

  • 不登校を経験した後に社会で活躍している方は数多くいる
  • 不登校は「学びの形が変わっただけ」と捉えることが大切
  • ICT学習やフリースクールで学びを継続すれば将来の可能性は広がる

「不登校=将来が閉ざされる」と考えてしまいがちですが、実際にはそうではありません。

不登校を経験した後に社会で活躍している方はたくさんいます。

不登校はあくまで「学びの形が変わっただけ」と捉えることが大切です。学校という場所が合わなかっただけで、学ぶ意欲がなくなったわけではありません。

ICT学習やフリースクール、家庭教師など、お子さんに合った方法で学びを継続していけば、将来の可能性は広がっていきます。お子さんの「好き」や「得意」を大切に育てながら、一緒に前を向いて歩んでいきましょう。

不登校の小学生への対応についてまとめ

  • ・不登校の小学生は13万7,704人で過去最多、主因は「やる気が出ない」「生活リズムの不調」
  • ・まずは「休んでいいよ」と安心感を与え、焦って学校復帰を急かさないことが大切
  • ・COCOLOプランでICT在宅学習の出席扱いが可能に(7つの要件を満たす必要あり)
  • ・フリースクール・ICT学習・家庭教師からお子さんに合った学びの場を選ぶ
  • ・東京都の助成金や教育支援センターなど公的支援を積極的に活用する
  • ・不登校は「学びの形が変わるきっかけ」、一人で抱え込まず専門窓口に相談を

不登校の小学生は令和6年度で13万7,704人と過去最多を記録しており、どのご家庭にも起こりうる身近な課題です。

主な要因は「学校生活に対してやる気が出ない」「生活リズムの不調」といった心理的なものが中心で、お子さん自身も理由がわからないケースが多くあります。

保護者としてまず大切なのは、お子さんに「休んでいいよ」と安心感を与え、気持ちを否定せずに受け止めることです。心のエネルギーが回復してきたら、ICT学習やフリースクール、家庭教師など、お子さんに合った学びの場を一緒に探していきましょう。

文部科学省のCOCOLOプランにより、自宅でのICT学習が出席扱いとして認められる道も広がっています。7つの要件を満たし学校と連携すれば、不登校でも学びを継続し進学への準備を進めることが可能です。

経済的な負担については、東京都のフリースクール助成(月最大2万円)をはじめ、各自治体の支援制度や無料の教育支援センターも活用できます。

「一人で抱え込まない」ことが、お子さんの回復への近道です。

スクールカウンセラーや教育相談窓口にぜひ相談してみてくださいね。不登校は「問題」ではなく「学びの形が変わるきっかけ」です。お子さんが自分のペースで成長していけるよう、今できることから少しずつ始めていきましょう。

ランナーの無料体験はこちら!

無料体験レッスンを受ける
資料請求
お問い合わせ