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内申点の計算方法を完全解説|3観点評価の仕組みから上げるコツまで
2026.02.26

「内申点ってどうやって計算されるの?」「うちの子の内申点、あと何点上げられる?」そんな疑問を抱えている保護者の方は多いのではないでしょうか。
内申点の基本は9教科×5段階=45点満点。
ただし都道府県によって換算方法が大きく異なり、東京都なら実技2倍の65点満点、大阪府なら中1〜中3累積の450点満点と、計算式がまったく違います。
2021年度からは「3観点評価」に制度が変わり、テストの点数だけでなく提出物や授業態度も内申点に大きく影響するようになりました。正しい計算方法を知って早めに対策すれば、内申点は伸ばしやすくなります。
この記事では、内申点の仕組みから3観点評価の詳しい計算方法、都道府県別の違い、そして具体的な内申アップのコツまで詳しくご紹介しますね。
目次
そもそも内申点って何?通知表との違いをわかりやすく解説

- 内申点は調査書に記載される成績評価で、高校受験の合否を左右する
- 通知表の評定と内申点は厳密には別物で、調査書に記載される評定が使われる
- 内申点に反映される成績の期間は都道府県によって大きく異なる
内申点という言葉は高校受験の場面でよく耳にしますが、実は正確な意味を理解していない方も少なくありません。
ここでは内申点の基本的な意味と、通知表との関係について整理していきましょう。
内申点は高校受験の合否を左右する「学校からの成績評価」のこと
- 調査書(内申書)に記載される9教科の評定が内申点のベース
- 入試当日の学力検査と内申点の両方で合否が判定される
- 計算方法は都道府県ごとに異なるため地域のルール確認が必須
内申点とは、中学校が高校に提出する「調査書(内申書)」に記載される成績評価の数値のことです。
高校入試では、当日の学力検査の得点とこの内申点の両方を使って合否が判定されます。つまり、どれだけ入試本番で高得点を取っても、内申点が低ければ不合格になる可能性があるということなんです。
内申点には9教科すべての評定が含まれます。国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科に加えて、音楽・美術・保健体育・技術家庭の実技4教科も対象です。
各教科の評定は1〜5の5段階で付けられ、9教科の合計が基本的な内申点の計算のベースになります。ただし、都道府県によって計算方法が異なるため、自分の地域のルールを正確に把握しておくことが大切です。
内申点の目安について詳しく知りたい方は、内申点はどこから高い?目安と評価基準の記事もあわせてご覧ください。
通知表の評定と内申点って実は違う?意外と知らないポイント
- 通知表は学期ごとの成績表、内申点は調査書に記載される評定
- 調査書には評定以外に出欠日数や特別活動の記録も記載される
- 私立高校の推薦入試では調査書の内容が合否に大きく影響する
「通知表の成績=内申点」だと思っている方は多いのですが、厳密にはこの2つは別のものです。
通知表は学期ごとに生徒と保護者に渡される成績表で、各学期末の評価が記載されています。
一方、内申点は高校に提出する調査書に記載される評定で、学期ごとの通知表の成績がそのまま使われるわけではない点がポイントです。たとえば1学期に「3」、2学期に「4」だった場合、調査書に記載される評定が内申点に反映されます。
また、調査書には評定の数値だけでなく、出欠日数や特別活動の記録、委員会活動やボランティアの実績なども記載されます。
これらの情報も高校側が合否判定の参考にする場合があるんです。
特に私立高校の推薦入試では、調査書の内容が合否に大きく影響します。日頃から学校生活全体を意識して過ごすことが、結果的に内申点アップにつながります。
内申点はいつからいつまでの成績が反映されるの?
- 東京都は中3の2学期、2学期制なら後期の12月31日までの評定が対象、大阪府は中1〜中3の全学年が対象
- 埼玉県・千葉県なども中1からの成績が使われる
- 自分の都道府県のルールを早めに確認して計画的に対策することが重要
内申点に反映される成績の期間は、都道府県によって大きく異なります。
これは受験戦略を立てるうえで非常に重要なポイントなので、しっかり確認しておきましょう。
たとえば東京都の場合、内申点に使われるのは中学3年生の2学期、2学期制なら後期の12月31日までの評定です。中1や中2の成績は直接的には内申点に反映されません。
一方、大阪府では中1から中3までの全学年の評定が内申点に反映されます。しかも学年ごとに重み付けがあり、中3の比重が最も大きくなっています。
埼玉県や千葉県なども中1からの成績が使われるため、「受験はまだ先だから大丈夫」と油断していると取り返しがつかないことも。自分の住んでいる都道府県のルールを早めに調べて、計画的に対策を進めることが大切です。
内申点の計算方法って?3つの観点別評価の仕組みを解説

- 「知識・技能」はテストだけでなく小テストや実技の評価も含まれる
- 「思考・判断・表現」はレポート・発表・記述問題が評価のカギ
- 「主体的に学習に取り組む態度」は提出物と授業態度で決まる
- 観点別A・B・Cを総合して5段階評定が決まる
2021年度から中学校の成績評価は「3観点評価」に完全移行しました。
内申点の計算方法を理解するには、まずこの3つの観点がどう評価されるのかを知る必要があります。それぞれの観点について詳しく見ていきましょう。
「知識・技能」の評価はテストの点数だけじゃないって本当?
- 定期テストに加え、小テスト・実験・実習・ワークシートも評価対象
- 英語のスピーキングテストや理科の実験操作なども含まれる
- 日頃の積み重ねがA評価を取るカギになる
「知識・技能」は3観点のなかで最もイメージしやすい項目です。
定期テストの点数が大きなウエイトを占めるのは間違いありません。
ただし、テストの点数だけで決まるわけではないんです。小テストや単元テストの結果、実験や実習での技能面の評価、ワークシートの正答率なども含めて総合的に判断されます。
たとえば理科であれば、ペーパーテストの得点に加えて、実験器具を正しく扱えているか、観察記録が的確に書けているかといった点も評価対象になります。英語なら、筆記テストだけでなくスピーキングテストの結果も「知識・技能」に含まれます。
定期テストで高得点を取ることはもちろん大切ですが、日頃の小テストや実技面の評価も積み重ねていくことが、この観点でA評価を得るカギになります。
「思考・判断・表現」はレポートや発表がカギになる
- 定期テストの記述問題・応用問題がこの観点の評価に直結する
- レポート・プレゼン・グループディスカッションも重要な評価材料
- 「なぜ?」と考える習慣をつけることが評価アップの近道
「思考・判断・表現」は、学んだ知識を使って考え、それを適切に表現できるかを見る観点です。
定期テストのなかでも、記述問題や応用問題がこの観点の評価に直結します。
それに加えて、授業内で取り組むレポートやプレゼンテーション、グループディスカッションでの発言内容なども重要な評価材料になります。
たとえば社会科のレポートでは、単に調べた情報を並べるだけでなく「なぜそうなったのか」「自分はどう考えるか」といった分析や考察が求められます。数学であれば、答えが正しいかだけでなく、解法の過程を論理的に説明できるかが見られるんです。
この観点で評価を上げるには、日頃から「なぜ?」「どうして?」と考える習慣をつけることが効果的です。授業中の発言やレポートの質を少し意識するだけで、評価が変わってくることも珍しくありません。
「主体的に学習に取り組む態度」は提出物と授業態度で決まる
- 提出物の期限厳守と内容の充実度が最も重視される
- ノートへの自分なりのメモや工夫も高評価につながる
- 忘れ物の回数や授業準備の状況もチェックされている
3つ目の観点である「主体的に学習に取り組む態度」は、多くの生徒や保護者が誤解しやすい項目です。
「授業中に手を挙げればいい」「先生に気に入られればいい」と思われがちですが、実際の評価基準はもっと具体的なんです。
この観点では、提出物の期限厳守と内容の充実度、ノートの取り方、授業への参加姿勢、自主的な学習への取り組みなどが総合的に見られます。
特に重要なのが提出物です。
期限に遅れず提出するのは最低限のラインで、内容がしっかり書き込まれているか、工夫が見られるかといった質の部分も評価されます。ノートについても、板書を写すだけでなく自分なりのメモや疑問点を書き加えていると高評価につながります。
意外と見落としがちですが、忘れ物の回数や授業準備の状況もチェックされています。毎回の授業にしっかり準備して臨む姿勢が、この観点の評価を大きく左右するんです。
観点別A・B・Cが5段階評定に変わる仕組みってどうなってるの?
- オールAなら基本的に評定5だが、学校によって細かい基準が異なる
- Bが混ざると評定4〜3に変動し、Cが入ると評定2〜3に下がりやすい
3つの観点はそれぞれA・B・Cの3段階で評価され、その結果を総合して最終的な5段階評定(1〜5)が決まります。
ここでは、具体的な組み合わせパターンを確認しておきましょう。
オールAなら評定5?組み合わせパターンを知っておこう
3観点すべてがA評価であれば、基本的に評定は「5」になります。
ただし、学校や教科によっては、Aのなかでもさらに細かい基準を設けている場合があるんです。
たとえば、3観点すべてAでも「ギリギリのA」が含まれていると評定4になるケースもゼロではありません。各教科の先生がどのような基準で判断しているかは、学校ごとに異なります。
一般的な目安としては、オールAで評定5、Aが2つでBが1つなら評定4〜5というパターンが多く見られます。
確実に評定5を取りたいなら、3観点すべてで余裕を持ったA評価を目指すことが大切です。
Bが混ざると評定はどうなる?よくあるケースを紹介
B評価が混ざった場合の評定は、その数と組み合わせによって変わります。
Aが2つ・Bが1つであれば評定4になることが一般的です。
Aが1つ・Bが2つの場合は評定3〜4、オールBなら評定3が標準的なパターンです。Cが1つでも入ると評定は2〜3に下がる可能性が高くなります。
ここで注意したいのは、同じ「B」でもどの観点がBなのかによって印象が変わる点です。「主体的に学習に取り組む態度」がBの場合、提出物や授業態度の改善で比較的短期間に引き上げられる可能性があります。
まずは自分の弱い観点を把握して、重点的に対策することが効率的です。
都道府県で全然違う!内申点の計算方法を地域別にチェック
- 東京都の都立高校の5教科入試では実技4教科2倍の換算内申65点満点で計算される
- 大阪府は中1〜中3を1:1:3の比率で累積し最大450点満点
- 神奈川・埼玉・千葉など各県でも計算方法はそれぞれ異なる
- 教育委員会の公式サイトで最新の計算方法を確認するのが確実
内申点の計算方法は全国一律ではなく、都道府県ごとに独自のルールが定められています。
同じ評定でも、住んでいる地域によって内申点の満点や計算式がまったく異なるんです。ここでは主要な都道府県の計算方法を具体的に見ていきましょう。
東京都は実技4教科が2倍!都立高校の5教科入試の換算内申65点満点の計算方法
- 主要5教科はそのまま合計して25点満点
- 実技4教科は評定を2倍にして40点満点で計算される
東京都の都立高校の5教科入試では「換算内申」と呼ばれる独自の計算方法を採用しています。
最大の特徴は、実技4教科の評定が2倍に換算される点です。合計65点満点で計算される仕組みを詳しく見ていきましょう。
主要5教科はそのまま25点満点で計算される
東京都では、国語・数学・英語・理科・社会の主要5教科は評定がそのまま使われます。
各教科の評定が最大5なので、5教科×5段階=25点満点です。
たとえば5教科すべてオール4なら20点、オール5なら25点という計算になります。この部分はシンプルなので、計算で迷うことはほとんどないでしょう。
実技4教科が2倍になる理由と40点満点の内訳
実技4教科(音楽・美術・保健体育・技術家庭)の評定は、それぞれ2倍にして計算されます。
各教科の評定が最大5なので、4教科×5段階×2倍=40点満点です。
主要5教科の25点と実技4教科の40点を合わせて、換算内申は65点満点になります。実技4教科が全体の約6割を占めているんです。
この仕組みがあるため、東京都では実技教科の評定が内申点に非常に大きな影響を与えます。実技4教科でオール3の生徒がオール4に上げると、換算内申は一気に8点もアップ。
主要5教科で同じ8点を上げるには、ほぼオール5にする必要があることを考えると、実技教科の重要性がわかります。
大阪府は中1から内申が影響する?1:1:3の累積方式とは
- 中1×2+中2×2+中3×6で最大450点満点になる
- 高校ごとにタイプI〜Vの当日点比率が異なる
大阪府の内申点計算は全国でも特にユニークな仕組みを採用しています。
中1から中3までの成績が累積的に加算され、さらに高校ごとに当日点との比率が異なるという複雑な制度です。
最大450点満点になるカラクリを解説
大阪府では各学年の9教科×5段階=45点を基本として、学年ごとに異なる倍率をかけて計算します。
具体的には中1の評定×2、中2の評定×2、中3の評定×6という比率です。
計算式は「(中1の45点×2)+(中2の45点×2)+(中3の45点×6)=450点満点」となります。中3の評定が全体の約6割を占めるため、中3での頑張りが最も大きく反映される仕組みなんです。
とはいえ、中1・中2の成績も合計で約4割のウエイトがあります。「中3から本気を出せばいい」という考え方では、取りこぼしが大きくなってしまう点に注意が必要です。
高校ごとに変わるタイプI〜Vの当日点比率って知ってる?
大阪府のもうひとつの特徴は、高校ごとに内申点と当日の学力検査の比率が異なる「タイプ制」を採用している点です。
タイプIからタイプVまでの5種類があります。
タイプIは当日点と内申点の比率が「7:3」で、当日の試験結果が重視されるタイプです。逆にタイプVは「3:7」で、内申点の比重が大きくなります。
たとえば内申が低くても学力に自信がある生徒はタイプI〜IIの高校を選ぶことで逆転合格を狙えますし、内申点に自信がある生徒はタイプIV〜Vの高校を選ぶと有利になります。
志望校のタイプを事前に調べて、自分の強みを活かせる戦略を立てましょう。
神奈川・埼玉・千葉など主要都道府県の内申点計算方法
- 神奈川県は中2の評定合計45点と中3の評定合計45点を2倍した合計135点満点で高校ごとに選考基準が異なる
- 埼玉県は中1〜中3の評定を高校ごとに定めた比率で点数化し、千葉県は中1〜中3の評定合計135点満点にKの数値を掛けて点数化する
- 愛知県は中3のみ使用し評定合計を2倍の90点満点で計算
神奈川県では中2と中3の評定が内申点に使われます。
中2の9教科45点と中3の9教科45点を2倍した合計135点満点が基本です。ただし、高校によって内申点と学力検査・面接の比率が異なる「選考基準」が設定されています。
埼玉県は中1から中3までの3年間の評定がすべて反映されます。
各学年の評定は高校ごとに定められた比率、たとえば1:1:2などで点数化されるのが特徴です。中1の成績から高校受験に直結するため、早い段階からの意識づけが重要です。
千葉県も中1から中3までの全学年の評定を使用します。評定合計135点満点にKの数値を掛けて点数化するのが特徴です。
愛知県は中3の評定のみを使用しますが、評定合計45点を2倍にした90点満点で計算されるのが特徴です。このように、同じ関東・中部エリアでも計算方法はかなり異なります。
お住まいの地域の最新情報は、必ず各都道府県の教育委員会の公式サイトで確認してくださいね。
自分の住んでいる地域の内申点計算方法を調べるには?
- 各都道府県の教育委員会の公式サイトで最新情報を確認するのが確実
- 中学校の進路説明会や塾・家庭教師への相談も有効な手段
- 制度は年度ごとに変更される可能性があるため最新情報のチェックが必須
内申点の計算方法を正確に調べるには、まず各都道府県の教育委員会の公式サイトにアクセスするのが確実です。
「〇〇県 高校入試 選抜方法」で検索すると、最新の入試制度の詳細が掲載されたページが見つかります。
中学校の進路説明会も重要な情報源です。毎年秋ごろに開催されることが多く、担任の先生や進路指導担当から地域の計算方法について詳しい説明を受けられます。
また、通っている塾や家庭教師サービスに相談するのも効果的な方法です。地域の入試事情に精通したプロのアドバイスをもらえるので、自分の内申点が志望校に対してどの程度の水準なのかも把握できます。
制度は年度によって変更されることもあるため、必ず最新年度の情報を確認するようにしましょう。
内申点は何点満点?よくある計算の間違いに気をつけよう
- 基本は9教科×5段階=45点満点だが都道府県の換算で変わる
- テストの点数が高くても提出物や授業態度で内申が下がるケースがある
- 実技教科は多くの地域で主要教科以上の影響力を持っている
内申点の計算方法を調べていると「45点満点」「65点満点」「450点満点」など、さまざまな数字が出てきて混乱する方も少なくありません。
ここでは、よくある計算の間違いや勘違いを整理して、正しい理解につなげていきます。
「9教科×5段階=45点満点」は基本だけど都道府県で変わる
- 45点満点は全国共通の基本だが入試ではそのまま使われないことが多い
- 都道府県の換算方法を適用した数値で志望校判断が必要
- 「素点45点」で安心せず換算後の数値を正確に把握しよう
内申点の基本形は9教科×5段階評定=45点満点です。これは全国共通の大前提として覚えておきましょう。
ただし、この45点がそのまま入試で使われるわけではありません。
先ほど説明したとおり、東京都では実技教科を2倍にして65点満点に換算しますし、大阪府では3学年分を累積して450点満点になります。
よくある間違いとして「内申点は45点満点だから、自分の合計は36点」と計算して安心してしまうケースがあります。実際には都道府県の換算方法を適用した後の数値で判断しないと、志望校選びを誤る可能性があるんです。
自分の都道府県がどのような換算をしているかを把握したうえで、正確な内申点を計算するようにしましょう。
テストの点数がいいのに内申が低い…その原因って何?
- 最も多い原因は提出物の未提出や遅れによる「主体性」の低評価
- 授業中の態度(私語・居眠りなど)もマイナス評価の要因になる
- レポートや発表の質が低いと「思考・判断・表現」が下がる
「定期テストで80点以上取っているのに評定が3しかもらえない」という悩みは、実はとても多いんです。
私たちランナーがこれまで30,034人のお子さんを指導してきたなかで、テストの点が高いのに内申が低い生徒に共通する原因は主に3つあります。
最も多い原因は、提出物の未提出や遅れです。
テストで高得点を取っていても、ノートやワークの提出が遅れたり内容が不十分だったりすると、「主体的に学習に取り組む態度」の観点がB以下になり、評定が下がってしまいます。
2つ目は、授業中の態度に関する評価です。私語が多い、居眠りをしている、授業中にスマホを触っているといった行動は、知識・技能の点数がどれだけ高くてもマイナスに働きます。
3つ目は、レポートや発表の質です。「思考・判断・表現」の観点では、テストの記述問題だけでなく授業内の課題の質も評価されます。テスト対策だけに集中するのではなく、日頃の学習活動全体のバランスを意識することが大切ですね。
もしお子さんが「テストはできるのに内申が上がらない」と感じているなら、まずはこの3つのどれに当てはまるかを確認してみてください。原因がわかれば、対策は意外とシンプルです。
成績が思うように上がらないときの対策については、成績が上がらない中学生の原因と対策の記事もあわせてご覧ください。
実は実技教科の内申点が超重要な理由って知ってる?
- 東京都の都立高校の5教科入試では実技教科1点分が主要教科の2点分に相当する
- 実技教科は筆記テストの範囲が狭く評定を上げやすい
- 提出物や授業態度の評価ウエイトが大きいため努力で改善しやすい
「実技教科は受験に関係ない」と思っている方がいたら、その認識は今すぐ改めたほうがいいかもしれません。
多くの都道府県で、実技教科の内申点は主要5教科と同等、あるいはそれ以上の影響力を持っています。
東京都の都立高校の5教科入試では実技4教科が2倍換算されるため、実技教科の評定1点分は主要教科の2点分に相当します。実技教科を軽視していると、それだけで大きなハンデを背負うことになるんです。
さらに、実技教科は主要教科に比べて評定を上げやすいという側面もあります。テスト範囲が狭く暗記で対応しやすいこと、提出物や授業態度の評価ウエイトが大きいことが理由です。
実技教科の筆記テストは教科書の太字部分やプリントの内容を中心に出題されることが多いため、テスト前に集中して覚えれば高得点を狙えます。
「実技教科を制する者が内申点を制する」といっても過言ではないでしょう。
内申点を上げるにはどうすればいい?教科別の対策ポイント
- 主要5教科は定期テスト80点以上を目安に提出物の質も高める
- 実技4教科は筆記テスト対策と授業への取り組み姿勢で伸ばせる
- 提出物の期限厳守とノートの工夫で「主体性」の評価をアップ
- 定期テスト対策は2週間前からの計画的な準備が成功のカギ
内申点の計算方法がわかったら、次は具体的な対策です。
教科の特性に合わせた効率的なアプローチで、内申点を着実にアップさせましょう。ここからは主要5教科と実技4教科、そして全教科に共通する対策をご紹介します。
中学生の勉強法について体系的に知りたい方は、中学生の勉強法まとめの記事もぜひ参考にしてみてくださいね。
主要5教科の内申点を効率よく上げるコツ
- 評定4は80点以上、評定5は90点以上が定期テストの目安
- ワークの解き直し・ノートへの補足メモで提出物の質を高める
- グループワークでまとめ役を買って出るのも高評価につながる
主要5教科で内申点を上げるには、まず定期テストの点数を安定させることが基本です。
目標点としては、評定4を狙うなら80点以上、評定5を狙うなら90点以上が一つの目安になります。
ただし、テストの点数だけでは評定5に届かないケースも多いため、提出物の質を高めることも同時に意識しましょう。ワークは丸付けだけでなく間違えた問題の解き直しまで行い、ノートには自分なりの補足メモを加えると効果的です。
英語では音読やスピーキングの練習、数学では途中式をきちんと書く習慣、国語では記述問題に自分の考えを盛り込む練習など、教科ごとの特性に合った対策も重要です。
授業中は先生の話をしっかり聞き、質問されたら積極的に答える姿勢を見せましょう。
グループワークやディスカッションでは自分の意見を発言するだけでなく、他の人の意見をまとめる役割を買って出るのも高評価につながります。
実技4教科(音楽・美術・技術家庭・体育)は工夫次第で伸ばせる
- 実技の出来だけでなく筆記テスト・提出物・授業態度の総合評価
- 各教科の筆記テストは教科書の暗記で高得点が狙いやすい
- 苦手でも一生懸命に取り組む姿勢が先生に伝わり評価につながる
実技4教科は「才能がないから無理」と諦めてしまう方が多いのですが、実は内申点を上げるチャンスが最も大きい教科群なんです。
実技教科の評定は、実技の出来だけで決まるわけではありません。
筆記テストの点数、レポートや作品の提出状況、授業への取り組み姿勢が総合的に評価されます。特に筆記テストは範囲が狭く、教科書をしっかり読み込めば高得点を狙いやすい傾向があります。
音楽なら楽典(音符の名前、記号の意味など)の暗記、美術なら美術史や色彩の基礎知識、体育なら保健分野の暗記がそれぞれ筆記テスト対策の中心です。技術家庭は手順や安全に関する知識が頻出します。
実技面では、上手にできなくても一生懸命に取り組む姿勢が評価されます。
体育が苦手でも全力で走る、美術が苦手でも丁寧に仕上げるといった努力の姿勢は、先生にしっかり伝わるものです。
提出物と授業態度を見直して「主体性」の評価をアップしよう
- 提出物は期限厳守が基本で、1日の遅れでも評価が大幅に下がることがある
- ノートに先生の説明メモや疑問点を加えると「主体性」の評価がアップする
「主体的に学習に取り組む態度」の評価を上げることは、内申点アップの近道です。
この観点はテストの点数に関係なく、日頃の行動で改善できるため、今日からでも取り組めます。具体的な改善ポイントを確認しましょう。
提出物は期限厳守が基本!遅れただけで評価が下がることも
提出物の期限を守ることは、内申点対策の最も基本的なポイントです。
期限に1日でも遅れると、その提出物の評価が大幅に下がったり、場合によっては未提出扱いになることもあります。
提出物の管理には、スマホのカレンダーアプリやスケジュール帳を活用するのがおすすめです。課題が出されたらすぐに締め切り日を記録し、締め切りの2〜3日前には完成させるスケジュールを組みましょう。
また、提出物は「出せばOK」ではなく、内容の充実度も評価されます。ワークなら丸付けと間違い直しまで完了させ、余白にメモや解説を書き加えるとさらに好印象です。
ノートの取り方を変えるだけで評価が変わるって本当?
ノートは単なる板書の写しではなく、学習への姿勢を示す重要な評価材料です。
先生がノートを回収してチェックする教科では、ノートの質が「主体性」の評価に直結します。
効果的なノートの取り方として、まず板書をきちんと写したうえで、先生の口頭での説明を自分の言葉でメモすることをおすすめします。「先生が強調していたポイント」や「テストに出そうな部分」にはマーカーで印をつけておくと、復習にも役立ちます。
さらに、授業中に感じた疑問点や「ここがわからなかった」というメモを残しておくのも効果的です。自分で考えて学ぼうとしている姿勢が伝わり、評価アップにつながります。
ノートの書き方をもっと詳しく知りたい方は、成績が上がるノートの取り方の記事も参考にしてみてくださいね。
定期テスト対策は2週間前スタートが成功のカギ
- 2週間前〜10日前は教科書の読み直しとワーク1回目で苦手を洗い出す
- 10日前〜3日前は苦手単元の重点復習とワーク2回目に集中
- 3日前〜前日は暗記事項の最終チェックとワーク3回目(間違いのみ)
内申点に直結する定期テストは、計画的な準備が何より大切です。
多くの中学校では約2週間前にテスト範囲が発表されますが、理想的にはその時点ですでに準備を始めていたいところ。
2週間前〜10日前は、テスト範囲の教科書をひと通り読み直して全体像を把握する期間です。ワークの1回目を解き終えて、自分の苦手な単元を洗い出しましょう。
10日前〜3日前は、苦手な単元を重点的に復習する期間です。
ワークの2回目を解き、間違えた問題をノートにまとめて繰り返し確認します。この時期に実技教科の筆記テスト対策もスタートさせると、時間に余裕が生まれます。
テスト3日前〜前日は、最終確認の仕上げ期間です。暗記事項の最終チェックと、ワークの3回目(間違えた問題のみ)を行いましょう。前日に新しい範囲に手を出すのは避けて、これまで勉強してきた内容の確認に集中するのが効果的です。
中1・中2・中3の学年別!内申点アップの戦略
- 中1からコツコツ積み重ねるのが理想だが途中からでも巻き返しは可能
- 中2は志望校のボーダーラインを調べて本格的に対策を始めるベストタイミング
- 中3は志望校の内申比率を把握して戦略的にスケジュールを管理する
内申点の計算方法が都道府県によって異なるように、効果的な対策も学年によって変わってきます。
それぞれの学年でどのようなことを意識すべきか、具体的な戦略を見ていきましょう。
中1からコツコツが理想だけど途中からでも巻き返せる?
- 東京都・愛知県など中3のみ反映の地域なら中3からの巻き返しが可能
- 大阪府でも中3の比重が約6割あるため頑張り次第で挽回できる
- 「もう遅い」と諦めず次の定期テストから行動を変えることが大切
内申点対策は中1から始めるのが理想的です。
特に埼玉県や千葉県、大阪府など中1の成績が内申点に反映される地域では、最初の定期テストから気を抜けません。
とはいえ、中1の段階で内申点を意識できている家庭はそれほど多くないのが現実です。「中1のときはあまり頑張らなかった」という方も安心してください。
東京都のように中3の成績のみで内申点が決まる地域であれば、中3からの巻き返しは十分に可能です。大阪府でも中3の比重が約6割を占めるため、中3での頑張り次第で大きく挽回できます。
大切なのは「もう遅い」と諦めないことです。今の学年からでもできることを一つずつ積み重ねていけば、内申点は確実に変わっていきます。
まずは次の定期テストに向けて、提出物の完璧な提出と計画的な勉強を始めてみましょう。
中2は内申を本気で意識し始めるベストタイミング
- 受験まで1年以上あるため苦手教科の克服に時間をかけられる
- 志望校のボーダーラインを調べて「あと何点必要か」を明確にする
- 中2の成績が反映される地域では学年末テストが特に重要
中2は内申点対策を本格化させるベストタイミングです。
受験までまだ1年以上あるため、じっくりと苦手教科の克服に取り組む時間的余裕があります。
中2のうちにやっておきたいのが、志望校の候補をいくつか挙げて、それぞれの内申点のボーダーラインを調べることです。目標が明確になれば「あと何点上げればいいのか」がわかり、対策にも身が入ります。
また、中2の成績が内申点に反映される地域(神奈川県・埼玉県・千葉県など)では、中2の定期テストがそのまま受験の武器になります。
3学期の学年末テストは特に重要で、ここでの評定が内申点の一部として確定するんです。
部活動が忙しい時期でもありますが、毎日30分でも勉強時間を確保する習慣をつけておくと、中3になってからのスタートダッシュがスムーズになります。
中3は志望校の内申比率を把握して戦略的に動こう
- 志望校の内申点と当日点の比率を正確に把握するのが最優先
- 中3の1学期は多くの地域で内申点に影響するため特に重要
- 2学期は受験勉強と内申点対策の両立が求められる正念場
中3は内申点の最終決定の年であり、受験戦略の総仕上げの時期です。
まず最優先でやるべきことは、志望校が内申点と当日点をどのような比率で評価するのかを正確に把握することです。
内申点の比率が高い高校を志望するなら、1学期と2学期の定期テストすべてに全力で取り組み、提出物も完璧に仕上げましょう。当日点の比率が高い高校を志望するなら、入試の過去問対策に比重を移しつつ、内申点も一定水準を維持する戦略が有効です。
中3の1学期は特に大切な時期です。多くの都道府県で1学期の評定が内申点に影響するため、中間テスト・期末テストの両方でしっかり結果を出す必要があります。
夏休み明けの2学期は、受験勉強と内申点対策の両立が求められる大変な時期ですが、ここを乗り越えれば志望校合格がぐっと近づきます。
計画的にスケジュールを管理して、一日一日を大切に過ごしましょう。
内申点が足りないときはどうする?志望校選びと挽回策
- 内申点と当日点の比率は高校ごとに異なり、戦略的な志望校選びが重要
- 当日点の比重が大きい「実力重視型」の高校なら逆転合格を狙える
- 模試の偏差値と内申点の両方を常にチェックして合格可能性を判断する
「志望校の内申点のボーダーに届かない」と感じたとき、すぐに志望校を変更する必要はありません。
内申点が足りない場合でも、入試制度をうまく活用すれば逆転合格を狙える方法があります。ここでは具体的な挽回策を紹介します。
内申点と当日点の比率は高校ごとに違うって知ってた?
- 東京都は学力検査と内申点の比率が「7:3」で当日の試験結果重視
- 神奈川県や大阪府は高校ごとに比率が異なる仕組みを採用
- 志望校の比率を必ず確認してから対策を立てることが大切
公立高校の入試では、内申点と当日の学力検査の比率が高校ごとに異なるケースが多いんです。
この比率を把握しておくことが、志望校選びの大きなポイントになります。
たとえば東京都では学力検査と内申点の比率が「7:3」に設定されています。つまり当日の試験結果のほうが重視されるため、内申点が多少低くても学力検査で高得点を取れば合格のチャンスがあります。
神奈川県では高校ごとに「学力検査:内申点:面接」の比率が異なり、学力重視の学校もあれば内申重視の学校もあります。
大阪府のタイプ制も同様で、自分に有利な比率の高校を選ぶことが戦略の要です。
各高校の比率は、都道府県教育委員会のサイトや学校の公式ページで公開されています。志望校が決まったら、必ずこの比率を確認してから対策を練りましょう。
内申が低くても当日点でカバーできる高校の見つけ方
- 学力検査の比重が大きい「実力重視型」の高校を探すのが有効
- 私立高校の一般入試は当日の試験結果が重視されるケースが多い
- 模試で合格ラインを安定して超えているか確認してから判断する
内申点が低い場合、当日の学力検査の比重が大きい高校を選ぶのがひとつの戦略です。
こうした高校は「実力重視型」と呼ばれ、入試当日の得点力がある生徒にとって有利な仕組みになっています。
実力重視型の高校を見つけるには、まず各高校の選抜方法を比較することが大切です。進学塾の資料や教育系サイトでは、各高校の内申点と学力検査の比率を一覧にまとめている場合があります。
また、私立高校の一般入試は当日の試験結果が重視されるケースが多いです。公立にこだわらず、私立も視野に入れて併願パターンを組んでおくと安心感が増します。
ただし、当日点でカバーするには相応の学力が必要です。模試で志望校の合格ラインを超える得点が安定して取れているかどうかを確認してから判断しましょう。
模試の偏差値と内申点は両方チェックするのが鉄則
- 内申点が高くても模試偏差値が低いと当日の試験で失敗するリスクがある
- 中3の夏以降は月1回程度の模試で偏差値の推移を追いかけるのが理想
- 塾や家庭教師に模試結果と内申点を持参して相談するとより的確なアドバイスが得られる
志望校合格を確実にするには、内申点と模試の偏差値の両方を常にチェックしておくことが鉄則です。
どちらか一方だけでは、自分の合格可能性を正確に判断できません。
内申点が高くても模試の偏差値が低い場合、当日の試験で思わぬ失点をするリスクがあります。逆に偏差値が高くても内申点が低い場合、内申重視の高校では不利になってしまいます。
理想的なのは、中3の夏以降に月1回程度の模試を受けて、偏差値の推移を追いかけることです。
模試の結果と内申点を併せて見ることで、志望校の合格可能性を客観的に把握できるようになります。
塾や家庭教師を利用している場合は、模試の結果と内申点を持参して相談すると、より精度の高い志望校アドバイスを受けられます。プロの視点を取り入れることで、合格への道筋がクリアになるはずです。
内申点の計算方法でよくある疑問をまとめて解決
- 中1の成績が悪くても地域の制度次第で十分に挽回できる
- 先生に評価基準を聞くのはOKで具体的な質問が効果的
- 塾だけでなく提出物や授業態度の改善も同時に意識することが大切
- 不登校でも配慮入試制度や私立高校など進路の選択肢は残されている
内申点に関しては、さまざまな疑問や不安を抱えている方が多いです。
ここでは、特に寄せられることの多い質問にお答えしていきます。
中1の成績が悪かったけど挽回できる?
- 東京都・愛知県など中3のみ使用の地域なら中1の成績は影響しない
- 大阪府でも中3の比重が約6割あるため大幅な挽回が可能
- 過去を悔やむより次の定期テストから行動を変えることが最優先
結論から言うと、中1の成績が悪くても挽回は十分に可能です。
ただし、お住まいの都道府県によって状況は変わってきます。
東京都や愛知県のように中3の成績のみを使う地域であれば、中1の成績は内申点に直接影響しません。中3で評定を最大限に引き上げることに集中しましょう。
大阪府や埼玉県など中1の成績が反映される地域でも、諦める必要はありません。
大阪府では中3の評定が全体の約6割を占めるため、中3で大幅に評定を伸ばせば十分にカバーできます。埼玉県でも中2・中3で評定を上げれば、中1の分をある程度取り戻すことが可能です。
重要なのは、過去の成績を悔やむよりも、これからの成績を1点でも上げることに意識を向けることです。具体的には、次の定期テストから提出物を完璧にして、テスト勉強の計画を立て直すところから始めてみてください。
先生に内申点の評価基準を直接聞いてもいいの?
- 評価基準を質問するのはまったく問題なく、むしろ積極的に聞くべき
- 「提出物の改善点」「テスト以外の評価ポイント」など具体的に質問するのがコツ
- 不満をぶつけるのではなく前向きな改善姿勢で相談することが大切
先生に評価基準を質問するのは、まったく問題ありません。
むしろ積極的に聞くべきだといえます。
多くの先生は、学期初めのガイダンスや授業開きの際に評価基準を説明しています。聞き逃してしまった場合でも、個別に「どうすれば評定を上げられますか」と相談すれば、具体的なアドバイスをもらえることが多いです。
質問する際のポイントは、漠然と「内申を上げたい」と伝えるのではなく、「提出物の書き方で気をつけるべき点はありますか」「テスト以外にどんな部分が評価に影響しますか」のように、具体的に聞くことです。
先生も生徒のやる気を感じ取って、より詳しくアドバイスしてくれるでしょう。
ただし、成績に対する不満をぶつけるような聞き方は逆効果です。あくまで「改善のためのヒントをもらう」という前向きな姿勢で相談するのがポイントです。
塾に通えば内申点は上がるの?
- 塾で定期テスト対策を計画的に進められるが自動的には上がらない
- 提出物や授業態度は塾ではカバーしきれないため学校での意識も必要
- 個別指導塾や家庭教師なら提出物のフォローまで対応してくれる場合がある
塾に通えば自動的に内申点が上がるわけではありませんが、正しく活用すれば大きな効果が期待できます。
塾の最大のメリットは、定期テスト対策を計画的に進められることです。テスト範囲に合わせたカリキュラムで学習できるため、自分ひとりで勉強するよりも効率よく得点力を上げられます。
ただし、内申点は定期テストの点数だけでは決まりません。
提出物の管理や授業態度の改善は塾ではカバーしきれない部分です。塾での勉強に加えて、学校での日頃の取り組みも意識する必要があります。
個別指導塾や家庭教師であれば、定期テスト対策だけでなく、提出物のフォローや学習計画の管理まで対応してくれるサービスもあります。自分の課題に合った学習サポートを選ぶことが、内申点アップへの近道です。
不登校だと内申点はどうなる?対策はある?
- 出席日数が少ないと評定は低くなるが進路の選択肢はなくならない
- 欠席理由などを説明する「自己申告書」を提出できる地域がある
- フリースクールへの通所が出席日数として認められるケースもある
不登校の場合、出席日数が少ないことで内申点の評定が低くなってしまうのは事実です。
しかし、進路の選択肢がなくなるわけではありません。
まず知っておいてほしいのは、不登校の生徒に配慮した入試制度を設けている都道府県が増えているということです。たとえば、欠席理由などを説明する「自己申告書」を提出できる地域もあります。
私立高校のなかには、不登校経験者を積極的に受け入れている学校もあります。入試で学力検査の結果のみを重視する学校であれば、内申点が低くても合格のチャンスは十分にあるんです。
また、フリースクールや適応指導教室への通所が出席日数として認められるケースもあります。お住まいの地域の教育委員会に相談して、利用できる制度を確認してみてくださいね。
ランナーには発達障害コミュニケーション指導者の資格を持つスタッフが在籍しており、不登校のお子さんへのサポート実績も豊富です。お子さんのペースに合わせた学習を続けることで、学力を維持しながら将来の選択肢を広げることができます。
不登校からの高校受験について詳しく知りたい方は、不登校からの高校受験ガイドの記事や、ランナーの不登校サポートコースもあわせてご覧ください。
内申点対策に家庭教師が向いている理由とは?
内申点を効率よく上げるための学習方法として、家庭教師を選ぶ家庭が増えています。
集団塾では対応しにくい個別のニーズに合わせたサポートが受けられるため、特に内申点対策との相性が良いんです。ここでは、家庭教師ならではのメリットを詳しくご紹介します。
定期テスト対策から提出物の進め方まで一人ひとりに合わせてサポートしてもらえる
- 学校の進度やテスト範囲に合わせたピンポイントの対策が可能
- 提出物の管理やノートの取り方まで日常的な学習習慣を改善できる
- 集団塾では対応しにくい個別のニーズに柔軟に応えてもらえる
家庭教師の最大の強みは、生徒一人ひとりの状況に合わせた完全オーダーメイドの指導が受けられることです。
学校の進度やテスト範囲に合わせて、ピンポイントで必要な対策を立てられます。
集団塾では塾のカリキュラムが優先されるため、学校のテスト範囲と合わないことも少なくありません。家庭教師なら学校の授業内容に完全に合わせた指導が可能で、テスト対策の効率が格段に上がります。
さらに、提出物の進め方やノートの取り方といった、内申点に直結する日常的な学習習慣の改善もサポートしてもらえます。
「提出物をいつまでに仕上げるか」「ノートにどんな工夫を加えるか」など、具体的なアドバイスを受けながら改善できるのは家庭教師ならではのメリットです。
苦手教科に集中したオーダーメイド指導で効率よく内申アップが目指せる
- 苦手教科に絞った集中指導で評定3→4のアップが狙いやすい
- つまずきの原因を遡って基礎から立て直すアプローチが可能
- 自分のペースで質問できるため「わからないまま進む」ことがない
内申点を効率よく上げるには、苦手教科に集中して取り組むのが最もコストパフォーマンスの高い方法です。
評定3を4に上げるほうが、4を5に上げるより比較的取り組みやすく、内申点の伸びしろも大きくなります。
家庭教師であれば、苦手教科だけに絞って指導を受けることも可能です。たとえば数学だけが苦手な生徒なら、週1回の指導を数学に全振りして集中的に得点力を上げる戦略が取れます。
また、つまずきの原因を一つずつ遡って解消できるのも個別指導の強みです。
「中1の方程式で躓いているから中2の連立方程式が解けない」というように、根本的な原因を特定して基礎から立て直すアプローチが可能になります。
自分のペースで質問しながら学べるため、「わからないまま進む」ということがありません。疑問をその場で解消できる安心感が、学習意欲の向上にもつながります。
実技教科の筆記テスト対策にも対応してくれるから心強い
- 集団塾ではカバーしにくい実技教科の筆記テスト対策に柔軟に対応
- テスト前に教科書やプリントの要点整理を一緒に進められる
- 実技教科が2倍換算される地域では内申アップの最短ルートになる
内申点で見落としがちな実技教科の筆記テスト対策も、家庭教師なら柔軟に対応してくれます。
集団塾では実技教科の筆記テスト対策までカバーできないのが現実です。
家庭教師であれば、テスト前に「今回は音楽と保健体育の筆記テスト対策もお願いします」といった柔軟なリクエストが可能です。教科書やプリントの要点を一緒に整理して、効率よく暗記するサポートを受けられます。
ランナーの2024年の第一志望合格率は97.5%。この高い合格率の背景には、実技教科の筆記テスト対策まで柔軟にカバーできる強みがあります。
東京都のように実技教科が2倍換算される地域では、実技教科の筆記テストで点数を上げることが内申点アップの最短ルートになることもあります。こうした地域特有の事情を踏まえたアドバイスをもらえるのも、家庭教師を利用するメリットですね。
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- 30,034人の指導実績と2024年第一志望合格率97.5%
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内申点の計算方法を理解して高校受験を有利に進めよう
- ・内申点の基本は9教科×5段階=45点満点で、都道府県ごとに換算方法が異なる
- ・3観点評価(知識・技能、思考・判断・表現、主体的に学習に取り組む態度)を理解して定期テスト・提出物・授業態度を総合的に対策する
- ・東京都は実技4教科2倍の65点満点、大阪府は中1〜中3累積の450点満点など地域差が大きい
- ・実技4教科は内申点への影響が大きく、筆記テスト対策で伸ばしやすい
- ・志望校の内申比率を確認し、自分の強みを活かした受験戦略を立てることが合格への近道
内申点の計算方法は、基本となる「9教科×5段階=45点満点」に、都道府県ごとの換算ルールが加わるのが大きなポイントです。
東京都の実技2倍・65点満点や、大阪府の1:1:3累積方式・450点満点など、地域によって仕組みがまったく異なります。
また、3観点評価の仕組みを理解することで、定期テストの点数だけでなく提出物や授業態度を含めた総合的な対策が可能になります。特に実技4教科は内申点への影響が大きいにもかかわらず対策が手薄になりがちなので、ぜひ意識的に取り組んでみてくださいね。
内申点は正しい方法でコツコツと積み重ねれば、着実に伸ばすことができます。
まずはお子さんの都道府県の計算方法を確認して、今日からできることを一つずつ始めてみましょう。「何から手をつければいいかわからない」という場合は、プロに相談してみるのもおすすめですよ。








