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内部進学とは?仕組み・条件・大学別の内部進学率まで徹底解説
2026.06.18

お子さまが私立の付属校に通っている保護者の方にとって、内部進学制度を活用するかどうかは大きな進路選択のひとつですよね。
「うちの子は評定や出席日数の条件を満たせるか」「失敗したらどうしよう」と不安に感じる方も少なくありません。
そこで今回は、内部進学の仕組みやメリット・デメリット、条件や対策方法、早慶・MARCH・日大などの学校別の内部進学率まで詳しくご紹介します。
勉強が苦手なお子さんでも実践できる対策方法もお伝えするので、「内部進学は難しいかも…」と感じている保護者の方も、最後まで読むことでお子さんに合った進路選択への一歩を踏み出せますよ。
目次
内部進学とは?エスカレーター式で系列大学に進学できる制度の仕組み

- 内部進学制度の基本的な意味と仕組み
- 一般入試・指定校推薦との違い
- 進学が決まるまでのスケジュールは学校ごと
内部進学とは、付属校に通うお子さんが系列の大学へ進学できる制度のことです。
一般的な大学受験とは異なる仕組みで、エスカレーター式と呼ばれることもあります。まずは内部進学の基本的な意味や、一般入試・推薦入試との違い、進学までの流れを順番に見ていきましょう。
内部進学の意味|付属校から系列大学への進学制度
- 付属校生が一般入試なしで系列大学へ進学できる仕組み
- 評定平均や生活態度などの基準を満たす必要がある
- 多くは校内推薦という形で学部・学科が決まる
内部進学とは、大学に付属・系属する中学・高校に通うお子さんが、一般入試を受けずに系列の大学へ校内推薦などを経て進学できる制度のことを指します。
付属校・系属校・系列校といった呼び方は学校により異なりますが、いずれも特別な関係性のもとで進学先が決まる仕組みです。多くの場合、学校内での評定平均や生活態度などの基準を満たすことで、推薦という形で進学先の学部・学科が決定する流れですね。
付属校のカリキュラムは大学進学を前提に組まれているケースが多く、大学で必要となる基礎学力を着実に身につけられる環境が整っています。
長期間の受験勉強から解放されながら、安定した学校生活を送れる点が大きな魅力ですね。ただし、誰でも自動的に進学できるわけではなく、各校が定める基準をクリアする必要があります。
一般入試や推薦入試・指定校推薦との違い
- 一般入試は当日の学力試験で合否が決まる
- 指定校推薦は大学が特定の高校に設けた推薦枠
- 内部進学は3年間の積み重ねが評価される
内部進学と一般入試・推薦入試では、選考方法や対象者、評価のポイントが大きく異なります。
一般入試は出願資格を満たせば誰でも受験できる試験で、主に当日の学力試験の結果で合否が決まる仕組みです。
指定校推薦は、大学が特定の高校に設けた推薦枠を利用する学校推薦型選抜のひとつで、面接や小論文などが課されることが多いですね。
これに対して内部進学は付属校の在校生だけが対象で、3年間の成績や生活態度が総合的に評価される仕組みになっています。一発勝負の入試と違い、日々の積み重ねが結果に直結する点が大きな特徴です。
指定校推薦と混同されがちですが、推薦枠の出し方や審査の流れが異なります。指定校推薦の詳細については「指定校推薦で落ちる場合の対応と原因」もあわせてご覧くださいね。
内部進学はいつ決まる?進学までの流れとスケジュール
- 高校2年生後半から進路希望調査が始まる傾向
- 試験の有無や時期は学校により異なる
- 在籍校の進路要項で確認することが大切
内部進学のスケジュールは、高校2年生の終わりから3年生にかけて本格化していくケースが多く見られます。
学校によって異なりますが、高校2年生後半から3年生にかけて進路希望調査が実施され、内部進学か外部受験かの方向性をある程度決めておく必要があります。
スケジュールや試験の有無、判定時期は学校ごとに異なるため、お通いの学校の進路要項を確認することが大切ですね。
たとえば立教新座のように特別な試験を設けない学校もあれば、青山学院高等部のように3年次の学力テストなどを総合判断する学校、法政大学第二のように英語外部試験を条件に含む学校もあります。判定結果が出る時期も、夏から冬にかけて学校により幅があるのが実情です。
具体的なスケジュールはお通いの学校の進路資料や担任の先生に確認すると安心ですよ。早めに在籍校の要項を把握しておくことで、計画的に準備を進められます。
内部進学のメリット・デメリットを保護者目線で整理

- 受験の負担が減る大きなメリット
- 部活動や行事に打ち込める利点
- 進学先が限定されるデメリットに注意
- 学習意欲が下がりやすい課題への対策
内部進学には、大学受験の負担が減るなど多くのメリットがあります。
一方で、進学先が限定されるなどのデメリットもあるため、両方をしっかり理解しておくことが大切ですね。ここでは内部進学のメリットとデメリットを、それぞれ詳しく見ていきましょう。
大学受験の負担が大幅に減るのが最大のメリット
- 集中的な受験対策の負担が軽減される
- 精神的負担が少なく安定した日常を送れる
- 予備校代など経済的なメリットも大きい
内部進学の最大のメリットは、一般入試に向けた集中的な受験勉強の負担が軽くなる点です。
一般入試では半年から1年以上かけて集中的に受験対策をする必要がありますが、内部進学ではその負担が大幅に軽減されます。日々の定期テスト対策を中心に学習を進められるため、計画的に勉強に取り組めますね。
精神的な面でも、一発勝負の入試がないため緊張やプレッシャーが少なくなる傾向があります。
模試や予備校通いに追われる生活ではなく、学校生活を中心とした安定した日常を送れる点も魅力です。
経済的なメリットも見逃せないポイントですね。予備校や塾の費用、模試の受験料など、受験対策にかかる費用を抑えられるケースが多くなっています。
部活動や学校行事にも全力で打ち込める
- 高校3年間を通して部活動を続けられる
- 文化祭や体育祭などの行事に積極的に参加できる
- 友人関係も安定しやすく長期的な信頼関係を築ける
内部進学を目指すと、高校3年間を通して部活動や学校行事に全力で打ち込めるのもメリットです。
一般受験を選択した場合、高校3年生になると部活動を引退して受験勉強に専念するケースが多いです。しかし内部進学では引退時期を気にする必要が少なく、最後まで競技や活動を続けられますね。
文化祭や体育祭、修学旅行などの学校行事にも積極的に参加できる点も大きな魅力です。
高校3年生で行事の運営側を任されることも多く、リーダーシップを発揮する貴重な経験ができます。こうした経験は大学生活や将来の社会人生活においても、大きな財産になりますよ。
同じ系列大学に進学する仲間が多いため、友人関係の継続性が保たれるのも内部進学ならではの特徴です。
進学先の大学・学部が限られるデメリットに注意
- 進学先は原則系列大学に限定される
- 人気学部は校内競争率が高い傾向
- 途中で進路希望が変わった場合の対応が難しい
内部進学の大きなデメリットは、進学先の大学や学部が原則として系列校に限定される点です。
他大学への進学を希望する場合は、一般入試や総合型選抜など外部受験に向けた準備が必要になります。学部や学科の選択肢も限られており、希望通りの分野を学べないケースもあるかもしれません。
人気の高い学部・学科は校内での競争率が高くなる傾向にあります。
成績順に進学先が決まる場合、評定が低いと希望学部に進めない可能性も考えられます。「希望していた学部に評定が足りず別学部になった」というケースも起こり得るんです。
途中で進路の希望が変わった場合、対応が難しくなる点もデメリットといえますね。内部進学を選ぶ際は、系列大学の学部構成や進学条件を事前にしっかり確認しておくことが大切です。
学習意欲が下がりやすいって本当?
- 受験のプレッシャーがなく意欲低下のリスク
- 大学進学後の学習に課題を感じる可能性
- 受験以外の目標設定が効果的な対策
内部進学では大学受験というプレッシャーが少ないため、学習意欲が下がりやすいという声もあります。
明確な目標がないと、日々の学習に身が入らなくなってしまうお子さんもいるかもしれません。特に高校3年生では、周りの友人が受験勉強に励む中、自分だけ気が緩んでしまうこともあるようです。
学習意欲の低下は、大学進学後の学力差にもつながりやすい問題ですね。一般受験で入学した学生と比べて基礎学力に差が出てしまい、大学の授業に課題を感じるお子さんもいるかもしれません。
この問題を防ぐためには、受験以外の目標を持つことが効果的です。
英検やTOEIC、専門資格の取得など、具体的な学習目標を設定することで意欲を維持できます。保護者の方も、お子さんの学習状況を見守りながら適切な声かけをすることが大切ですよ。
内部進学の条件や審査基準|評定平均や英語はどれくらい必要?
- 評定平均が最も重要な評価項目
- 出席日数や生活態度もチェックされる
- 英語外部試験が条件となるケースも
- 内部進学試験の有無や内容は学校ごと
内部進学を実現するためには、各校が定める条件や審査基準をクリアする必要があります。
評定平均や出席日数、英語の資格など、学校によって基準はさまざまです。ここでは内部進学に必要となる主な条件や審査基準について、保護者の方が気になるポイントを詳しく解説していきます。
評定平均が最重要|目安はどれくらい?
- 3年間の評定平均が最重要な評価対象
- 必要な基準は学校・学部ごとに異なる
- 1年生から継続的な取り組みが必要
内部進学の審査において最も重要視されるのが、高校3年間の評定平均です。
評定平均とは、各教科の成績を5段階評価で平均した数値のことを指します。多くの付属校では、希望する学部によって必要な基準が異なる仕組みですね。
必要な成績基準は学校・学部ごとに異なり、非公開の場合もあるため、一般的な目安をそのまま当てはめるのは避けたいところです。
5段階評定だけでなく、独自の総合成績や10段階評価、定期テストや出席状況などを総合的に判断する学校もあります。お子さんの志望する学部の基準は、在籍校の進路資料や担任面談で確認するのが確実ですね。
評定は1年生から3年生までの全期間が対象となるため、早い段階からの取り組みが必要です。3年生になってから慌てて成績を上げようとしても、過去の評定が影響するため思うように改善できないこともあります。
内申点や評定の計算方法について詳しく知りたい方は、「内申点の計算方法と評定アップの仕組み」もあわせて参考にしてくださいね。
出席日数や生活態度もしっかりチェックされる
- 年間欠席日数の上限が設定されている
- 校則の遵守や授業態度も評価対象
- 授業への取り組みや人物評価が加味されることも
内部進学の審査では、評定平均だけでなく出席日数や生活態度も重要な評価対象になります。
多くの学校では、年間の欠席日数に上限が設けられているケースが一般的です。欠席が多すぎると、たとえ評定が高くても内部進学の資格を失う可能性があります。
遅刻や早退の回数も評価に影響することがあるため、注意が必要ですね。
生活態度については、校則の遵守状況や授業態度、提出物の状況などが総合的に判断されます。問題行動や校則違反があると、内部進学の推薦を受けられないケースも実際にあるんです。
慶應義塾志木のように、成績・出席状況・授業への意欲などを総合して進路を決定すると説明している学校もあります。日頃から学校生活全般に真摯に取り組む姿勢が、内部進学への扉を開く鍵となりますよ。
英検など英語の資格が条件になるケースも
- 英語外部試験のスコア提出が条件のケースも
- 英検・TOEIC・TOEFL・GTECなどが認められる
- 早い段階からの英語学習が重要
近年では英語力を重視する大学が増えており、内部進学でも英語外部試験のスコアが条件や評価対象となるケースが見られます。
たとえば法政大学第二高等学校では、「法政大学の指定する英語の外部試験」を内部推薦の条件のひとつにしていることが公式に示されています。英語外部試験の受験やスコア提出が条件や評価対象になる学校もあるので、早めの情報収集が大切ですね。
認められる試験は英検以外にも、TOEICやTOEFL、GTECなど学校によって幅があります。
これらの資格は内部進学の審査だけでなく、大学入学後の英語クラス分けにも影響することが多いですね。早い段階から英語学習に取り組み、計画的に資格取得を目指すことが重要になります。
中学生のうちから英語に親しむ環境を整えておくと、高校での資格取得がスムーズに進みます。お子さんの志望学部で求められる英語の基準を、早めに確認しておくことをおすすめしますよ。
学校独自の内部進学試験の内容と対策
- 学力テスト・面接・小論文など内容は学校ごと
- 特別な試験を設けない学校もある
- 過去問の入手や対策授業の活用が鍵
付属校の中には、内部進学の判断のために独自の進学試験や学力テストを実施する学校もあります。
こうした試験は一般入試とは異なり、基礎学力の到達度を確認することが主な目的とされるケースが多いです。出題範囲も学校で学んだ内容が中心となるため、日々の授業を真面目に受けていれば対応できる内容も少なくありません。
試験内容は学校によって大きく異なります。学力テスト、面接、小論文、英語外部試験のスコアなど、さまざまな形があるんです。
立教新座のように特別な試験を設けず、3年間の成績や出席状況などで総合的に判断する学校もあります。一方で、青山学院高等部のように3年次の学力テストなどを総合判断する学校もあるんです。
試験の有無や難易度は学校・学部によって大きく異なる点に注意が必要です。お通いの学校の進路要項や担任の先生に早めに確認し、過去問の入手や対策授業の活用など、計画的な準備を進めていきたいですね。
早慶・MARCH・日大の内部進学率と学部振り分けの傾向をチェック
- 早稲田大学付属・系属校は94〜ほぼ100%の進学率
- 慶應義塾の付属校は98〜ほぼ100%
- MARCHや日大では学校・学部による差が大きい
内部進学を検討する際に気になるのが、付属校ごとの実際の内部進学率と学部振り分けの傾向ですよね。
早稲田・慶應・MARCH・日大などの有名大学では、それぞれ付属校・系列校の進学率や学部の振り分けに特徴があります。ここでは大学別に内部進学率の傾向を見ていきましょう。
早稲田大学の付属校の内部進学率と学部の振り分け
- 早稲田大学高等学院・本庄高等学院はほぼ全員が進学
- 早稲田実業も約94%と高水準
- 学部振り分けは評定順で決まるケースが多い
早稲田大学の付属・系属校は、内部進学率の高さで知られています。
早稲田大学高等学院の2026年3月卒業生では、早稲田大学への進学者数が472名と公表されています。早稲田大学本庄高等学院は2026年3月卒業生323名中319名が早稲田大学へ進学した実績があり、ほぼ全員が早稲田大学に進学する仕組みが整っているんです。
| 付属・系属校名 | 内部進学率の目安 |
|---|---|
| 早稲田大学高等学院 | ほぼ100%(2026年3月 472名進学) |
| 早稲田大学本庄高等学院 | 約99%(2026年3月 323名中319名) |
| 早稲田実業学校高等部 | 約94%(2026年3月 336名中316名) |
早稲田実業は系属校という位置づけで、2026年3月卒業生336名のうち早稲田大学への推薦進学が316名でした。学部の振り分けは、3年間の評定平均をもとに希望順位を考慮して決定されるケースが多いですね。
政治経済学部や法学部、商学部などの希望者が多い学部は、特に高い評定が求められる傾向があります。希望学部に進むためには、1年生のうちから安定した成績維持を意識しておきたいところです。
慶應義塾大学の付属校の内部進学率
- 慶應義塾高校・志木高校など4校が一貫教育校
- 学校・年度により98〜ほぼ100%程度
- 学部選択は塾内成績によって決まる
慶應義塾大学の一貫教育校も、多くの卒業生が慶應義塾大学へ推薦進学しています。
慶應義塾高等学校・慶應義塾志木高等学校・慶應義塾女子高等学校・慶應義塾湘南藤沢高等部の4校が付属校として位置づけられており、学校や年度によって違いはあるものの、いずれも98〜ほぼ100%の高い推薦進学率を保っているんです。
| 付属校名 | 内部進学率の目安 |
|---|---|
| 慶應義塾高等学校 | 約98%(2025年度 705名中691名) |
| 慶應義塾志木高等学校 | ほぼ100%(2025年度 250名) |
| 慶應義塾女子高等学校 | 約98〜ほぼ100% |
| 慶應義塾湘南藤沢高等部 | 約98〜ほぼ100% |
慶應義塾大学では、学部の選択は塾内成績によって決まる流れが一般的です。
医学部・法学部・経済学部などの希望者が多い学部は競争率が高く、トップクラスの成績が求められるケースが多いですね。希望の学部に進むためにも、3年間を通じて安定した学習姿勢を保つことが大切になります。
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の付属校の内部進学率
- MARCHの付属校は約80〜93%の進学率
- 学校により大きく差がある
- 集計方法(希望者母数か卒業生母数か)にも注意
MARCH(明治・青山学院・立教・中央・法政)の付属校・系列校でも、多くの生徒が内部進学を活用しています。
明治大学付属の明大中野では2026年3月卒業生の推薦率が81.2%、明大中野八王子では2025年度に約93%(326名中303名)が内部進学を選択しているなど、同じ明治大学付属でも学校により幅があるんです。
| 付属校名 | 内部進学率の目安 |
|---|---|
| 明大中野・明大明治 | 約80〜81% |
| 明大中野八王子 | 約93%(2025年度) |
| 青山学院高等部 | 約85% |
| 立教新座 | 推薦希望者の約99% |
| 立教池袋 | 卒業生の約8〜9割 |
| 中央大学附属 | 約85〜90% |
| 法政大学第二・法政高校 | 約85〜90% |
立教新座と立教池袋では集計の母数が異なる点に注意が必要です。立教新座は「立教大学への推薦を希望した生徒の約99%が進学」、立教池袋は「例年卒業生の9割程度」と公式で説明されていますね。
青山学院高等部は公式で「卒業する生徒の約85%は青山学院大学へ進学」とされており、学校ごとに表現が異なる点に注意したいところです。
MARCHの付属校では、希望学部に進めるかは評定順で決まる傾向があります。法学部や経済学部、経営学部などは人気が集中しやすく、評定平均が高い生徒から優先的に振り分けられるケースが多いですね。
お子さんが希望する学部の難易度や条件を、学校説明会などで早めに確認しておくと安心ですよ。
日本大学など系列校の内部進学率の傾向
- 日本大学の付属校は公式一覧で26件掲載
- 学校・年度によって内部進学率に幅がある
- 「日大に内部進学できない」と言われる背景も解説
日本大学は付属・特別付属・準付属校等が多く、公式の付属校一覧では高校・中学校等として26件が掲載されています。
日大櫻丘・日大鶴ヶ丘・日大豊山などの付属校では、毎年多くの生徒が日本大学への内部進学を実現しています。一方で「日大に内部進学できない」と言われる背景には、希望学部への振り分け基準が厳しいケースがある点が関係しているんです。
| 付属校名(例) | 内部進学率の目安 |
|---|---|
| 日本大学櫻丘高等学校 | 約67%(2025年度 470名中316名) |
| 日本大学鶴ヶ丘高等学校 | 約62%(2025年度 399名中247名) |
| 日本大学豊山高等学校 | 約70%(2025年度) |
日本大学の場合、医学部・歯学部・薬学部などの希望者が多い学部は内部進学でも高い学力基準が求められます。
希望の学部に進めない場合、別の学部への進学や外部受験への切り替えが必要になるケースもあります。お子さんが日大系列校に通う場合は、学校ごとの内部進学制度の詳細を早めに確認しておきたいですね。
内部進学に失敗・落ちる原因と対策方法
- 評定不足による失敗パターンと対策
- 部活や行事に夢中で勉強がおろそかになるケース
- 勉強が苦手なお子さんでも続けられる対策方法
- 外部受験の準備を並行する重要性
内部進学は安全な進路選択と思われがちですが、実際には落ちてしまうケースも存在します。
失敗の原因を理解し、適切な対策を講じることで安心して内部進学を目指せますよ。ここでは内部進学で失敗する主な原因と、その具体的な対策方法について詳しく解説していきます。
評定不足で内部進学に落ちるパターン
- 1年生・2年生の成績不振が大きな原因
- 人気学部はわずかな評定差で進路が分かれる
- 1年生から継続的な学習が大切
内部進学で最も多い失敗パターンは、評定不足によって基準を満たせなくなるケースです。
高校1年生や2年生の成績が振るわず、3年生になって挽回しようとしても間に合わないことが多いんです。特に学校全体の評定基準だけでなく、希望学部の基準を満たせないケースが目立ちます。
人気学部は競争率が高いため、わずかな評定差で進路が分かれることも珍しくありません。
定期テストの点数が安定しない、得意科目と苦手科目の差が激しいといった状況も評定低下の原因です。提出物の遅れや授業中の態度なども、評定に影響を与える要素となります。
評定不足を防ぐためには、1年生のうちから継続的に学習に取り組むことが大切ですね。推薦入試全般で落ちる理由を知りたい方は「高校推薦入試に落ちる理由と対策」も参考になりますよ。
部活や行事に夢中で勉強がおろそかになるケース
- 油断で学習時間が確保できなくなる
- 運動部や生徒会など時間拘束の大きい役割は注意
- 計画性と効率的な時間管理がポイント
内部進学を目指すお子さんの中には、部活動や学校行事に夢中になりすぎて勉強がおろそかになるケースも見られます。
内部進学は受験勉強の負担が少ないというイメージから、油断して学習時間を確保できなくなることもあるんです。気がついた時には評定が大きく下がっており、内部進学の基準を満たせない状況に陥ることもあります。
特に運動部の主力選手や生徒会役員など、時間的拘束の大きい役割を担うお子さんは注意が必要ですね。
練習や活動で疲れて家庭学習が手につかない、定期テスト前でも活動を優先してしまうといった状況が続くと、評定低下に直結します。文化祭や体育祭などの行事準備期間も、学習時間が削られやすい時期かもしれません。
課外活動と学習の両立は、計画性と効率的な時間管理がポイントになります。すきま時間を活用した学習や、テスト期間の集中学習など、メリハリのある取り組み方が大切ですよ。
勉強が苦手なお子さんでも続けられる対策方法
- 学校別カリキュラムに沿った定期テスト対策が最優先
- 苦手科目の早期克服が欠かせない
- 勉強が苦手な子向けのサポートで評定アップも可能
「うちの子は勉強が苦手だから、内部進学は難しいかも…」と感じる保護者の方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、勉強が苦手なお子さんでも、お子さんに合った方法で続ければ評定アップは十分に可能です。私たちランナーがこれまで30,034人のお子さんを指導してきた中でも、平均点が取れなかったお子さんが評定3.5を達成し、内部進学を実現した事例も少なくありません。
具体的には、苦手だった数学の基礎から見直し、毎日10分だけ問題を解く習慣をつけることで、定期テストの点数が少しずつ安定していったケースがあります。お子さん一人ひとりのペースに合わせた小さな積み重ねが、評定アップへの確実な道筋を作ってくれるんです。
まず最優先で取り組みたいのは、学校別カリキュラムに沿った定期テスト対策です。
テスト範囲を正確に把握し、2か月前から計画的に学習を始めることで安定した成績を維持できます。お子さんが通う付属校のカリキュラムや定期テストの傾向に合わせた対策が、評定アップの近道になりますよ。
苦手科目の早期克服も、内部進学成功に欠かせない要素なんです。
学校の授業だけで対応が難しい場合は、家庭教師や個別指導塾など、お子さんに合った学習サポートの活用を検討してみてもよいかもしれませんね。「わかる楽しさ」を感じられる指導を受けることで、勉強が苦手なお子さんも前向きに学習を続けられるようになります。
外部受験の準備も並行しておくと安心
- 基礎的な受験対策で切り替えがスムーズに
- 模試で実力を客観的に把握できる
- 英語と数学の基礎学習を継続する
内部進学を目指す場合でも、外部受験の準備を並行しておくと万が一の際に安心できます。
内部進学の合否が確定するのは高校3年生の後半となるため、それまでに準備を進めておく必要があります。基礎的な受験対策だけでもしておくことで、外部受験への切り替えがスムーズになりますよ。
模試の受験は、自分の実力を客観的に把握する上で非常に有効な手段ですね。
定期的に模試を受けることで、外部受験を視野に入れた場合の現在地を確認できます。特に英語と数学は多くの大学入試で必要となるため、優先的に学習を継続するとよいかもしれません。
外部受験の準備は、進路選択の幅を広げる大きな武器になりますよ。内部進学と並行して大学受験対策も検討したい保護者の方には、「大学受験の家庭教師の選び方」もあわせて参考になります。
内部進学対策に活用したい家庭教師のランナー
- 勉強が苦手な子専門の指導で評定アップ
- 発達障害・不登校のお子さんにも柔軟に対応
- 訪問とオンラインを柔軟に切り替え可能
内部進学対策には、お子さん一人ひとりに合わせた個別指導が選択肢のひとつになります。
家庭教師の活用は、お子さんが通う付属校のカリキュラムに沿った学習を進められる点が特徴です。ここでは私たち家庭教師のランナーの特徴を、簡潔にご紹介しますね。
勉強が苦手な子専門の指導で評定アップをサポート

- 30,034人の指導実績を持つ家庭教師グループ
- 2024年第一志望合格率は97.5%
- 学校別カリキュラムに沿った個別指導
家庭教師のランナーは、「勉強が苦手な小中高生専門」を掲げている家庭教師グループです。
これまで30,034人のお子さんを指導してきた実績があり、2024年の第一志望合格率は97.5%という数字を達成しています。
内部進学対策では、お子さんが通う付属校のカリキュラムや定期テストの傾向に合わせた個別指導が可能です。訪問型とオンライン型を柔軟に切り替えながら、お子さんのペースに合わせて対応できる点が特徴ですね。
「わかる楽しさ」を感じてもらうことを大切にしているので、勉強が苦手なお子さんも前向きに学習を続けられる環境を整えています。
発達障害・不登校のお子さんにも柔軟に対応
- 発達障害コミュニケーション指導者の資格を持つスタッフ在籍
- 不登校のお子さんへのサポート実績あり
- 出席日数も評価される内部進学に寄り添う体制
内部進学では出席日数も評価対象になるため、不登校気味のお子さんを持つ保護者の方は不安が大きいですよね。
私たちランナーには発達障害コミュニケーション指導者の資格を持つスタッフが在籍しており、お子さんの特性に合わせた指導が可能です。
不登校のお子さんへのサポート実績もあり、お子さんのペースを大切にしながら学習を進められる環境を整えています。LINEで24時間質問し放題のサービスもあるので、お子さんが「分からない」と感じた時にすぐに相談できる点も安心ですね。
オンライン指導にも対応しているので、自宅から無理なく学習を進めたいご家庭にも活用していただけます。詳しいオンライン指導の特徴は「高校生のオンライン家庭教師の選び方」もご覧くださいね。
内部進学についてよくある質問
- 「ずるい」と言われる理由について
- 必ず希望の学部に進めるのかの真実
- 就職活動への影響について
- 推薦辞退の可否と注意点
- 内部進学と外部受験の選び方
内部進学について、保護者やお子さんから寄せられる質問は多岐にわたります。
ここでは特に多く寄せられる疑問について、ひとつずつ丁寧に解説していきますね。気になる質問の答えをチェックして、内部進学への理解を深めていきましょう。
内部進学は「ずるい」と言われるのは本当?
- 3年間の継続的な努力が必要な制度
- 評定維持は決して簡単ではない
- それぞれに異なる努力をしているのが実情
内部進学に対して「ずるい」「楽をしている」という声が聞かれることもありますが、実際はそうとは限りません。
一般受験のような短期集中型の勉強はないものの、3年間を通じた継続的な努力が必要な制度なんです。日々の定期テストや提出物、生活態度まで含めた総合的な評価が求められます。
一発勝負ではなく長期戦という違いがあるだけで、内部進学にも独自の難しさがあります。評定平均を維持し続けることは決して簡単ではなく、わずかな油断が大きな影響を及ぼすこともあるんです。
内部進学を選んだお子さんも、外部受験を選んだお子さんも、それぞれに異なる努力をしているのが実情ですね。
もしお子さんが周りから「ずるい」と言われてつらい気持ちを抱えていたら、「毎日の積み重ねが評価される進路選択もあるんだよ」と、お子さんの努力を肯定的に伝えてあげてください。
周囲の声を気にしすぎず、お子さんに合った進路を自信を持って選ぶことが何より大切ですよ。
内部進学なら必ず希望の学部に進める?
- 希望学部に進めるかは評定次第
- 人気学部は校内競争率が高い
- 第二希望以下になる可能性も
内部進学だからといって、必ず希望の学部に進めるとは限りません。
多くの学校では成績順に進学先が決まる仕組みになっており、人気学部は校内での競争率が高くなります。「大学には行けたが、希望していない学部だった」という可能性も考えられるんです。
医学部・歯学部・法学部・経済学部などは特に競争が激しくなる傾向があります。
第一志望の学部に進めなかった場合、第二希望以下の学部に進むか、外部受験への切り替えを検討することになりますね。希望学部への進学を確実にするためには、3年間を通じて高い評定を維持することが重要です。
お子さんが希望する学部の難易度や条件を、学校説明会などで早めに確認しておくと安心ですよ。
内部進学だと就職活動で不利になる?
- 入学経路より大学での活動が重視される傾向
- 大学での学業を疎かにするとリスクあり
- 早期決定で就活準備に時間を使える利点
内部進学だからといって、就職活動で特別に不利になるという考え方は一般的ではありません。
採用企業全体を代表するデータがあるわけではないですが、一般には入学経路そのものより、大学での学業や活動、経験が重視されると考えられます。インターンシップやサークル活動、資格取得など、大学生活でどう過ごしたかが大きな評価ポイントになりますね。
ただし、大学での学業を疎かにすると、結果的に就職活動で苦戦するリスクは存在します。
むしろ大学進学が早く決まる分、就職活動を見据えた準備に時間を使える点はメリットといえますね。インターンシップへの参加や、興味のある分野での活動など、早期から将来に向けた行動が可能になりますよ。
内部進学の推薦は辞退できる?
- 学校の規則により辞退の扱いは異なる
- 表明後の辞退は学校との相談が必要
- 慎重な判断と早めの相談が重要
内部進学の推薦辞退の扱いは学校の規則によって異なります。
多くの学校では、内部進学を希望する旨を表明した後の辞退について、慎重な対応をするケースがあります。一度内部進学届を提出すると、学校規則上その進路を実行する前提で動くことが多いんです。
学校によっては「内部進学届提出後の辞退は受け付けない」といった対応が取られる場合もあります。辞退した場合、推薦資格の扱いに影響するケースもあるため、慎重な判断が重要ですね。
辞退を考える場合は、できるだけ早い段階で学校に相談することが望ましい対応となります。
学校側との十分な話し合いを通じて、円満な解決を目指すことが大切なんです。進路選択は人生の大きな決断となるため、ご家族で十分に話し合った上で決定することをおすすめしますよ。
内部進学と外部受験どっちがおすすめ?
- 系列大学希望の場合は内部進学が安全
- 系列にない学部希望なら外部受験を検討
- お子さんの目標に合わせて選ぶことが大切
内部進学と外部受験のどちらがおすすめかは、お子さんの状況や目標によって大きく異なります。
系列大学に行きたい学部があり、現在の成績が安定している場合は、内部進学がおすすめの選択肢ですね。一般入試対策の負担を抑えて安定した学校生活を送りながら、大学進学を目指せる魅力があります。
一方で、系列大学にない学部を希望する場合や、より高いレベルの大学を目指したい場合は外部受験が選択肢になります。
自分の可能性を試したい、特定の分野を学びたいという強い意志がある場合も外部受験を検討する価値があります。ただし外部受験には、相応の受験対策と精神的な負担が伴う点に注意が必要かもしれません。
進路選択は本人の意思を尊重しながら、保護者や担任の先生とも十分に相談して決めましょうね。最終的にはお子さんにとって最善の選択ができるよう、しっかりとサポートしてあげてください。
内部進学とはについてまとめ
- ・内部進学は付属校から系列大学への進学制度
- ・評定平均や生活態度などの基準クリアが必要
- ・大学・付属校によって内部進学率は大きく異なる
- ・1年生からの継続的な学習が成功の鍵
- ・お子さんに合った学習サポートで内部進学を実現
内部進学とは、付属校に通うお子さんが系列の大学へ進学できる制度のことです。
大学受験の負担が大幅に減るというメリットがある一方で、進学先が限定されたり学習意欲が下がりやすかったりするデメリットもあります。評定平均や生活態度、出席日数など、学校が定める基準を満たすことが重要ですね。
早慶の付属・系属校は約94〜ほぼ100%、MARCHは約80〜93%、日大系列は学校により幅があるなど、大学ごとに内部進学率の傾向が異なります。お子さんが通う(または通う予定の)付属校の特徴を把握しておくことが、進路選択の第一歩になりますよ。
成功するためには、1年生のうちから計画的な学習を続け、定期テスト対策を徹底することが欠かせません。
勉強が苦手なお子さんでも、お子さんに合った学習サポートを活用すれば評定アップは十分に可能です。今回ご紹介した内容を参考に、お子さんにとって最適な進路選択を実現していきましょうね。
お子さんに合った学習サポートを早めに見つけることが、内部進学への確実な一歩につながります。私たちランナーの無料体験レッスンでは、お子さんに合った勉強のやり方をご提案しているので、お気軽にお試しいただけますよ。








