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エンカレッジスクールとは?都立6校の違い・やばい噂・倍率まで徹底解説

2026.06.18

エンカレッジスクールとは?都立6校の違い・やばい噂・倍率まで徹底解説

お子さまの高校進学を考えるなかで、エンカレッジスクールという名前を見かけて気になっている方も多いのではないでしょうか。

中学校の勉強でつまずいた、不登校を経験した、自分のペースで学び直したい。

そんな思いを抱えるお子さまにとって、選択肢として浮かんでいますよね。とはいえ「学力試験がないって本当?」「やばいって聞いたけど大丈夫?」など、ネット上にはさまざまな情報が飛び交っていて判断に迷いますよね。

そこで今回は、エンカレッジスクールの基本から都立6校それぞれの特色、入試制度、チャレンジスクールとの違いまで詳しくご紹介します。

この記事を読むと、次のことが分かります。

  • エンカレッジスクールとはどんな学校で、誰に向いているか
  • 都内6校それぞれの特色とアクセス
  • チャレンジスクール・通信制高校との違い
  • 「やばい」と言われる噂の本当の正体
  • 入試の仕組みと、家庭でできる合格対策の具体ステップ
  • 学費・無償化制度・発達障害や不登校への対応

気になる「やばい」という噂の実態や、発達障害・不登校経験のあるお子さまへのサポート体制、入試対策のコツまでわかりやすく解説していきますね。

お子さまに合った進路を見つけて、新しい一歩を踏み出すきっかけになる記事です。

目次

エンカレッジスクールとは?学び直しを応援する都立高校

エンカレッジスクールとは?学び直しを応援する都立高校

  • 東京都教育委員会が指定する全日制の都立高校
  • 「エンカレッジ」=「励ます」「勇気づける」の意味
  • 平成14年指定・平成15年度から取組がスタート、現在は都内6校体制

エンカレッジスクールは、小中学校で十分に能力を発揮できなかった生徒さんのやる気を育て、学校生活を充実させることを目的とした都立の全日制高校です。

学力検査のない入試や30分授業、二人担任制など、もう一度がんばりたいお子さまを後押しする仕組みが整っているんです。

ここでは、制度の定義や名称に込められた意味、誕生の背景、対象となる生徒像を順番に見ていきましょう。

エンカレッジスクールの定義と制度がつくられた目的

  • 東京都教育委員会が指定する特色ある都立全日制高校
  • 小中学校で力を発揮できなかった生徒の学び直しを支援
  • 基礎的・基本的な学力の定着と体験学習を重視

エンカレッジスクールは、小・中学校で十分に能力を発揮できなかった生徒さんのやる気を育てる目的で設置された、都立の全日制高校です。

東京都教育委員会が指定する特色校のひとつで、基礎的・基本的な学力の定着と体験学習を通じて、学校生活を充実させることを大きな柱に掲げています。

一般的な高校とは異なり、学力検査を行わない入試や少人数授業、二人担任制など、学び直しを後押しする独自の仕組みが取り入れられているのが特徴です。

背景には、勉強につまずいたまま中学を卒業し、進路に不安を抱える生徒さんが一定数いるという現実があります。そうしたお子さまに「もう一度がんばってみよう」と思える環境を提供することが、制度の根本的な目的なんです。

「エンカレッジ」って言葉にはどんな意味があるの?

  • 英語で「励ます」「勇気づける」「後押しする」の意味
  • 「学ぶ意欲を引き出し、生徒一人ひとりを励ます学校」という願い
  • 学校全体に「応援する文化」が根づいている

「エンカレッジ(encourage)」は英語で「励ます」「勇気づける」「後押しする」といった意味を持つ言葉です。

この名称が選ばれた背景には、「学ぶ意欲を引き出し、生徒一人ひとりを励ます学校にしたい」という願いが込められています。

中学までの学習に不安を抱えていたお子さまも、「ここでなら自分らしく学び直せる」と感じてもらえる場をつくる。それがエンカレッジスクールの理念の出発点なんです。

教員は生徒さんの小さな成功体験を積み重ね、自信を取り戻してもらうための関わりを大切にしています。学校全体に「応援する文化」が根づいている点こそが、ほかの都立高校との大きな違いといえますね。

いつから始まった?制度ができた背景を振り返る

  • 平成14年(2002年)に最初の2校が指定
  • 平成15年度(2003年度)からエンカレッジスクールとしての取組が本格的に開始
  • 不登校や学習の遅れに悩む生徒の増加が制度誕生の背景

エンカレッジスクールの取組がスタートしたのは、平成14年(2002年)に足立東高校と秋留台高校が指定され、平成15年度(2003年度)から本格的に始まりました

当時、東京都教育委員会は「都立高校改革推進計画」を進めており、その一環として2校が最初の指定校として動き出したんです。

制度誕生の背景には、不登校や学習の遅れに悩む生徒さんが増えている社会的な状況がありました。従来型の高校では受け止めきれないニーズに応えるため、新しいタイプの学校が必要とされたんですね。

その後、指定校は段階的に増え、現在は都内に6校が設置されています。たとえば足立東高校では、第1学年の年度末退学率が平成12年度の39.3%から平成15年度には13.2%まで低下したという報告もあり、取組の成果が表れています。

20年以上にわたって積み重ねられた指導ノウハウは、いまも各校で進化を続けています。

どんな生徒が対象になるの?向いている子の特徴

  • 「学び直したい」という意欲を持つ生徒が主な対象
  • 中学校でつまずいた経験のあるお子さまにこそ向いている
  • 難関大学進学を最優先する場合は別の選択肢が合うことも

エンカレッジスクールは、特定の学力レベルを問うのではなく、「学び直したい」という意欲を大切にしている学校です。

具体的には、小中学校で勉強につまずいてしまったお子さま、不登校の経験があり高校でもう一度がんばりたいお子さま、人とのコミュニケーションに自信が持てないお子さまなどが向いています。

中学校で「授業のスピードについていけなかった」「ノートを取るのが苦手だった」というお子さまも、エンカレッジスクールの30分授業や少人数指導なら無理なく取り組めるケースが多いんです。「もう一度ここから始めたい」という気持ちさえあれば、十分にチャレンジできる環境といえますね。

逆に、難関大学への進学を最優先に考えているお子さまや、ハイレベルな学習環境を求めるお子さまには、別の選択肢のほうが合うケースもあります。

大切なのは「お子さま自身がどんな高校生活を送りたいか」という視点です。学校説明会や見学会に参加して、雰囲気を肌で感じてみることをおすすめします。

ほかの高校と違うエンカレッジスクールの5つの特徴とメリット

ほかの高校と違うエンカレッジスクールの5つの特徴とメリット

  • 学力検査がない独自の入試制度で入りやすさが魅力
  • 1年生は30分授業で集中力を保ちやすい工夫
  • 少人数・習熟度別クラスと二人担任制でサポートが手厚い

エンカレッジスクールには、一般的な都立高校とは異なるユニークな仕組みがいくつも用意されています。

どの仕組みも「勉強でつまずいた経験のあるお子さまが安心して学べる」ように設計されているのがポイントなんです。

ここでは、入試制度から授業時間、クラス編成、担任制度、体験学習まで、代表的な5つの特徴をひとつずつご紹介していきますね。

学力検査がない独自の入試制度|入りやすさが最大の魅力

  • 5教科の学力検査を行わない独自の選考方式
  • 調査書・面接・作文・実技で多面的に評価
  • 中学校の成績に自信がないお子さまでもチャレンジしやすい

エンカレッジスクール最大の特徴ともいえるのが、入学者選抜で学力検査(いわゆる5教科の試験)を行わない点です。

その代わりに、調査書、面接、作文または小論文、実技検査などを組み合わせて、生徒さんの個性や意欲を多面的に評価する仕組みになっています。中学校の成績が思うように伸びなかったお子さまでも、自分の強みや学び直しへの熱意をしっかりアピールできるんです。

「点数で判断される入試はちょっと不安」というお子さまにとっては、心理的な負担が軽くなる点も見逃せないメリットといえますね。

ただし、学力検査がないからといって「誰でも必ず入れる」わけではありません。また、実施される検査の種類は学校によって異なります。自己PRカードや面接で意欲をどう伝えるかが、合否を分ける大切なポイントになります。

不登校経験のあるお子さまの高校受験についてはこちらの記事でも詳しく解説していますので、あわせて参考にしてみてくださいね。

1年生の授業は30分|集中力を保ちやすい工夫

  • 1年次を中心に学校・科目によって30分授業を導入
  • ノートを取るのが苦手な子でも最後まで集中しやすい
  • 運用は学校ごとに異なるため事前確認が大切

エンカレッジスクールでは、1年次を中心に、学校や科目によって30分授業を取り入れているのが大きな特徴です。

これは「長時間の授業に集中するのが難しい」と感じる生徒さんに配慮した、独自の時間割の工夫なんです。

50分授業に比べて1コマあたりの内容が短くなる分、こまめに区切って学ぶことができ、最後まで集中力を保ちやすくなります。「中学校では45分の授業がつらかった」「ノートを取るのが苦手で授業についていけなかった」というお子さまでも、30分なら無理なく取り組めるケースが多いんです。

短い時間で1テーマを完結させる構成のため、「今日は何を学んだか」が頭に残りやすいという声も多く聞かれます。

実際の在校生からも「時間が長すぎず短すぎないのでとても良い」「勉強が楽しくなった」という感想が寄せられています。

たとえば足立東高校では1年生の国語・数学・英語・地理・現代社会で30分授業、練馬工科高校では1年次の国語・数学・英語で30分授業など、対象科目は学校によって異なります。気になる学校の運用は、説明会や公式サイトで確認しておくと安心ですね。

少人数・習熟度別クラス|一人ひとりに合わせた指導

  • 1クラスを2〜3グループに分けた習熟度別授業
  • 自分のペースで学習を進められる環境
  • 先生との距離が近く質問しやすい雰囲気

主要科目では、少人数制や習熟度別のクラス編成を取り入れているのも、エンカレッジスクールの大きな特徴です。

1クラスを2〜3つのグループに分けることで、生徒さん一人ひとりの理解度に合わせた授業が受けられる仕組みになっています。

「わからないままどんどん先に進んでしまう」という不安が少なく、自分のペースで学習を進められる環境が整っているんです。中学校で「みんなの前で質問するのが恥ずかしかった」というお子さまも、少人数なら気軽に手を挙げられるかもしれません。

先生との距離も近いため、授業中に質問しやすく、つまずいた箇所をその場で解消できる点も大きな魅力といえますね。

担任が2人つく二人担任制|きめ細かなサポート体制

  • 1年次を中心に二人担任制を採用する学校が多い
  • 相談しやすい先生を選べる安心感
  • 学校・学年によって運用は異なる

エンカレッジスクールでは、1つのクラスに2人の担任の先生がつく「二人担任制」を1年次を中心に採用している学校が多くあります。

これは、生徒さん一人ひとりに対するきめ細かなサポートを実現するための、特徴的な仕組みなんです。

担任が複数いることで、悩みや相談ごとを話しやすい先生を選べたり、保護者面談や進路相談で多角的な視点からアドバイスを受けられたりします。中学校で「先生に話しかけづらかった」というお子さまも、選択肢が増えることで安心感が高まりますね。

また、欠席が続いた生徒さんへの声かけや、学習面でつまずいた生徒さんへの個別フォローも、より丁寧に行える体制になっています。「先生が忙しそうで相談しづらい」という心配が少なく、安心して学校生活を送れる環境づくりに大きく貢献しているんです。

ただし、運用は学校・学年によって異なります。たとえば練馬工科高校は1学年で2人担任、秋留台高校は1・2学年で2人担任を採用するなど、詳細は各校の説明会で確認しておくのがおすすめです。

体験学習やキャリア教育|将来を考える時間が充実

  • 午後を中心とした体験学習プログラムが充実
  • 地域事業所での職場体験や出張授業を実施
  • 勉強が苦手な子でも自分の得意分野に気づきやすい

エンカレッジスクールでは、午後の時間帯を中心に、体験学習やキャリア教育のプログラムが充実しているのも大きな魅力です。

地域の事業所での職場体験、専門家による出張授業、ボランティア活動など、教室の中だけでは得られない学びが用意されています。

こうした体験を通じて、生徒さんは「自分はどんな仕事に興味があるのか」「どんな大人になりたいのか」を自然に考えるきっかけを得られるんです。

勉強が苦手だと感じていたお子さまも、体験学習で自分の意外な得意分野に気づくケースは少なくありません。「教科書の勉強は苦手だけど、ものづくりは楽しい」「人と話すのは好きだ」といった発見が、将来の夢につながる生徒さんも多いんですよ。

都内のエンカレッジスクール6校を一覧で紹介

  • 都内6校の所在地と特色を一覧で比較
  • 普通科4校と工科2校に分かれて設置
  • 通いやすさと学びたい内容で選ぶのがおすすめ

東京都内には現在、6校のエンカレッジスクールが設置されています。それぞれの学校には、所在地や校風、学べる内容に独自の特色があるんです。

まずは一覧表で全体像を確認したあと、各校の特徴とアクセスを順番にご紹介していきますね。

6校の所在地と特色をひと目で比較できる一覧表

  • 普通科4校と工科2校に分かれて設置
  • 所在地は都内各エリアに分散
  • 通いやすさと学びたい内容のバランスで選ぶ

都内6校のエンカレッジスクールを、所在地や設置課程ごとに整理したのが以下の比較表です。

学校名 所在地 主な特色
足立東高等学校 足立区 普通科・基礎重視の学び直し
蒲田高等学校 大田区 普通科・地域連携型の体験学習
東村山高等学校 東村山市 普通科・少人数の手厚い指導
練馬工科高等学校 練馬区 キャリア技術科・ものづくり教育
中野工科高等学校 中野区 食品サイエンス科・実習中心のカリキュラム
秋留台高等学校 あきる野市 普通科・自然豊かな環境

普通科4校と工科2校に分かれ、それぞれが地域性や専門性を生かした教育を展開しています。

志望校を選ぶ際は、自宅からの通いやすさはもちろん、学べる内容や校風が自分に合っているかを確認することが大切ですね。

足立東高等学校の特色とアクセス

  • 足立区にある普通科のエンカレッジスクール
  • 基礎学力の定着を重視したカリキュラム
  • 少人数授業と地域連携の体験学習が特徴

足立東高等学校は、東京都足立区に位置する普通科のエンカレッジスクールです。

基礎学力の定着を重視したカリキュラムを編成しており、小中学校の学習でつまずいたお子さまでも、安心して学び直せる環境が整っています。

少人数の授業や習熟度別のクラス編成によって、一人ひとりのペースに合わせた指導が受けられる点が大きな特徴です。また、地域とのつながりを生かした体験学習にも力を入れており、ボランティア活動や職業体験を通じて社会性を育む取り組みが行われています。

アクセス面では、亀有駅や北綾瀬駅から徒歩またはバスで通学できる立地にあります。詳しい交通手段は学校公式サイトで確認しておくと安心ですね。

蒲田高等学校の特色とアクセス

  • 大田区にある普通科のエンカレッジスクール
  • 地域連携を生かした体験学習が充実
  • JR蒲田駅東口から徒歩約7分でアクセス良好

蒲田高等学校は、東京都大田区にある普通科のエンカレッジスクールです。

「学び直しを応援する」という理念のもと、生徒さん一人ひとりの可能性を引き出す教育に取り組んでいます。

地域との連携を生かした体験学習が充実しており、商店街でのインターンシップや地域行事への参加など、実社会と結びついた学びが特徴です。授業では少人数制や習熟度別の取り組みが導入されており、基礎からしっかり積み上げていける環境が整っています。

アクセスはJR蒲田駅東口から徒歩約7分、京急蒲田駅から徒歩約15分の立地です。複数の路線が利用できるため、都内各地から通いやすい点もメリットといえますね。

東村山高等学校の特色とアクセス

  • 東村山市にある普通科のエンカレッジスクール
  • 30分授業・少人数・習熟度別授業を取り入れた学習支援
  • 東村山駅東口から徒歩約12分の立地

東村山高等学校は、東京都東村山市に立地する普通科のエンカレッジスクールです。

少人数の授業を中心に、生徒さん一人ひとりに寄り添ったきめ細かい指導が行われていることで知られています。

30分授業や少人数・習熟度別授業を取り入れた学習支援を行っており、一人ひとりの理解度に合わせて学びやすい仕組みです。不登校の経験があるお子さまも、自分のペースで通学を再開できるよう、教員と生徒さんの距離が近い校風が大切にされています。

アクセスは西武新宿線・西武国分寺線・西武園線の東村山駅東口から徒歩約12分の立地です。緑豊かな環境で落ち着いて学べる点も、多くの生徒さんに支持されているポイントなんです。

練馬工科高等学校の特色とアクセス

  • 練馬区にあるキャリア技術科のエンカレッジスクール
  • 1・2年で工業の基礎を学び、3年次に5系列から選択
  • 機械加工・自動車・電気設備・電子コンピュータ・デザイン工芸の専門系列

練馬工科高等学校は、東京都練馬区にあるキャリア技術科のエンカレッジスクールです。

ものづくりを通じて学ぶ姿勢を大切にしており、座学だけではない実習中心のカリキュラムが大きな特徴となっています。

1・2年で工業の基礎を幅広く学び、3年次に機械加工技術、自動車技術、電気設備技術、電子コンピュータ技術、デザイン工芸技術の5系列から進路に合わせて選択する形です。卒業後はものづくりや技術系の職業を目指す生徒さんも多くいます。

「勉強は苦手だけど、手を動かして学ぶことは好き」というお子さまには、特に相性の良い学校といえるでしょう。アクセスは東京メトロ有楽町線・副都心線の平和台駅から徒歩で通える立地です。

中野工科高等学校の特色とアクセス

  • 中野区にある食品サイエンス科のエンカレッジスクール
  • 令和6年度から食品サイエンス科として改編
  • 都立工科で唯一、食品工業を学べる学校

中野工科高等学校は、東京都中野区に位置する食品サイエンス科のエンカレッジスクールです。

実習を中心とした体験的な学びを重視しており、技術職への興味を持つ生徒さんを多く受け入れています。

令和6年度から食品サイエンス科として改編され、都立工科高校で唯一、食品工業を学べる学校となっています。工業の視点から「食」について学びを深められる点が大きな魅力です。少人数制の授業と、手厚い個別指導によって、勉強に自信が持てなかったお子さまでも段階的に技術を身につけられる環境が整っています。

アクセスは西武新宿線の野方駅から徒歩で通いやすい立地です。資格取得のサポートにも力を入れており、進路の選択肢を広げたいお子さまにも向いています。

秋留台高等学校の特色とアクセス

  • あきる野市にある普通科のエンカレッジスクール
  • 自然豊かな環境で落ち着いて学べる
  • 東秋留駅から徒歩約20分の立地

秋留台高等学校は、東京都あきる野市にある普通科のエンカレッジスクールです。

自然豊かな環境のなかで、落ち着いて学習に取り組める点が大きな魅力として知られています。

少人数授業や習熟度別クラス編成を取り入れており、生徒さん一人ひとりに対するきめ細かい指導が行われています。また、地域の自然や産業を生かした体験学習プログラムが充実しており、教室の外でも多くの学びを得られる環境です。

アクセスはJR五日市線東秋留駅から徒歩約20分の立地で、都心からは少し離れていますが、その分静かな環境で勉強に集中できる点が魅力なんです。

チャレンジスクール・通信制高校との違いを徹底比較

  • 3つの違いをひと目で確認できる比較表を掲載
  • 通学スタイル・対象生徒・学習内容を整理
  • 自分に合う学校を選ぶためのヒントを紹介

「エンカレッジスクール」と似た存在として、「チャレンジスクール」や「通信制高校」がよく挙げられます。

それぞれ対象や仕組みが異なるため、お子さまに合った進路を選ぶには違いをきちんと理解しておくことが大切ですね。

ここでは3つの違いをひとつずつ整理していきますね。

3つの違いがひと目でわかる完全比較表

  • 課程・対象・学力検査・通学頻度・卒業要件を比較
  • エンカレッジは全日制、チャレンジは定時制三部制
  • 通信制はレポート・スクーリング・試験で単位修得

エンカレッジスクール、チャレンジスクール、通信制高校の特徴を一覧で比較したのが以下の表です。

項目 エンカレッジスクール チャレンジスクール 通信制高校
課程 全日制 定時制(三部制) 通信制
主な対象 学び直したい生徒 不登校経験者など 多様な学習スタイル希望者
学力検査 なし なし 学校により異なる(都立通信制は実施する場合あり)
通学頻度 毎日通学 毎日通学(3部制) レポート・スクーリング・試験中心
卒業要件 3年・74単位 4年を基本(3年での卒業も可能)・単位制 3年以上・単位制

こうして並べてみると、それぞれが異なるニーズに対応する形で設計されていることがわかりますね。

複雑に感じるかもしれませんが、3つに絞って整理すると分かりやすいですよ。大切なのは、お子さまの生活リズムや学習スタイル、将来の希望に合った選択肢を選ぶことです。

通学スタイルはどう違う?全日制と定時制の比較

  • エンカレッジは全日制で平日朝から夕方まで通学
  • チャレンジは三部制で時間帯を選択可能
  • 通信制はレポート・スクーリング・試験を組み合わせて単位修得

エンカレッジスクールは「全日制」の高校で、平日の朝から夕方まで通学するスタイルが基本となります。

一方、チャレンジスクールは「定時制(三部制)」を採用しており、午前・午後・夜間のいずれかの時間帯を選んで通学できる仕組みです。通信制高校はさらに自由度が高く、レポート提出・スクーリング(登校日)・試験を組み合わせて単位を修得する形が一般的なんです。

「毎日通うのは難しいけれど、できれば仲間と一緒に学びたい」という方にはチャレンジスクール、「自分のペースで取り組みたい」という方には通信制が向いています。エンカレッジスクールは、全日制ならではの規則正しい生活リズムを身につけたい方に適していますね。

対象になる生徒や入試方法はどう違うの?

  • エンカレッジは学び直し意欲のある生徒を対象
  • チャレンジは不登校経験者や中退者を主な対象に
  • 通信制は働きながら学ぶ方など多様な層に対応

エンカレッジスクールは、主に小中学校で学習につまずいたお子さまを対象にしており、「やる気を引き出す」ことを重視しています。

チャレンジスクールは、不登校経験者や高校中退者など、これまでの学校生活でつまずいた経験を持つお子さまに焦点が当てられているのが大きな違いです。通信制高校は対象がさらに幅広く、働きながら学びたい方や、スポーツ・芸能活動と両立したい方など、多様なバックグラウンドの方が在籍しています。

入試方法については、エンカレッジスクールとチャレンジスクールは学力検査を行わない点で共通しています。

都立通信制では学校により学力検査が実施される場合もあるため、最新の募集要項を必ず確認してくださいね。チャレンジスクールでは志願申告書、エンカレッジスクールでは自己PRカードなど、書類の名称や内容が異なる点にも注意が必要です。

学習内容や卒業後の進路にもある違い

  • エンカレッジは基礎学力定着のカリキュラム
  • チャレンジは単位制で柔軟な科目選択が可能
  • 通信制は特色あるコース(芸術・ITなど)も豊富

学習内容を比べると、エンカレッジスクールは基礎学力の定着を重視した普通科(または工業系)のカリキュラムが中心です。

チャレンジスクールは単位制を採用しており、自分の興味や進路に合わせて選択科目を組み合わせられる柔軟性が魅力なんです。通信制高校はさらに自由度が高く、学校によっては芸術、IT、スポーツなど特色あるコースが用意されているケースもあります。

卒業後の進路についても、全日制のエンカレッジスクールでは大学・専門学校への進学から就職まで幅広い選択肢があります。進学を強く希望する場合は、サポート体制を学校ごとに確認しておくと安心ですね。

自分に合うのはどれ?選び方のヒント

  • 毎日通学できるかどうかが最初の判断軸
  • 仲間と学びたいか自分のペースで進めたいかで選ぶ
  • 学校説明会や見学会で実際の雰囲気を確認

3つの選択肢を比べてみても、「結局どれが自分に合うのかわからない」と迷う方は少なくありません。

選び方のヒントとしては、まず「毎日通学できるかどうか」を考えてみるのがおすすめです。毎日朝から通えそうなら、生活リズムを整えやすいエンカレッジスクールが選択肢に入ります。

時間帯を選んで通いたい場合はチャレンジスクール、自宅学習中心がよければ通信制が候補となりますね。

次に、「どんな環境で学びたいか」を整理してみましょう。仲間と一緒に学びたい方には全日制や定時制が、マイペースで進めたい方には通信制が向いています。不登校経験のあるお子さまの進路選択についてはこちらの記事でも詳しくご紹介しています。

最終的には、学校説明会や見学会に参加して、実際の雰囲気を確認することが何よりも大切です。

「エンカレッジスクールはやばい」と言われる理由は?噂とデメリットの実態

  • ネットで広がる「やばい」の本当の正体を解説
  • 偏差値・進学実績・校風の実態をチェック
  • 入学前に押さえるべきデメリット・注意点

インターネットで「エンカレッジスクール」と検索すると、「やばい」というキーワードが関連検索に表示されることがあります。

「やばい」って聞いて不安になりますよね。

気になる方も多いと思いますので、この章ではその噂の正体や、実際のデメリット・注意点を率直にご紹介していきますね。

ネットで広がる「やばい」の正体は?

  • 「やばい」には否定・肯定両方の意味がある
  • 偏差値や進学実績への漠然としたイメージから来る声が多い
  • 実態は学び直し支援の独自校風

「やばい」というキーワードには、ネガティブな意味とポジティブな意味の両方があります。

エンカレッジスクールに関する「やばい」の多くは、「偏差値が低そう」「治安が悪そう」「進学実績が控えめ」といった漠然としたイメージから来ている場合が多いんです。

実際にはエンカレッジスクールは、学び直しを支援する目的で設計された都立高校であり、生徒さん一人ひとりに丁寧に向き合う校風が特徴です。「やばい」という単語だけで判断するのではなく、自分の目で学校の様子を確かめることが何より大切といえますね。

口コミサイトの情報は参考になる一方で、断片的な情報にすぎないケースも少なくありません。実際の在校生や卒業生の声を学校説明会で直接聞くことをおすすめします。

偏差値が低いって本当?入学難易度の実態

  • 学力検査がないため偏差値だけでは判断しにくい
  • 偏差値の数字と入学難易度は必ずしも一致しない
  • 調査書・面接・作文の総合評価で合否判定

エンカレッジスクールの偏差値は、進学情報サイトでは低めに表示されることがあります。

これは、学力検査を行わない入試制度を採用しているため、偏差値という指標だけでは入学難易度を判断しにくい仕組みになっているからなんです。

そのため、塾や進学情報サイトに掲載されている偏差値は、あくまで参考程度の数字として捉えるのが正しい見方といえます。

「偏差値が低い=入学難易度が低い」とは一概には言えません。志願者数が多い学校では倍率が高くなり、選考で不合格となるケースもあります。

大切なのは、調査書の内容、面接での受け答え、作文の出来栄えなど、総合的な評価で判断されるという点ですね。

進学実績が控えめなのは事実?卒業後の現実

  • 進学校と比べると進学実績は控えめな傾向
  • 大学進学を最優先に設計された学校ではない
  • 多様な進路を支える学校という視点が大切

エンカレッジスクールの進学実績は、一般的な進学校と比べると控えめな傾向にあるのが実情です。

これは、もともと大学進学を最優先の目標として設計された学校ではないため、進学実績だけを見て評価するのは適切ではありません。

卒業生の進路は大学・短大・専門学校への進学と就職が混在しており、お子さま一人ひとりの希望に応じた多様なルートが選ばれています。

「進学実績が控えめ=学校の質が低い」という単純な見方ではなく、「多様な進路を支える学校」という視点で捉えることが大切なんです。もし大学進学を強く希望するなら、家庭教師や塾を併用するなど、学校外での学習サポートを組み合わせる方法も選択肢に入りますね。

校風や生徒の雰囲気はどうなの?

  • 「学び直しを応援する」理念が共通している
  • 校風や雰囲気は学校ごとに異なる
  • 学校見学会で実際の様子を確認するのがおすすめ

エンカレッジスクールの校風は、「学び直しを応援する」という理念が共通しており、生徒さん一人ひとりを大切にする雰囲気を持つ学校が多いといわれています。

生徒さん同士もさまざまな背景を持っているため、お互いの違いを尊重し合う文化が自然と育まれています。「みんな同じスタートライン」という意識があるため、学力差や経験の違いを気にせず安心して通えると感じている生徒さんも多いんです。

もちろん、校風や雰囲気は学校ごとに異なるため、雰囲気が気になる方は学校見学会で実際の様子を確認することをおすすめします。在校生や卒業生の声を聞ける機会があれば、ぜひ積極的に活用してみてくださいね。

入学前に押さえておきたいデメリットや注意点

  • 全日制のため毎日通学する必要がある
  • 難関大学受験では外部の学習サポートが必要
  • 書類選考・面接で意欲が伝わらないと不合格も

エンカレッジスクールには多くのメリットがある一方で、知っておきたい注意点も存在します。

まず、全日制のため毎日朝から通学する必要があり、不登校の経験が長いお子さまにとっては生活リズムを整えることが最初の課題となります。

また、進学指導の体制は学校によって差があるため、難関大学を目指す場合は学校外の学習サポートを併用することが現実的です。

制度上「学力検査がない」とはいえ、書類選考や面接で意欲が伝わらない場合には不合格となるケースもあります。事前に学校説明会へ参加し、カリキュラムやサポート体制、雰囲気を自分の目で確認することが、入学後のミスマッチを防ぐ最良の方法といえますね。

発達障害や不登校経験のある子も通えるの?

  • 発達障害のあるお子さまへのサポート体制を解説
  • 不登校経験から再スタートしやすい環境を紹介
  • 入学前に学校に相談しておきたいポイント

エンカレッジスクールには、発達障害や不登校の経験を持つ生徒さんも多く在籍しています。

「うちの子も通えるのかな」と気になる保護者の方も多いのではないでしょうか。

ここでは、サポート体制や環境面の特徴、入学前に確認しておきたいポイントについて、具体的にご紹介していきますね。

発達障害の子へのサポート体制をチェック

  • 少人数授業や二人担任制が発達特性に配慮した環境として機能
  • スクールカウンセラーや教育相談窓口を設置
  • 対応範囲は学校ごとに差があるため事前相談が重要

エンカレッジスクールは、特別支援学校ではないため、医療的・専門的な支援の専門機関ではありません

とはいえ、少人数授業や習熟度別クラス、二人担任制といった仕組みは、発達特性に配慮した学習環境として機能している面があります。

たとえば、長時間の集中が難しいお子さまには30分授業が、口頭での指示理解が苦手なお子さまには丁寧な個別フォローが、それぞれ助けになっているんです。

各学校にはスクールカウンセラーや教育相談の窓口も設置されており、必要に応じて専門的な支援につなぐ仕組みも整えられています。発達障害のあるお子さまでも通える高校についてはこちらの記事で詳しく解説していますので、あわせてご覧くださいね。

ただし、対応の範囲には学校ごとの差もあるため、具体的なサポート内容は事前に直接相談して確認することが何より重要です。

不登校経験から再スタートしやすい環境

  • 同じ経験を持つ生徒が多く自然体で過ごせる
  • 担任・養護教諭・カウンセラーの連携サポート
  • 欠席が続いた際の丁寧なフォロー体制

不登校の経験があるお子さまにとっても、エンカレッジスクールは「再スタートを切りやすい環境」として注目されています。

同じような経験を持つ生徒さんが多く在籍しているため、「自分だけが特別」と感じることなく、自然体で学校生活を送れる雰囲気があるんです。また、担任の先生や養護教諭、スクールカウンセラーが連携して、お子さまの心身の状態に寄り添ったサポートを行っています。

欠席が続いた場合にも、すぐに頭ごなしに叱るのではなく、原因を一緒に考えながら登校再開を後押ししてくれるケースが多いです。「もう一度高校生活をやり直したい」と思っているお子さまにとって、進学先として検討できる選択肢のひとつといえますね。

不登校中学生の進路選びについてはこちらの記事もあわせて参考にしてみてください。

二人担任制がもたらす支援の手厚さ

  • 相談しやすい先生を自然に選べる安心感
  • 先生不在時も継続的なサポートが受けられる
  • 保護者面談で多角的なアドバイスが可能

二人担任制は、発達障害や不登校経験のあるお子さまへのサポートとして、特に大きな意味を持ちます。

担任が2人いることで、生徒さんは「相談しやすいほうの先生」を自然と選ぶことができ、安心感が大きく高まるんです。

また、ひとりの先生が体調不良や出張で不在になっても、もうひとりの先生が継続的にサポートできる仕組みです。

保護者面談や進路相談の場でも、複数の視点からアドバイスを受けられるため、より多角的な支援が可能となります。「先生によって対応が変わって不安」というケースも、二人担任制では両方の先生が情報を共有しながら対応するため、心配が少なく済むんですよ。

入学前に学校に相談しておきたいポイント

  • 診断書の有無や、過去に受けた発達検査の結果
  • 医療機関や療育機関との連携の希望
  • 授業中・試験中に必要な合理的配慮(板書のサポート、別室受験など)
  • 欠席が続いた場合の連絡方法やフォロー体制
  • これまでの不登校期間や学習の空白について

発達障害や不登校の経験があるお子さまの場合、入学前に学校へ相談しておくことで、入学後のミスマッチを防ぎやすくなります

上記の事前確認をしておきたい主なポイントを整理しておくと、相談がスムーズに進みますよ。

各学校では学校説明会や個別相談会が定期的に開催されており、こうした場で直接相談することで、より具体的な情報を得られます。受検時の配慮申請やスクールカウンセラー配置など、東京都の支援制度もあわせて確認できますよ。

「こんなことまで相談していいのかな」と遠慮する必要はなく、むしろお子さまの状況を正確に伝えることが、適切なサポートにつながります。

家庭でも、お子さまが入学に対してどんな気持ちを抱いているか、不安な点はないか、定期的に対話の時間を持つことが大切ですね。事前相談で得た情報をもとに、家族で進路をじっくり話し合うことで、納得感のある決断ができるはずです。

エンカレッジスクールの入試対策|倍率・偏差値・学費・落ちる人の特徴を解説

  • 学力検査なしの選考方法の詳細を解説
  • 倍率・学費・無償化制度の実情をチェック
  • 家庭でできる対策のコツを紹介

エンカレッジスクールへの入学を検討する際、気になるのが入試の仕組みや倍率、学費といった具体的な情報ですよね。

ここでは、選考方法から推薦・第一次募集の流れ、過去の倍率、合格対策、学費まで、必要な情報をまとめてご紹介していきます。

学力検査なしの選考はどう行われるの?

  • 面接・作文または小論文・実技検査などで総合評価
  • 実施内容は学校によって異なる
  • 面接・作文の準備はしっかり必要

エンカレッジスクールでは、学力検査は行われず、面接・作文または小論文・実技検査などで選考されます。

これらに調査書(中学校の成績や生活記録)を加えて、生徒さんの学習意欲や個性、コミュニケーション能力などを多面的に判断する仕組みです。

ただし、実施される検査の内容は学校によって異なります。たとえば蒲田・足立東・秋留台・練馬工科は実技検査を実施しません。また、中野工科は小論文または作文を実施せず、東村山は実技検査を実施するなど、学校ごとに違いがあります。

志望校が決まったら、必ず最新の東京都教育委員会資料で実施内容を確認しましょう。

「学力検査がない=試験対策がいらない」というわけではなく、面接や作文に向けた準備はしっかり必要です。不登校経験のあるお子さまの高校受験対策についてはこちらの記事もあわせて参考になりますよ。

志望理由を自分の言葉で伝えられるよう、なぜエンカレッジスクールを選んだのか、入学後に何をしたいのかを整理しておきましょう。

推薦入試の内容と評価ポイントを紹介

  • 中学校長の推薦に基づく出願
  • 調査書・面接・作文の組み合わせ選考
  • 学習意欲や生活態度・出席状況を重視

エンカレッジスクールでも、推薦に基づく選抜が実施されています。

推薦に基づく選抜では、中学校長の推薦に基づいて出願し、調査書、面接、作文(または小論文)を組み合わせた選考が行われるのが一般的です。

評価ポイントとしては、学習意欲、生活態度、出席状況、課外活動への取り組みなどが重視される傾向にあります。

面接では、志望理由や入学後の目標、自分の長所や課題などを問われることが多いため、しっかりと準備しておく必要がありますね。推薦に基づく選抜は出願時期が早めに設定されていることが多いため、早めに情報収集を始めることが大切です。

第一次募集の流れと必要書類をチェック

  • 令和8年度入試から分割募集が廃止され第一次募集で選抜
  • 入学願書・調査書・自己PRカードなどを準備
  • 東京都教育委員会の公式サイトで最新情報を確認

令和8年度入試から、都立高校全日制課程の分割募集は廃止され、第一次募集で選抜することになりました。

エンカレッジスクールでも、調査書、面接、作文や小論文、実技検査(学校によって異なる)を組み合わせた選考が行われます。

出願の流れは、まず中学校を通じて願書を提出し、指定された日程で面接や作文試験に臨むのが基本的な形です。必要書類としては、入学願書、調査書、自己PRカードなどが一般的で、入学考査料の納付も求められます。

自己PRカードには、なぜその学校を選んだのか、入学後にどんな高校生活を送りたいのかなどを具体的に記入する必要があります。書類の準備には時間がかかるため、出願期間が近づく前から計画的に取り組んでいきましょう。

最新年度の入試日程・選抜方法は、東京都教育委員会の実施要綱で必ず確認してくださいね。

倍率はどれくらい?過去の競争率を確認

  • 倍率は年度や学校・入試区分によって大きく異なる
  • 人気校では倍率が高くなり不合格者も発生
  • 公式サイトで過去数年の倍率推移をチェック

エンカレッジスクールの倍率は、年度や学校、入試区分によってばらつきがあり、定員を下回る年度もあれば推薦に基づく選抜で高倍率になる年度もあります

倍率が低めに見える年度でも、「誰でも必ず合格できる」というわけではありません。

人気のある学校や定員に対して志願者が多い年度では、倍率が高くなり選考で不合格となるケースも見られます。最新の倍率情報は、東京都教育委員会の公式サイトや、各学校の入試結果ページで確認できますよ。

志望校を決めるときは、過去数年間の倍率推移をチェックすることで、傾向をつかみやすくなります。倍率だけで判断するのではなく、自分に合う学校かどうかを総合的に見極めることが大切なんです。

落ちた人にはどんな特徴がある?家庭でできる対策のコツ

  • 志願理由が曖昧で具体性に欠ける準備不足が要注意
  • 面接練習・作文対策は家庭でも進められる
  • 志望理由の言語化が合格への第一歩

「学力検査がないなら誰でも入れる」と思われがちですが、実際には不合格となるケースも一定数存在します

不合格リスクを高めやすい準備不足の例としては、志願理由が曖昧で具体性に欠ける、面接で意欲が伝わりにくい、中学校での出席状況に課題があるといった点が挙げられます。

「ただ入りやすそうだから」「家から近いから」といった理由だけでは、面接官にお子さまの本気が伝わりにくいんですね。

では、家庭ではどんな対策ができるのでしょうか。具体的なステップに分けてご紹介しますね。

ステップ①:志望理由を言語化する

まずは、お子さまと一緒に「なぜこの学校に行きたいのか」を紙に書き出してみましょう。

・「学校のどんな特徴に惹かれたか」(例:30分授業、二人担任制など)
・「自分のどんな経験と結びつくか」(例:中学校で集中が続かなかった)
・「入学後にどんな自分になりたいか」(例:毎日休まず通いたい)

この3つを組み合わせて1〜2分で話せる形にまとめておくと、面接で説得力のある答えになります。

ステップ②:面接練習を3段階で行う

面接練習は、いきなり本番形式で行うと緊張してしまうので、段階的に進めるのがコツです。

・第1段階:鏡の前で一人で話す練習(表情・姿勢のチェック)
・第2段階:家族を相手に練習(目線・声の大きさのチェック)
・第3段階:中学校の先生に模擬面接をお願いする(本番に近い緊張感)

練習を録音・録画して見返すと、自分では気づかなかった癖や改善点が見つかりますよ。

ステップ③:作文の構成テンプレートを覚える

作文では「序論・本論・結論」の3部構成を意識すると、まとまりのある文章になります。

・序論(全体の15%):テーマに対する自分の考えを一文で示す
・本論(全体の70%):具体的な体験談や理由を2つ挙げて説明する
・結論(全体の15%):序論の考えに戻り、入学後の決意でしめくくる

中学校の先生に添削をお願いするほか、保護者の方も「読んでみてわかりにくい部分はないか」という視点でフィードバックすると、お子さまの自信につながります。早めに準備を始めることで、本番でも落ち着いて力を発揮できるようになりますよ。

学費はどれくらい?無償化の対象になる?

  • 授業料は年額118,800円(一般的な都立高校と同水準)
  • 令和8年度から就学支援金の所得制限が撤廃
  • 教科書・教材・修学旅行積立金などは別途必要

エンカレッジスクールは都立の全日制高校であるため、学費は一般的な都立高校と同じ水準に設定されています。

授業料は年額118,800円が基本ですが、令和8年度から高等学校等就学支援金の所得制限が撤廃され、対象期間内で授業料相当額が支援される仕組みになりました。

これまで世帯年収によって支援の有無が分かれていましたが、現在はすべての家庭が対象となります。

授業料以外に必要な費用としては、次のようなものが挙げられます。

・教科書代(年間1〜2万円程度)
・教材費・実習費(年間1〜3万円程度)
・修学旅行積立金(3年間で5〜10万円程度)
・制服代(指定がある場合、5〜8万円程度)
・PTA会費・生徒会費(年間1万円前後)

制度を利用するには申請が必要で、学校を通じて案内される手続きに沿って進める形になります。経済的な不安がある場合は、奨学金制度についても、学校や自治体に相談することが可能です。

「入学料」については、都立高校の場合は5,650円と私立に比べて大幅に低く抑えられています。早めに情報を集めておくと、家計の負担をイメージしやすくなりますね。

自己PRカードや面接で押さえたいポイント

  • 自分のエピソードを交えた具体的な志願理由
  • 誠実な態度とはきはきとした受け答え
  • 事前の模擬面接で本番に備える

自己PRカードや面接は、エンカレッジスクールの入試において重要な評価ポイントのひとつです。

自己PRカードでは、「なぜこの学校を選んだのか」「入学後に何を頑張りたいのか」「将来どんな大人になりたいのか」を具体的に書くのが基本となります。テンプレートの言葉ではなく、自分自身のエピソードを交えながら書くことで、説得力のある内容になりますよ。

自己申告書の書き方についてはこちらの記事も参考になりますので、あわせてご覧くださいね。

面接で押さえたい3つのポイントは、次のとおりです。

・姿勢・表情:背筋を伸ばし、口角を少し上げて柔らかい表情を意識する
・声・話し方:普段より少し大きめの声で、ゆっくりはっきり話す
・内容の組み立て:結論→理由→具体例の順で話すと伝わりやすい

志望理由を伝えるときは、「学校の特徴」と「自分の経験」を必ずセットで話すのがコツです。たとえば「30分授業に魅力を感じました(特徴)。中学校で集中が続かず授業についていけなかった経験があるからです(経験)」のように、なぜそう思うのかまで踏み込んで話せるよう準備しましょう。

高校面接の志望理由の伝え方についてはこちらの記事でも詳しく解説しています。

事前に中学校の先生や保護者に協力してもらい、模擬面接で練習を重ねておくと本番でも落ち着いて臨めますね。緊張するのは当たり前なので、完璧を目指さず自分らしく答えることを意識してくださいね。

卒業後の進路は?大学進学や就職の実態を解説

  • 進路実績は学校によって異なる傾向
  • 普通科と工科系で進路傾向に違いあり
  • 進路の選択肢を広げる準備のコツ

エンカレッジスクールを卒業した後の進路は、生徒さんの希望によってさまざまな選択肢があります。

進路実績は学校によって異なるため、最新の傾向は各校公式サイトで確認するのがおすすめです。

ここでは、大学・短大・専門学校への進学、就職、それぞれの一般的な傾向と、進路の選択肢を広げるためのコツについてご紹介していきますね。

大学・短大・専門学校への進学傾向は?

  • 進学先は学校・生徒によりさまざま
  • 普通科では大学・短大・専門学校・就職と幅広い
  • 家庭教師や塾の併用が有効な進学対策

エンカレッジスクールから大学・短大・専門学校へ進学する生徒さんは一定数存在し、卒業後の進路として進学を選ぶケースは決して珍しくありません。

とはいえ、普通科4校と工科2校では進路傾向が異なります

普通科では大学・短大・専門学校・就職と幅広い進路が見られ、工科系では専門学校や技術系就職への進学が目立つ傾向にあります。

特に専門学校への進学は人気が高く、医療、福祉、調理、美容、IT、デザインなど多様な分野で活躍を目指すお子さまが多いんです。進学を強く希望する場合は、学校での学習に加えて、家庭教師や塾を活用するなど学校外の学習サポートを取り入れる工夫が有効ですね。

就職を選ぶ卒業生はどれくらい?仕事内容も紹介

  • 就職先は学校・地域により異なる
  • 工科系卒業生は技術系の仕事に進むケースが多い
  • ハローワーク連携の就職指導が充実

エンカレッジスクールでは、卒業後に就職を選ぶ生徒さんも一定数います。

就職先は学校や地域、お子さまの希望によって異なりますが、製造業、サービス業、流通業、福祉関連、事務職など幅広い分野が選ばれる傾向にあります。

特に工科系のエンカレッジスクール卒業生は、ものづくりや技術系の仕事に進むケースが多く、3年間で身につけた専門スキルを生かせる進路を選んでいます。

各学校では、ハローワークや地域の事業所と連携した就職指導が行われており、求人情報の提供や面接対策などのサポートが受けられます。「進学か就職か」で迷っている段階でも、早めに進路指導の先生に相談しておくことで、選択肢を広げながら準備を進められるはずです。

卒業後の選択肢を広げるための準備のコツ

  • 1年生から興味分野を考え進路指導を活用
  • 2年生でオープンキャンパスや職場見学に参加
  • 3年生は家庭教師など外部サポートで仕上げ

卒業後の選択肢を広げるためには、高校在学中からの計画的な準備がとても大切です。

まず、1年生のうちから「自分が何に興味を持っているのか」を考え、進路指導の先生やキャリア教育の機会を活用していきましょう。

2年生になったら、興味のある分野について実際に調べたり、オープンキャンパスや職場見学に足を運んだりすることで、具体的なイメージをつかむのがおすすめです。3年生では、志望校・志望企業に合わせて学習や対策を進める段階となります。

進路の選択肢を広げる方法のひとつとして、家庭教師の活用も検討してみてはいかがでしょうか。私たち家庭教師のランナーは、勉強が苦手なお子さまへの指導に特化しており、これまで30,034人のお子さまをサポートしてきました。

発達障害コミュニケーション指導者の資格を持つスタッフも在籍しているため、お子さま一人ひとりの特性に寄り添った指導が可能なんです。学校での学びと並行して、家庭での学習サポートも検討してみてくださいね。

エンカレッジスクールについてよくある質問

  • 私立のエンカレッジスクールはあるのかという疑問
  • 中学校の成績がどれくらい重視されるか
  • 部活動・転校・口コミなどよくある疑問に回答

ここまでエンカレッジスクールの基本から入試、卒業後の進路まで詳しくご紹介してきました。

最後に、保護者の方や受験を考えているお子さまからよく寄せられる質問をピックアップして、ひとつずつお答えしていきますね。

私立のエンカレッジスクールはあるの?

  • 「エンカレッジスクール」は都立高校に対する名称
  • 制度上のエンカレッジスクールは都立高校に限られる
  • 私立でも学び直し支援の学校は多数あり

「エンカレッジスクール」という名称は、東京都が指定する都立高校に対して用いられるものです。

そのため、制度上のエンカレッジスクールとして東京都が指定している私立学校はありません。

ただし、私立高校のなかにも、学び直しや不登校経験者を支援する学校は数多くあります。具体的には、サポート校や通信制高校、特色ある教育課程を持つ私立高校などが該当します。

「都立だけでなく私立も含めて検討したい」という方は、こうした選択肢も視野に入れて情報収集を進めるのがおすすめです。地域の進学情報サイトや高校受験フェアなどを活用すると、自分に合った学校が見つかりやすくなりますよ。

中学校の成績はどれくらい重視されるの?

  • 調査書は評価の一要素として参考にされる
  • 成績よりも面接・作文・志願理由書の比重が大きい
  • 出席状況や生活態度も評価対象に

エンカレッジスクールの入試では、中学校の成績(調査書)も評価の一要素として参考にされます。

とはいえ、一般的な都立高校の入試と比べると、成績そのものへの比重は相対的に低めに設定されている傾向があります。

成績よりも、面接での受け答え、作文の内容、志願理由書に込められた意欲などが、より重視される評価項目となります。

「中学校の成績にあまり自信がない」というお子さまでも、面接や作文での自己表現がしっかりしていれば、合格のチャンスは十分にあるんです。日々の積み重ねが評価につながるため、3年生になってからではなく早めの準備が大切ですね。

部活動や学校行事はあるの?

  • 運動部・文化部ともに複数の部活動を用意
  • 体育祭・文化祭・修学旅行などの学校行事も実施
  • 部活動の種類や活動頻度は学校によって異なる

エンカレッジスクールは全日制の都立高校であり、一般的な高校と同じように部活動や学校行事が行われています

運動部、文化部ともに複数の部活が用意されており、生徒さんは興味のある活動に自由に参加することができます。体育祭、文化祭、修学旅行といった学校行事も実施されており、仲間と協力しながら高校生活ならではの思い出を作れる環境です。

ただし、部活動の種類や活動頻度、行事の内容は学校によって異なります。

「不登校だったから集団行動が不安」というお子さまも、無理のない範囲で参加できるよう、教員がきめ細かくサポートしてくれます。気になる学校の活動内容は、公式サイトや説明会で確認するのがおすすめです。

こうした行事や部活動を通じて自信を取り戻し、人間関係を広げていく生徒さんも多いんですよ。

途中で他の高校に転校することはできるの?

  • 制度上は他校への転校(転学)が可能
  • 転校先に欠員と転入試験合格が条件
  • 担任・進路指導の先生との早めの相談が大切

エンカレッジスクールから他の高校への転校(転学)は、制度上は可能となっています。

ただし、転校先となる高校に欠員があり、転入試験に合格することが基本的な条件として求められます。

転校の主な理由としては、家庭の事情による引っ越し、進路目標の変更、より自分に合う学習環境を求めるケースなどが挙げられます。

転校を検討する場合は、まず在籍中の学校の担任の先生や進路指導の先生に相談し、具体的な手続きや必要書類について確認することが大切です。

評判や口コミは実際どうなの?

  • 「先生が親身」「自分のペースで学べた」と好評の声
  • 「進学指導が物足りない」という意見もある
  • ネット情報だけでなく説明会で確認するのが重要

エンカレッジスクールの評判や口コミは、ネット上で検索するとさまざまな意見が見つかります。

「先生が親身で安心して通えた」「自分のペースで学習できて自信がついた」といったポジティブな声が多く見られる一方で、「進学指導が物足りない」「もっと早く知りたかった」といった意見もあるんです。

口コミはあくまで個人の体験に基づくものであり、お子さまの状況や相性によって感じ方は大きく変わります。そのため、ネットの情報を鵜呑みにするのではなく、学校説明会や見学会で実際の雰囲気を自分の目で確かめることが何より大切ですね。

エンカレッジスクールでの学習と並行して、お子さまに合った家庭学習のサポートを取り入れることで、進路の選択肢はさらに広がります。

私たち家庭教師のランナーでは、90分の無料体験レッスンを実施しており、お子さまの学習状況をプロが見て、合った勉強のやり方を具体的にご提案しています。不登校経験のあるお子さまの高校受験準備についてはこちらの記事もあわせて参考になりますよ。

体験レッスンでは、講師との相性も確認していただけるため、契約前にじっくり判断できる仕組みです。

無理な勧誘や高額な教材販売は一切なく、月謝制で続けやすい料金体系なので、ご家庭の事情に合わせて気軽に始められます。気になる方は、お気軽にお問い合わせくださいね。

ランナーの無料体験はこちら!

エンカレッジスクールとはについてまとめ

  • ・エンカレッジスクールは学び直しを応援する都立の全日制高校
  • ・学力検査なし入試・30分授業・少人数習熟度別・二人担任制が特徴
  • ・都内に普通科4校・工科2校の計6校が設置されている
  • ・チャレンジスクール・通信制とは対象や通学スタイルが異なる
  • ・「やばい」噂は漠然としたイメージで実態は学び直し支援の校風
  • ・発達障害や不登校経験のあるお子さまの進学先としても検討できる
  • ・家庭学習サポートの併用で進路の選択肢をさらに広げられる

ここまで、エンカレッジスクールの定義から都立6校の特色、入試制度、チャレンジスクールとの違い、気になる「やばい」という噂の実態まで、幅広くご紹介してきました。

エンカレッジスクールは、小中学校で十分に能力を発揮できなかった生徒さんのやる気を育て、学校生活を充実させることを目的とした、東京都独自の全日制高校制度です。

学力検査のない入試、30分授業、少人数・習熟度別クラス、二人担任制、体験学習など、学び直しを後押しする独自の仕組みが充実しています。

「やばい」という噂の正体は、偏差値や進学実績に関する漠然としたイメージから来るものが多く、実際には学び直しを支援する独自の校風を持つ学校なんです。発達障害や不登校経験のあるお子さまも進学先として検討でき、再スタートの場としても多くの生徒さんに選ばれています。

記事を読み終えたあと、保護者の方が今日から取り組める3つのアクションをまとめておきますね。

①気になる学校の説明会・見学会の日程をチェック(東京都教育委員会や各校公式サイトで確認)
②お子さまと一緒に志望理由を言語化する(「どんな学校特徴に惹かれたか」を紙に書き出す)
③家庭学習のサポート方法を検討する(家庭教師・塾・自宅学習など、お子さまに合う方法を選ぶ)

あわせて読みたい記事として、不登校中学生の進路選択についてはこちらの記事、発達障害のあるお子さまが通える高校についてはこちらの記事も参考になります。

お子さまの状況に合わせて、ぜひ目を通してみてくださいね。お子さまに合った進路選びの第一歩を、ここから一緒に踏み出していきましょう。

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