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勉強しない中学生の親御さん必見!やる気を出させる方法を解説

2024.08.19

中学生のお子さんを持つ親御さんの中には、「なぜうちの子は勉強しないのだろう?」と悩んでいる方も多いのではないでしょうか。机に向かったかと思えばスマホやゲームばかり。出かければ遊ぶのに夢中で帰ってこない。親としてはとても心配ですよね。今回は、そんな勉強をしない中学生のお子さんを持つ親御さんへ、お子さんのやる気を引き出す方法をご紹介していきます。

子どもが勉強しない原因と理由

子どもが勉強しない原因と理由

勉強に対しやる気がでないお子さんはたくさんいらっしゃいます。「小学校のときと何が違うの?」「どうして勉強をしなくなっちゃったの?」。 中学生のお子さんが、やる気を出せなくなる主な原因をご紹介します。

勉強以外の楽しいことがたくさんある

YouTubeやTikTokなどのSNS、オンラインゲームなど、いまの子どもたちの周りには、私たち親世代が中学生だったころよりも、楽しいものがたくさんあります。

SNSが特にそうですが、これらの楽しいことは交友関係を深めるきっかけになることもあるため、「すべてを断つべし」とは言えないのが難しいところ。大切なのは、「スマホやゲームは1日1時間」「食事中にスマホを触らない」などきちんとルールを決め、メリハリをつけることです。

こういったルールは、親が一方的に決めるのではなく、お子さんと一緒に考え、自分で決めさせるようにしましょう。また、約束を破ったときは禁止するのではなく、自分で決めた約束を守れなかったことを自覚させ、その原因がどこにあるかを考えることが必要です。どうしてルールを破ってしまったのか、振り返りをする時間を設けるようにしましょう。

小学生のときよりも気を遣う対象が増える

中学生になると、今まではなかった部活での上下関係が生まれたり、科目毎に先生が変わり関わる大人が増えたりと、新しい人間関係が生まれます。友達との関係性も小学生のときよりも複雑になっていくものです。

学校で過ごす時間が生活の大半を占める子どもたちにとって、学校で良好な人間関係を築くことは、一番の関心事ともいえるかもしれません。特に中学生は、親から自立をし始める時期。自我が芽生え、自分の見た目や性格なども気になってくる時期でもあります。

つまり中学生は、前述した楽しいこと以外にも日常における「気になること」が増え、勉強に集中しにくくなりやすい時期といえます。

勉強における成功体験がない

子どもに限らず、できないことに挑戦し続けるのは苦しいことです。

努力が報われない状態が続けば、「自分には向いていない」「自分にはその能力が備わっていない」と諦めモードに。そうなれば当然、やる気は生まれません。

反対に「できるようになった」という成功体験は、もっとやってみようというモチベーションを生み出し、それがいつしか“楽しい”に変わっていきます。勉強も同様。「わかった」「できた」という成功体験を得られれば、勉強が楽しくなり、やる気は高まっていくものです。

反抗期だから親の言うことを素直に聞きたくない

中学生になり、反抗期に突入するお子さんもたくさんいらっしゃいます。みなさんも自分の中学生時代を振り返ったときに、思い当たるふしがあるのではないでしょうか。

理由は特にないけれど、つい親に反抗的な態度を取ってしまう。中学生になると、そういったことが起こりやすくなります。その反抗的な態度のひとつとして、親から勉強をするように言われれば言われるほど、やる気を失ってしまうというお子さんもたくさんいらっしゃいます。

勉強しない中学生、学年別の特徴

勉強しない中学生、学年別の特徴

ここまでは中学生全体の傾向を見てきましたが、ここでは学年別の特徴をご紹介します。

中学1年生

部活で先輩・後輩という新たな人間関係が生まれたり、初めての定期テストが実施されたり。中学校へ進学すると、いままでとまったく異なる習慣や生活にさらされます。

中学1年生のときに起こる変化は、小学校とのギャップに悩み中学校の環境にうまく馴染めない状態を指す「中1ギャップ」という言葉があるくらいに大きいもの。中学1年生の間は環境に慣れるのに精一杯というお子さんもたくさんいらっしゃいます。

そのため中学1年生は、新しい環境に馴染むためのプレッシャーや戸惑いから、勉強への意欲が低下しやすい時期です。また、小学校時代に比べ各教科の専門性が上がり、勉強が急に難しくなるので、授業についていけないと感じてしまうお子さんも多くいます。それにより、勉強に対するやる気がなくなってしまう場合があります。

中学2年生

学校にも慣れ少し余裕が出てくる時期ではありますが、レギュラーに選ばれたり後輩ができたりと、部活動に打ち込みたくなる時期でもあります。冬になると先輩が部活を引退し、自分たちの代が部長や副部長などを務めるようにもなるので、部活に対するやる気がさらに増し、そのぶん勉強は後回しに。

学校から帰ってきても疲れて寝てしまう、机に向かう体力が残っていないというお子さんも多くなるでしょう。成績が急激に下がる人も増えやすく、勉強に対しては「中だるみの中2」と言われることもあります。

中学3年生

中学校生活における一大イベント、「高校受験」を意識する学年で、自然と「勉強しなければ」というプレッシャーが増します。そのプレッシャーが勉強への原動力になればよいのですが、反対にそれがストレスとなり、頭ではやらなければと思っていても勉強を避けてしまうお子さんもます。

また周囲の人が勉強をし始めるため、成績が伸び悩み、周りよりも学力が足りていない現実を認識しやすく、それが引き金となり勉強へのモチベーションが下がってしまう場合もあります。

勉強しない中学生を放っておくとどうなる!?

勉強しない中学生を放っておくとどうなる!?

最初にお伝えしておきたいのは、長い人生において勉強がすべてではないということです。自分ならではの強みややりたいことを見つけたり、かけがえのない人間関係を築けたり、勉強ができなくとも、人生の満足度があがるきっかけはたくさんあります。

学校で学ぶ知識は社会に出て人と会話をする際の基礎的な知識になりますが、もしそれを知らなくても、人柄や大人になってからの努力で挽回できる場合もあるでしょう。しかしそれはレアケース。

ここでは、勉強ができない状態を放っておいてしまった場合、起きる可能性がある事柄をご紹介します。

授業についていけず学校に行くのが苦痛になる

勉強とはつみかさね。以前習ったことが次の単元を理解するうえで必要な知識になるというケースは往々にしてあります。そのため、日々の授業をきちんと理解できずにいると、授業についていけなくなり、挽回するのにかなりのエネルギーが必要になります。

当然ですが、学校で過ごす時間のほとんどは授業にあてられるので、授業を受ける時間が苦痛になり、学校に行くこと自体が嫌になってしまうというお子さんもいらっしゃいます。

自分に自信がなくなり自己肯定感が下がる

勉強をせず授業が理解できなくなったとき、人によっては「どうせ自分は頭が悪いから」と自分自身を卑下し始める可能性があります。

多感な中高時代は、周りと自分を比べやすいときでもあるので、誰しも多少は自分自身について悩み、自己を肯定できなくなってしまうものです。しかし、このときにあまりにも自己肯定感が下がってしまうと、大人になったときにもその考え方から抜け出せず、必要以上に思考がネガティブになったり、仕事や人間関係に悪い影響を及ぼしたりする可能性があります。

受験に失敗し将来に対する希望が持てなくなる

特に中学3年生では、勉強をしないことで受験に失敗するリスクが高まります。希望する学校に進学できず、学校に通うのが嫌になってしまったというお子さんも少なからずいます。

また受験に失敗したことで、3年後の大学受験に対しても、「どうせ受からない」と後ろ向きな考えを持ってしまう場合もあります。そうやって諦めグセが付いてしまうと、自ずと将来の選択肢は減ってしまいます。

もちろん失敗がきっかけで、これではいけないと踏んばれる人もいますが、全員がその強さを持っているとは限りません。

苦手なことに対して頑張る気力が持てず、何かやりたい仕事が見つかったとしても、その仕事に必要な知識やスキルを得るための努力ができず、最悪の場合、なんとなく不満を抱えながら生きていくという末路を迎える…ことも考えられます。

嫌なことからすぐ逃げてしまう「逃げグセ」がつく

お仕事をされている親御さんなら身にしみて感じているかもしれませんが、働くということには「嫌なこと」「大変なこと」がつきものです。それでもそういったマイナスの気持ちと折り合いをつけて生きていくのが大人です。

ただ、学生時代に勉強が嫌いだからと逃げてばかりいると、嫌なことから逃げるクセがついてしまい、何かをやり抜く胆力が育たなくなってしまいます。大人になってやらなければならないことに向き合うとき、この胆力がないと、胆力のある人以上にたくさんのエネルギーを使わなければならなくなってしまいます。

つまり、子どものときに逃げグセを付けないようにしたほうが、嫌なことや大変なことに対峙したときに、それらを乗り越えるのに必要なエネルギーが少なくて済むのです。

自発的な勉強・学び

中学生のお子さんが勉強にやる気を出せない理由、そしてそれが続いた場合、抱えてしまうリスクがわかったところで、やる気を出す方法をいくつかお伝えします。

親御さんの接し方

子どものときに親に「勉強しなさい」と言われたときのことをぜひ思い出してみてください。「やろうとしたところだったのに…」と一気にやる気がなくなった、なんていう経験はありませんか? 

「勉強しなさい」とい言われると、子どもは命令されているように感じてしまうもの。そうなると反発したくなってしまうのです。それは大人も同じですよね。

実際にとある機関が行った調査では、親から「勉強しなさい」と言われた子どもと、言われていない子どもでは、言われなかった子どものほうが平均勉強時間が長いという結果が出ています。

とはいえ、「うちの子は何も言わなかったら本当にまったく勉強しないし…」と不安になる親御さんもいらっしゃるでしょう。ならばどうしたらよいのか。

前述の調査の結果によると、頭ごなしに「勉強しなさい」というのではなく、なぜ勉強をするのか、勉強の意義や大切さをお子さんに伝えていたときのほうが、お子さんはよく勉強します。

勉強する意義を伝えることで、親から命令されているという感覚は薄れ、子どもたちは自発的に勉強をしようとするのです。

データ引用元:第4回子育て生活基本調査(小中版) [2011年]
https://berd.benesse.jp/berd/center/open/report/kosodate/2011/hon/pdf/data_07.pdf

目標を細分化し、「できた」という成功体験を増やす

いままでテストで30点だった人が、いきなり90点を目指すのは現実的ではありません。掲げ得る目標が高すぎると、いつまで経っても達成できず、「やっぱりできなかった」という挫折が積み重なり、やる気は失われていきます。

やる気を維持するコツは、少し頑張れば達成できる目標を掲げることです。それは点数でなくても構いません。「毎日30分勉強する」「単語を毎日10個覚える」といった、日々コツコツ続けられるものでもいいのです。

目標を達成できなかったとしても責めない

目標をいくら細分化したとしても、達成できないこともあるでしょう。このときに、「全然できていないじゃない」「もっと勉強しないと」と責めてしまっては、お子さんのやる気を削いでしまいます。

できなかったことを責めるのではなく、頑張りを認めつつ、なぜできなかったのかを一緒に考え、その対策を導き出しましょう。

自分に合った勉強の進め方を研究する

勉強のやる気が上がらなかったり、勉強の成果が出なかったりする原因のひとつに、「勉強のやり方がわからない」というものがあります。

テキストで勉強するほうが理解が早い人もいれば、練習問題を繰り返しとくことで頭に定着させていく方法が合う人もいますし、紙の教材よりも動画で学んだほうが理解できるという人もいます。つまり、人によってベストな勉強のやり方は異なるのです。

とはいえ自分にあった勉強方法をお子さんが一人で見つけるのは難しいもの。いろいろ試したけれど結局、どの方法でもあまり効果がなかった場合は、家庭教師などのプロの手を借りるのもひとつの手です。

勉強に対して悩みを抱えるお子さんをたくさん見てきているプロなら、それぞれの得意不得意を見抜き、適切なアドバイスを与えることができます。勉強が苦手と感じているお子さんは、その原因が「やり方がわからない」だけの可能性もあるので、ぜひ検討してみてください。

勉強しなかった中学生が受験に合格した事例

勉強しなかった中学生が受験に合格した事例

最後に、家庭教師ランナーで実際にあった勉強をしなかった、中学生が受験に合格した事例をいくつかご紹介します。

事例1:5教科で100点アップし、志望校も合格

小学校のころは、テストで難なく90 点以上を取れていたものの、中学生になってまったく点が取れず、周りのお友だちも点数が悪かったため、このままでもいいかなと気にせずにいたというはやとくん。お母様の勧めにより家庭教師ランサーの授業を受けることにしました。

はやとくん本人も最初はできればやりたくないと思っていたそうですが、力を入れている部活と両立できると聞いて、それならやってみようかなと、レッスンを受け始めてくれました。

はやとくんを担当したあやたか先生は、はやとくんのモチベーションが下がっているときには、「このままじゃだめだよ!」と叱咤激励し、大事なところをまとめたオリジナルのプリントを用意。それにより、はやとくんもわからなかったところがわかるようになったといいます。

生徒それぞれの苦手なポイントを把握し、それぞれにあったペースで授業を進めていけるのも個別指導の家庭教師ならではの魅力。結果、定期テストの点数は5教科で100点アップし、志望校にも無事合格しました。

事例2:塾に通ってもなかなか成績があがらなかった子が学力テストで85点アップ!

勉強の仕方がわからず、とりあえずワーク(問題集のこと?)を解いてはみたものの、勉強はできるようにならず…。先生に質問しようとしてみても、自分が何を理解できていないのかがわからず、何を質問したらいいかもわからない状態。そんな状態で家庭教師ランナーにたどり着いたのがたくみくんです。

たくみくんは塾にも通っていましたが、他の生徒と一律の授業を受けていたため、自分自身がわからない箇所についてじっくりと教えてもらうことはできなかったそうです。しかし家庭教師ランナーのレッスンはマンツーマンなので、何が苦手かを先生が分析してくれます。

その分析に基づき授業を調整してくれたことで、やればやるだけ点数があがるという状態に。これまでわからなかった勉強のやり方についても先生がアドバイスしてくれたそうです。

たくみくんの進捗状況に合わせて先生が宿題を出してくれたことで、普段から勉強をする習慣が付いたのもポイント。親御さんによると、明るく厳しい先生がたくみくんの反抗期にも対応し、勉強へのやる気が下がらないよう気を配ってくれたそうです。

事例3:5教科で合計222点アップ! 苦手な英語は41点もアップ!

受験生(中学3年生)になってもその自覚がなく、勉強のやり方にもさっぱり興味がない状態で家庭教師ランナーの体験レッスンを受けたひーちゃん。先生の教え方がとてもわかりやすく、勉強への興味がわいたことで、家庭教師ランナーを始めることになりました。

レッスンを通じ、毎日勉強をする習慣が付き、苦手な英語も少しずつ分かるように。次第に勉強をするのが楽しくなったそうです。また、勉強だけでなく、レッスンがおわったあとに先生と好きな芸能人の話をするのも楽しかったようで、先生が来る日が楽しみに。自然と勉強をする習慣が付いていきました。

まとめ

中学生の勉強に対するやる気が生まれないという問題は、ただ単に怠けているわけではなく、様々な背景があることをおわかりいただけたでしょうか。10人いれば10人性格が異なるように、勉強へのやる気が生まれない理由は人それぞれです。

お子さんのやる気を引き出すためには、画一的な手法を取り入れるのではなく、マンツーマンで勉強が嫌いな理由を探り、それぞれにあったベストな勉強方法を二人三脚で考えていく必要があります。

これまで、たくさんの勉強嫌いのお子さんからやる気を引き出し、成績をアップさせてきた家庭教師ランナーなら、ひとりひとりに合ったやり方を提案できるので、勉強ができるようになる達成感を得られるようになります。

「どうしたら我が子のやる気が出るんだろう」と悩んでいる方はぜひ一度、体験レッスンを受けてみてはいかがでしょうか。

家庭教師のランナー:中学生コース

この記事の監修者

マインズ株式会社
本部

大島 あずさ

教育現場を志していたところ、家庭教師という仕事に出会い、「1対1での指導の素晴らしさ」に惹かれ、気がつけば10年になっています。勉強が苦手な子にももちろんですが、「理解することの楽しさ」を一人でも多くのお子さんに伝えるために日々努力しています。

# 経歴
家庭教師歴10年。家庭教師として仕事をしながら教師へのサポート業務も行いつつ、マインズ株式会社に入社。現在はマインズ株式会社本部に所属し、コンテンツ作成やサービス向上のためのコンテンツ制作に勤しんでいる。

# 得意領域
- 学習支援コンテンツ制作
- 勉強が苦手な子へのアプローチ

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